福ヶ笑のTRPGログ

福ヶ笑のTRPGログ

ほぼほぼ自分用のTRPG活動記録です。 同卓してくれた方々に圧倒的感謝を。

CoC「ねこの小道」みずほさん卓



◆注意事項

この記事は、CoC「ねこの小道」(れーべ様作)のネタバレを含みます!

 

◆権利表記

本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」

 

==========

[メイン]KP : ―朝がやってきました。いつもの朝。お出かけに最適なお日和です。
外では、誰かが犬の散歩でもしてるのでしょうか。犬の鳴き声が聞こえたりしています。

[メイン]KP : お部屋のテレビからは、ローカルニュースが流れたりしています。

[メイン]KP : 真緒さんは今日は、お仕事でしょうか。それとも、休日でしょうか。
朝食をとったり、身支度しながら、ローカルニュースに耳を傾けられるなら、ここで<聞き耳>など、なさって下さい。@

[メイン]宮尾 真緒 : 金曜日の朝、今日は出勤で(週末は何しようかなぁ)くらいのテンションで天気予報ついでに朝の番組を流していると思います。

[メイン]宮尾 真緒 : では聞き耳やってみます。

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 85 > 85 > 失敗

[メイン]宮尾 真緒 : あらま

[メイン]KP : ローカルニュースは、とりとめない話題を流しています。
季節の話題やら、イベントの話題。
クリスマスイブなので、その話題などが中心みたいですね。

[メイン]KP : あとは、特にこれと言って、気になる話題はなかったかもしれません。
動物好きの真緒さんでしたら。猫カフェがオープンしたという話は、耳に入っているかも?
…程度ですね@

[メイン]宮尾 真緒 : 猫カフェ! 俄然興味を持ちます。 ……で、ちょっとだけ実家で飼ってた、今は亡き黒猫のタンゴの事を思い出して胸がキリッと痛みます。

[メイン]宮尾 真緒 : ペットロス、まだ癒えるには時間が掛かりそうです@

[メイン]KP : それでは、特に他に何もなければ、お仕事に向かう、で、よろしいですか?@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、少しのんびりし過ぎたかも知れません。慌てて勤務する病院へ向かいます!@

[メイン]KP : では、ちょっと急ぎ足で、真緒さんはお家を出られました。
お仕事場に向かう途中、お家の近くの三叉路に差し掛かります。
ここで<幸運>ロールをお願いします。@

[メイン]宮尾 真緒 : はい!今度こそ……

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=55 【幸運】 (1D100<=55) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 45 > 45 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : やった!

[メイン]KP : ナイスです。
さて、急ぎ足で三叉路を通る真緒さん。
一瞬、視界が歪んだような気がします。
気のせい? でも? と思っていると…

[メイン]KP : 突然、三叉路に人影が現れ、その人とぶつかりそうになります。
けれど、その人影は、ぶつかる直前に、ふっ、と消えてしまいました。

これは、幻? それとも、ハードワークで疲れが残ってるんでしょうか?

ここで <SANチェック:成功/失敗>0/1 です。@

[メイン]宮尾 真緒 : おっと来ましたねSANc

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 16 > 16 > イクストリーム成功

[メイン]宮尾 真緒 : 気は確かに保てましたー

[メイン]KP : よろしければ、ここで。RPをどうぞです。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「あ、ご、ごめんなさい!」ぶつかりそうになった人に向かって謝ろうとします。

[メイン]宮尾 真緒 : でも振り返るとその人はいなくて……戸惑って辺りを見回します。

[メイン]宮尾 真緒 : (金曜だし疲れてるのかな。……きっと癒しが必要なんだわ。)

[メイン]宮尾 真緒 : (明日あたり例の猫カフェのぞいてみようかな)と思い直して職場へ向かいます@

[メイン]KP : それでは、真緒さんはその後特に何事もなく、職場の病院につくことが出来ました。

[メイン]KP : いつもと同じくナース業務につき、お仕事をされることでしょう。年末ですが、風邪の季節なので少し忙しいでしょうか?

[メイン]宮尾 真緒 : そうですね。きっと忙しいでしょうね。休み前でもありますし。

[メイン]KP : では、忙しく業務をこなし、お昼休み。同期のナースや後輩ナースが、真緒さんに話しかけてきます。

[メイン]後輩ナース : 「先輩、猫カフェの話、聞きました? しばらくお休みしてたお店が、新装開店だそうですよ!」

[メイン]同期ナース : 「それはそうと、猿渡先生のところ。息子さん回復されたらしいわ。お祝いしようと思うんだけど、そのカフェの招待券とかどうかしらね」

[メイン]KP : …と、まあ、他愛無いと言えば他愛無い話です。@

[メイン]宮尾 真緒 : ではその話に乗っかります。

[メイン]KP : はい。是非乗っかって下さい。

[メイン]宮尾 真緒 : 「回復祝い、いいですね。わたしも猫カフェ興味あったんでご一緒してもいいですか?」@

[メイン]同期ナース : 「ええ。っていっても私、明日は日勤だから…行くとしたら明後日以降になるかしら?」

[メイン]後輩ナース : 「私も、行くとしたらちょっと後かな…って思うんです。真緒先輩、明日お休みでしたよね? もしなんでしたら…カフェの様子、偵察して来てくださいません?」と、ちょっと様子見てきて欲しいと、後輩ナースが頼んできます@

[メイン]宮尾 真緒 : 「うん、全然いーよー。猿渡先生と息子さんと先生の奥さん……招待券これで足りるかなぁ?」内心のわくわくを隠しきれずにいます@

[メイン]同期ナース : 「そうね、多分。それで大丈夫だと思うわ。だったら、招待券の調達、おねがいできるかしら?」
言ってから、同期のナースは何やら取り出してきました。。
「これ。新装開店の割引券兼ねてるチラシよ。これを持っていったら少し安くなるみたい。良ければ使ってね?」と、チラシを一枚、手渡します。それには、話題の猫カフェの場所などが書かれているようです@

[メイン]宮尾 真緒 : 「はい!任されました。」猫好きの血が騒いでチラシの情報をガン見しています。

[メイン]宮尾 真緒 : そこで我に返って、照れ笑いしながら、チラシを大事に自分のバッグにしまいます@

[メイン]同期ナース : 「招待券の代金は、ナースのみんなで割り勘、ってことになってるから。招待券の分だけは、領収書貰ってきてね」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「はーい、ちゃんと領収書もらってきまーす」疲れ気味だったけど、週末の楽しみができたので午後の仕事も乗り切れそうです@

[メイン]KP : では、そんな感じで、お昼休みも終わり、午後。特に何もなければ、恙なくお仕事は終わるでしょう。
RPあればどうぞなさってくださいね。@

[メイン]宮尾 真緒 : そうですね。いつもより足早に帰りますね。
近ければ立ち寄ってみようかと思いつつ、遠ければ家に帰ってググってみようかな、など浮ついています@

[メイン]KP : では、帰り道の途中。クリスマスイブだからなのか、比較的人手のある繁華街に差し掛かった時の事です。

[メイン]KP : 行き来する人たちの間。真緒さんは、ふと、何やら違和感を感じます。
それは、黒い服を着た人物。男性のようです。
彼はなんだかぼんやりとした様子で、佇んでいます。

[メイン]KP : 男性が気になるようなら <目星>をお願いします@

[メイン]宮尾 真緒 : 気になりますます!

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 55 > 55 > レギュラー成功

[メイン]KP : 順調ですね。

それは、黒いスーツの、白い肌の男性です。
彼は長身でやや猫背、黒い髪はくせっ毛で、所々が寝癖のようにはねています。
目の下にはくっきりとくまがあり、どこか眠たげにもみえるでしょう。
色彩に乏しい中、その目はどこか金色に輝いているようにも……?

[メイン]KP : 何か、気になるなら<アイデア>を。@

[メイン]宮尾 真緒 : (タンゴ!?……なワケないか。)

[メイン]宮尾 真緒 : アイデア振ります

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【アイデア】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 48 > 48 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : 何かに気付けたようです@

[メイン]KP : …おや? そのシルエット、どこかでみたような?
そう、今朝。三叉路で見た人影に似ているようなきがします。
でも…気のせいかもしれません。

[メイン]KP : 真緒さんが見ているうちに、その人物は、人ごみの中へと紛れ込んでしまいました。
クリスマスイブの街中です。追いかけるのは難しいでしょう。
そのまま、帰路につかれることになるでしょうか?@

[メイン]宮尾 真緒 : (あ、行っちゃった。何だか疲れてるみたいだったけど大丈夫かな?)

[メイン]宮尾 真緒 : 妙に気にはなりますが、見失ったようなので帰宅すると思います@

[メイン]KP : 冬の黄昏は早いものです。
繁華街から急ぎ足で戻る間にも、空は黄昏てきました。
帰り道、静かな交差点に差し掛かった時のことです。
ここで<アイデア>ロールをお願いします@

[メイン]宮尾 真緒 : はい!

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【アイデア】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 51 > 51 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : 順調~

[メイン]宮尾 真緒 : @

[メイン]KP : 不思議で幻想的にも思える色彩の夕焼けがとても綺麗です。
そして、夕日と足元に伸びる影がどこかものさみしく思えます。

[メイン]KP : ―同時にどことなく、ざわりとする不気味さを感じることでしょう。
周囲を見渡せば、猫はおろか、探索者以外に人影もありません。
普段よりも明らかに人の往来がなくなっており、不気味なほどに静かなのです。

[メイン]KP : 真緒さんが、交差点を抜けようとした時です。

足元をたたた、と猫が走り抜けていきました。
何となく猫を見送れば、その猫は、道が交差するちょうどその場所で、ふっと姿を消してしまいます。
 <SANチェック:成功/失敗>0/1

[メイン]宮尾 真緒 : あ、SANc

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 43 > 43 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : 成功ー@

[メイン]KP : ではここで、1D10を。
そして、不思議な現象が気になるなら<目星>をお願いします。

[メイン]宮尾 真緒 : まずは1d10を

[メイン]宮尾 真緒 : 1d10 (1D10) > 10

[メイン]宮尾 真緒 : で気になっているので目星振ります

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 3 > 3 > イクストリーム成功

[メイン]宮尾 真緒 : めっちゃ気になってるー

[メイン]宮尾 真緒 : 「え、消えた!? 交通事故? マンホールにでも落ちた? え? え?」

[メイン]宮尾 真緒 : 駆け寄りますね@

[メイン]KP : 真緒さんが見たのは、単色の猫。夕方なのと、一瞬だったので、色はよく判らなかったのですが。黒っぽい色のように見えました。
駆けよっても、猫の消えた場所には、何もいませんでした。
けれど、その代わり…

[メイン]KP : ゆらりと陽炎のように揺らめく人影が見えた気がしました。
それはちょうど、交差点の中心。二つの道が交わる、猫が姿を消した場所で。
目を凝らすより先に、その影は、ふっと、掻き消えてしまいます。
…ですが、真緒さんは、気がついてしまいます。
それは自分と、目があった、と。
SANチェック:成功/失敗>0/1

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 52 > 52 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : 背筋に寒気がしましたが大丈夫

[メイン]KP : さて、この場にとどまっていても、特に何もありません。
それより気味の悪いことが続いて、ちょっと足早になったかもしれませんね。

[メイン]KP : そうこうするうちに、お家の傍の三叉路まで帰り着きました。此処を通り過ぎれば、お家はもうすぐ。
そこの角を曲がれば…と、真緒さんが足を踏み出した時です。

[メイン]にゃんこ : 「にゃあ」と、不意に、猫の声がしました

[メイン]KP : 猫? 塀の向こうにいるのでしょうか?
…と、軽く覗いたところでそこに猫はいないし、ほかのどこにも見つけられません。

[メイン]にゃんこ : 「にゃあ、にぃ、にゃおん」と猫の声は聞こえるのですが。

[メイン]KP : ここで<アイデア>ロールをお願いしますね。

[メイン]宮尾 真緒 : はい

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【アイデア】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 8 > 8 > イクストリーム成功

[メイン]宮尾 真緒 : めっちゃ気付いたー@

[メイン]KP : その声は、やけに近くで聞こえます。
塀の上とか、茂みの中とか、そういう場所ではなくて。
真緒さんが手を伸ばしたら届きそうなほど、すぐそばで聞こえてきます。
ですが。その、猫の姿は、何処にもありません。
SANチェック:成功/失敗>0/1

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 67 > 67 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : (あれ?あれ?声はすれども姿は見えず?)きょろきょろ@

[メイン]KP : 暫く探しましたが。猫の姿は見えませんでした。
朝から立て続けに起きた、妙な出来事など、もしかしたら思い出したかもしれませんね。
猫の声は、それきり聞こえなくなりました。

[メイン]KP : もう少し、色々探してみますか? それとも、お家に戻られますか?@

[メイン]宮尾 真緒 : もう一回だけチャレンジして、ダメだったら家に帰ります。

[メイン]宮尾 真緒 : 相応しい技能はありますか?

[メイン]宮尾 真緒 : @

[メイン]KP : そうですね<目星>あたりでしょうか?@

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 55 > 55 > レギュラー成功

[メイン]宮尾 真緒 : 人目がなさそうなのをいいことに、体勢を低くしてじっくり探します@

[メイン]KP : 植え込みの中。或いは塀の裏など。探してみても、特に猫らしい影は見つかりません。
…というより。
何だか、人気がないような気さえします。@

[メイン]宮尾 真緒 : (むむぅ……何だか雰囲気がおかしい。帰った方がよさそうね)諦めて帰りますー@

[メイン]KP : では、真緒さんは、お家に戻られました。

[メイン]KP : お家に戻って、夜を迎えます。
何か、調査したいことがあれば、ネットで検索などすることが出来ます。

[メイン]KP : 調査(検索?)される場合。RPなど混ぜつつ、どうぞです@

[メイン]宮尾 真緒 : そうですねー。

[メイン]宮尾 真緒 : 見えない猫と出会った交差点あたりに、行方不明の猫とか、幽霊猫とか、変な噂が立ってないか、ツイッターとか覗いてみようかな?@

[メイン]KP : 真緒さんが不思議な現象に出会った交差点には、特にそう言った噂はないみたいです。

[メイン]KP : 三叉路に関しては、ちょっと面白そうな(?)書き込みがあるにはありました。

[メイン]KP : ・沖縄のもののけは直進すると言われている。
そのため突き当たりに突進させて退治するといわれる。
・三叉路や四つ角には、様々なものが吹き寄せられ、淀みやすいと言われる伝承などもある。@

[メイン]宮尾 真緒 : (ふうむ、なんかオカルトじみてきたー。あの猫そんなに怖い感じだったかなー???)

[メイン]宮尾 真緒 : (あんまり得意分野じゃないからなー。うん!下手の考え休むに似たり。さっさと寝てしっかり休養とろう)

[メイン]宮尾 真緒 : 今日は寝て英気を養います@

[メイン]KP : 承知しました。では、真緒さんはしっかりとお休みになりました。@

[メイン]KP : そして、朝です。クリスマスの朝は、とても良いお天気でした。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「ん-ーーーっ! よく寝た~」すっきり目覚めます。

[メイン]宮尾 真緒 : 「猫カフェで快気祝いの招待状ゲットしてこないと。」出掛ける準備をします@

[メイン]KP : はい。それでは、準備が出来ればお出かけですね。
特に、お家ですることがないようなら、そのまま外に出ることになります。
お外に出られますか?@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、出掛けるついでに、明るいお日様の元で、改めて昨日のT字路を見てみようと思います。@

[メイン]KP : 承知しました。では、真緒さんはお家を出て、昨日と同じように、いつもの三叉路へと差し掛かります。@

[メイン]宮尾 真緒 : 昨日の猫らしき気配はないかときょろきょろします@

[メイン]KP : きょろきょろと三叉路を見回せば、何も変わらない…要に感じました。は。

ふとした瞬間に、真緒さんはまた、何かに気が付きます。
そして一瞬、ぞっと、してしまうかもしれません。

[メイン]KP : 三叉路の先には例の、黒い男が立っています。
昇りきった朝日はその金色の目の色をはっきりとさせています。
 
違和感の正体は彼だけではありません。
彼の後ろ。本来あるべき塀がそこにはありませんでした。
さらに、そのどことなくぼやけた背後。
靄がかって見えるその向こう側に舗装されていない道がどこかへ続いて見える……
と同時、男の姿もその景色も空気へ溶けるように消えてしまいました。

[メイン]KP : 気になるようなら<目星>をお願いします。@

[メイン]宮尾 真緒 : (タンゴ!?……何あの、穴?空間?異次元???)

[メイン]宮尾 真緒 : 気になりまくるので目星振ります

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 79 > 79 > 失敗

[メイン]宮尾 真緒 : あ”ー

[メイン]KP : プッシュで、振り直し、って手もあります。

[メイン]宮尾 真緒 : おー、なるほど。やってみます。

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 90 > 90 > 失敗

[メイン]宮尾 真緒 : あ”あ”あ”ーーー

[メイン]宮尾 真緒 : こける?SAN減る?

[メイン]宮尾 真緒 : どきどき@

[メイン]KP : 妙な光景に、真緒さんは眩暈を感じてしまいました。
明らかに奇妙な状況です。眩暈の一つもすることでしょう。
奇妙な風景に狼狽えてしまい、混乱します。
SANチェック:成功/失敗>1/2

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=80 【SAN値チェック】 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 91 > 91 > 失敗

[メイン]system : [ 宮尾 真緒 ] SAN : 80 → 78

[メイン]KP : くらくらと眩暈がして、思わずその場に座り込んでしまったかもしれません。

[メイン]近所のお姉さん : 「宮尾さん? 真緒さん? 大丈夫ですか?」

[メイン]近所のお姉さん : そんな声がして、真緒さんはゆすり起こされます。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「あ、ありがとうございます。少し眩暈が。貧血だと思います。お世話をお掛けしてすみません。」

[メイン]宮尾 真緒 : ゆっくり立ち上がってみます@

[メイン]近所のお姉さん : 「あら…そうなんですね。お気を付けくださいね」
近所のお姉さんが心配そうに言います。
真緒さんが立ち上がり、周りを見れば、普段と変わらぬ三叉路でした。

[メイン]KP : 猫の多い地域ですから。野良猫が塀の上を歩いていたりしますし。
休日だからか、どこかで子供の声もしたりしています。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「あー、野良猫いやされるわー」携帯で写真撮ろ、パシャリ

[メイン]宮尾 真緒 : 今日の#ねこさんぽのタグでインスタにアップ……

[メイン]にゃんこ : 「にゃ?」塀の上でいた猫が尻尾を振ったりしています。

[メイン]宮尾 真緒 : ……って現実逃避してる場合じゃないか!

[メイン]宮尾 真緒 : 今日の用事を済ますために、

[メイン]宮尾 真緒 : 気を取り直して猫カフェに向かいます@

[メイン]KP : では、真緒さんは、クリスマス、というよりは年末で人出の増えた繁華街へとやってきました。
チラシに書いてある簡単な案内図を見ると、猫カフェは駅の近くにあるようです。

[メイン]猫カフェ店員 : 「こんにちは、いらっしゃいませ」
猫カフェ「ねこの小道」にはいると、店員さんが、にこやかに挨拶してきました。@

[メイン]にゃんこ : 「にゃー」と猫もご挨拶してきます@

[メイン]宮尾 真緒 : 店員さんに会釈しつつ店内にいる猫たちに目を奪われます

[メイン]宮尾 真緒 : (あー、たくさん、たくさん癒しがいるー……こんな幸せな空間があったなんて、はぁ~)限界化を迎えつつあります@

[メイン]猫カフェ店員 : 「まずは、システムについてご説明しますね。こちらのお部屋が…」と、店員さんが簡単に説明してくれます。
カフェには普通の椅子席と。奥には絨毯敷きのフラットスペースとがあるようです。@

[メイン]宮尾 真緒 : (はっ!私、今、天に召されようとしていた?)

[メイン]にゃんこ : 「…にゃう?」真緒さんの足元に猫がすりすりして来ています。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「は、はい。ではフラットスペースの方で!」

[メイン]宮尾 真緒 : (あー、足元にすりすりしてくるー。かわいーかわいー。)

[メイン]宮尾 真緒 : ※今日の本来の目的を忘れてますね。

[メイン]宮尾 真緒 : ※少し時間が必要かもしれませんw

[メイン]宮尾 真緒 : @

[メイン]猫カフェ店員 : 「かしこまりました。では、こちらにいらして下さいね」
店員さんは、奥のスペースへ案内してくれます。
「そちらのリクライニング座椅子、よろしければお使いくださいね。それから、あちらがブランケットです。本棚の本はご自由にご覧下さいね」
今はお客様は真緒さんだけなので。フラットスペース独り占めです。@

[メイン]宮尾 真緒 : (なんて至れり尽くせりなの!至福!まさに至福!!)

[メイン]宮尾 真緒 : 存分にねこまみれになってます@

[メイン]にゃんこ : 「うにゃ?」と、フラットスペースで寝ていた猫が、真緒さんを見て首をかしげています。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「おや?どうしたの?何か気になるの?」ふつうに猫に話しかけてます。

[メイン]宮尾 真緒 : いや普通より少し高めの舌っ足らずな声だったかも知れません@

[メイン]猫カフェ店員 : 「おやつタイムもありますので。よろしければ、猫ちゃんにおやつをあげて下さいね。いつもは有料なのですが。今はサービスで、何とかチュール1本だけは無料なんです」
と、店員さんは律義に説明してくれます。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「ありがとうございます!」

[メイン]にゃんこ : 「ごろごろごろ…」真緒さんに寄ってきます。@

[メイン]宮尾 真緒 : チュールがあれば猫さんたちの興味を独り占めできちゃいます♪

[メイン]宮尾 真緒 : あー、さっそく喉を鳴らしてすりすりしてきてくれてる♪

[メイン]宮尾 真緒 : ありがとうねこの小道のお姉さん!ありがとうチュール!@

[メイン]にゃんこ : 「ぐるぐるぐる」すりすりすりすり@

[メイン]にゃんこ : 「うにゃん」キャットタワーから猫が飛び降りてきました。ねこまっしぐらです。@

[メイン]宮尾 真緒 : ちょっと太めなのにあの身のこなし、あのしなやかさが魅力なのよねー。

[メイン]宮尾 真緒 : ねこまっしぐら、いい響き……@

[メイン]にゃんこ : 「うにゃん?」へそ天で、ごろん、と寝転がったりしています。@

[メイン]宮尾 真緒 : あぁ、そんな無防備であられもない姿を見せてくれるなんて。オープンマインド過ぎるのではなくって!?嬉しいけれども!@

[メイン]にゃんこ : 「にゃんっ」ぴょん、と、真緒さんの膝の上に乗ろうとしています@

[メイン]宮尾 真緒 : なつこい♡なつこい♡ 膝の上のにゃんこの背中を優しくなでなでしますー@

[メイン]にゃんこ : 「ごろごろごろ…」嬉しそうに喉を鳴らしています。@

[メイン]宮尾 真緒 : 顎の下もすりすりします。たぶん猫と同じ至福の表情を浮かべていると思います@

[メイン]猫カフェ店員 : 「あらあら。すっかりお客様になついてますね。その子がそんなになつくなんて珍しいです」
とかいいつつ、店員さんは、フラットスペースの掲示板になにやら掲示しています。
それは、回数券や、招待券などの案内のようでした。
他にも、お店のノベルティの案内などもあるようです。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「はっ!」そこで今日の本来の目的を思い出します。

[メイン]宮尾 真緒 : 「招待券を3枚下さい。できればプレゼント用の包装があると嬉しいです。あと領収書もお願いします」

[メイン]宮尾 真緒 : ごそごそ

[メイン]宮尾 真緒 : 「こちらの回数券とノベルティは別会計で。領収書は要りません」@

[メイン]猫カフェ店員 : 「招待券だけ別会計ですね。畏まりました。ところで、ギフト包装は有料となりますが、構いませんか?」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「はい、大丈夫です。ギフト包装代も領収書の方に含めてください」

[メイン]宮尾 真緒 : まだノベルティの棚にちらちらと目を泳がせつつ@

[メイン]猫カフェ店員 : 「かしこまりました」
丁寧に言って、店員さんはバックヤードへと入ってゆきます。そして、暫くして戻って来ました。

[メイン]猫カフェ店員 : 「では、こちらをどうぞ。これが招待券です。こちらに領収書と、リニューアル記念のノベルティもつけておきました」包装された招待券は、ノベルティと一緒に、小さい紙のギフトバッグに入れられています。

[メイン]猫カフェ店員 : 「こちらが回数券になります」
そして、回数券にも、ノベルティ―来年の、カフェオリジナルの卓上カレンダーがついてきました。こちらは、簡素な紙袋に入っているようです。@

[メイン]宮尾 真緒 : (なんて細やかな気遣い。しかも卓上カレンダーなんてこのお店への来店スケジュール管理にぴったり!……ねこの小道のお姉さん、なんて恐ろしい子

[メイン]宮尾 真緒 : 「ありがとうございます!素敵なギフトバックにノベルティまで頂いちゃって。近いうちにまた来ますね!」頬を赤らめつつ@

[メイン]猫カフェ店員 : 「はい、ぜひまた、遊びにいらして下さいね」
店員は、にこにこしながら言います。@

[メイン]宮尾 真緒 : 同じくにこにこしながら、でもねこちゃんたちに後ろ髪を引かれつつ、帰途につきます。

[メイン]宮尾 真緒 : (あー、完全に癒された。ととのった。また来よう!)@

[メイン]にゃんこ : 「にゃー」またね、というように尻尾を振っています。

[メイン]猫カフェ店員 : 「はい。今日はありがとうございました」
そういって見送ってくれる店員さんの傍。カウンターの上には。オリジナルグッズの案内があったりしますが。
真緒さんの目に入っていたかどうかは謎です。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「あぁ……」完全にハートを撃ち抜かれましたね。尊死です。

[メイン]宮尾 真緒 : 次に来店した際に気付いて散財をするのでしょう@

[メイン]KP : それでは。猫カフェを満喫した真緒さんは、繁華街へと出ました。外は、夕方。オレンジ色の日が周囲を照らしています。
思いの外、長居していたようです。@

[メイン]宮尾 真緒 : (幸せな時間はあっという間に過ぎ去るものね。あの空間の時空は異常。まさに竜宮城だったのかも知れない……)

[メイン]宮尾 真緒 : ※まだ通常の思考に戻り切れていない様子です@

[メイン]KP : では、そのまま、帰路につく、で良いですか?@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、とてもいい笑顔で帰途につきますね@

[メイン]KP : とても楽しい気持ちで帰路に就いた真緒さんは、やがて。
昨日、不思議な出来事に出会った交差点に差し掛かりました。

[メイン]KP : その瞬間、はっきりと空気が変わります。
あまりの静寂で、耳が痛くなりそうなほどです。

周りに人はいません。車も通らない。
まるで昨日と同じですが、昨日よりも不思議です。
通り抜けようとしても。帰ろうとしても。
気がつけば反対の道から再び十字路へ戻されてしまうのです。

[メイン]宮尾 真緒 : しばらく気付かず、何ループかした後にようやく気付いて驚きます。

[メイン]宮尾 真緒 : (えっ!ここさっきも通った十字路?)

[メイン]宮尾 真緒 : 後戻りしても同じ状況なんですよね?@

[メイン]KP : はい。状況打開したい場合。
<アイデア>あるいは<目星>を振ってみて下さい。

[メイン]宮尾 真緒 : 確認です。十字路は最初の猫が消えた地点、T字路は黒い男が異次元に消えた地点、ですよね。@

[メイン]KP : 消えたというか、みえたというか。
そんな感じですね。

[メイン]宮尾 真緒 : ふむ、では十字路の真ん中あたりに目を凝らして目星振ってみます

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 12 > 12 > イクストリーム成功

[メイン]宮尾 真緒 : これは何かに気付けた、はず!

[メイン]KP : 真緒さんが目を凝らすと。
交差点の真ん中―そう、猫の消えた丁度あのあたりが、ぼんやりと光っていることにきづくことでしょう。
何だか、そこに招かれているようにも感じるかもしれません。
足を踏み入れてみますか?@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、このままここで堂々巡りをする気はありません。
その光っているところに足を踏み入れます@

[メイン]KP : ぼんやりと光って見える、交差点の真ん中。
二つの道が交わる場所に、真緒さんが足を踏み入れると…
なんということでしょう。
周囲の景色が、見る見るうちに変化していきました。

[メイン]KP : ……さて、景色は一変。
周囲にあった街路樹も、舗装された道路も、そこにはありません。
彼方に向けて草原が広がっており、どこか不思議な色彩がまさに煌めくかの如く。
その景色のなんと美しいことでしょうか。
そして、見知らぬ場所のなんと恐ろしいことでしょうか。
おそらく見たことがある人は少ないことでしょう。

[メイン]KP : <SANチェック:成功/失敗>0/1
更に、MP消費-2 をお願いします。@ 

[メイン]宮尾 真緒 : MP減少!

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=78 【SAN値チェック】 (1D100<=78) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 13 > 13 > イクストリーム成功

[メイン]宮尾 真緒 : 気は確かなようです

[メイン]system : [ 宮尾 真緒 ] MP : 16 → 14

[メイン]宮尾 真緒 : @

[メイン]KP : 見慣れぬ場所。よく周囲を観察してみるなら。
<目星> <アイデア> <聞き耳>それぞれお願いします。

[メイン]宮尾 真緒 : (なんて美しい、そしてなんて恐ろしい世界……)

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 96 > 96 > 失敗

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【アイデア】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 27 > 27 > ハード成功

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 86 > 86 > 失敗

[メイン]KP : よく見ると、見覚えがあるような気がします。
そして、真緒さんはすぐに、何故か気が付きます。
この景色。今朝、三叉路で、謎の男性の背後に見えた景色が、こんな感じだったと。

また、なにやら、道の真ん中に落ちているように見えました。
近づいてみますか?@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、もちろん!近づいてみます@

[メイン]KP : 近づけば、すぐにそれが何かわかります。
いえ、遠目にでもよく見れば、それが何かわかったかもしれません。

[メイン]KP : ――それは。昨日。十字路で消えたあの猫でした。

[メイン]にゃんこ : 「に…」

猫はぐったりとした様子で目を閉じていましたが。
真緒さんの気配に、顔を上げ、弱弱しく鳴きました。
大きめのケガを負っており、地面の赤色の正体は猫の血のようです。

[メイン]宮尾 真緒 : 応急手当!

[メイン]宮尾 真緒 : 医学もあります

[メイン]KP : <応急手当><医学><アイデア> で
猫の手当てをすることが可能です。@

[メイン]宮尾 真緒 : ではまず応急手当を

[メイン]KP : はい、どうぞ。@

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【応急手当】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 55 > 55 > レギュラー成功

[メイン]にゃんこ : 「にゃ…」
手当てしてくれる真緒さんの手を、舐めたりしています。有難う、と言いたげに。

[メイン]宮尾 真緒 : 「うん、気持ちは分かったよ」

[メイン]宮尾 真緒 : 「でも今はじっとしてて」

[メイン]宮尾 真緒 : さらに医学とかできますか?

[メイン]KP : できます。

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=51 【医学】 (1D100<=51) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 7 > 7 > イクストリーム成功

[メイン]KP : 真緒さんの的確な手当てで、止血はできたようです。ですが、多分このままでは、猫は助からないでしょう。
一刻も早く、動物病院に連れて行かねば死んでしまうだろうと。
素人目にもわかってしまいます。

[メイン]KP : どうされますか?@

[メイン]宮尾 真緒 : (動物病院、でもこんな世界にあるの? ……いや迷っている暇はない。川の向こうに見える建物、村?まで急ごう)村に向かって歩き出します!@

[メイン]KP : それでは、真緒さんが、猫を抱えて歩き出そうとした時でした。

[メイン]男性 : 「…ねえ。そこの君」
不意に、背後から、声がしました。@

[メイン]宮尾 真緒 : (タンゴ!?)

[メイン]宮尾 真緒 : 「え、私ですか?」

[メイン]宮尾 真緒 : 「あ、ごめんなさい。今急いでるんで」歩き出そうとします@

[メイン]男性 : 「…そう、君だ」
振り向けば、何度か目を合わせたことのあるあの男がそこにたっています。
「まって、そちらは、君の行くべきところではない」
そういって、真緒さんを止めようとしました。
彼の瞳は、心配そうに猫を見ています。
「そして、その子がいくには、まだはやすぎる」

[メイン]男性 : 彼を調べてみるなら<目星>をお願いします。
また言葉の真偽を探りたいなら<心理学>を@

[メイン]宮尾 真緒 : 心配そうな様子がうかがえるので信じます。
ただ情報は欲しいので目星を振ります。

[メイン]宮尾 真緒 : CC<=70 【目星】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 77 > 77 > 失敗

[メイン]宮尾 真緒 : あー、動揺してるからー@

[メイン]男性 : 動揺している真緒さんに、男性は続けます。
「後先になってしまったけれど、その子を助けてくれてありがとう」
彼はそう、本当に嬉しそうに微笑みました。
そして、すっ、と片手を上げます。
「君たちが戻るべきなのは、あちらではない。向こう側だ」
その瞬間。男性の背後の空間が歪みはじめました。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「え、私とこの子、元の世界に帰れるの?」驚きます@

[メイン]男性 : 男性は、こくん、とうなずきました。
「そう。その子が、ここに迷い込んだのは、もとはと言えば、私のせい。君にも申し訳ないことをしてしまったと思う」
言いながら、男性は真緒さんに背を向けます。そして何やら不思議な仕草をしました。
じわじわと、大きくなってゆく空間のゆがみ。
開かれたゆがみの向こうを見れば、あの、見慣れた十字路が見えました。
人の往来も戻っているようです。
いつもの風景が、そこにはありました。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「もともとどういった経緯があったかは知らないし、知りたいとも思わない。」

[メイン]宮尾 真緒 : 「でも、今ここでその事をあやまって、私たちに帰り路を開いてくれたことは事実」

[メイン]宮尾 真緒 : 「急いでこの子を動物病院に連れて行く。私たちを帰してくれてありがとう」そう礼を言って元の世界へ、病院へ走り出します@

[メイン]男性 : 男性は、駆け出す真緒さんを、見送ります。
「有難う。そして、その子を…頼む」
そんな声が、聞こえたような気がしました。
そして――

[メイン]KP : 身体を包む、不思議な感覚。
眩暈にも似た感覚に襲われ、僅かにふらつくことでしょう。
MP-2 をお願いします

[メイン]宮尾 真緒 : はい

[メイン]system : [ 宮尾 真緒 ] MP : 14 → 12

[メイン]KP : バランスを崩し、片足が再び地面についたその時。
周囲はすっかりといつもどおりの町並みです。
広い草原も、男性の姿も不気味な静けさも何一つ残っていません。

[メイン]宮尾 真緒 : 猫の怪我は!?

[メイン]KP : ――ただ、瀕死の猫は一緒にいます。
急いで病院へと連れて行かなければなりません。
幸い、病院はすぐ見つかりました。@

[メイン]宮尾 真緒 : 駆け込んで状態を申し伝え、ロビーで祈りつつ治療を待ちます@

[メイン]獣医 : 暫くして、獣医さんが出てきました。
「なんとか、危ない所は脱しました。けれど、しばらく入院になります」
そして、色々と記入する、問診票のような書類を渡してくれます。
「これに記入して。今日のところはお帰り下さい。また、ご連絡しますから」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「ありがとうございます!先生」

[メイン]宮尾 真緒 : 安心して涙がこぼれます。

[メイン]獣医 : 「止血の処置が的確だったからですよ。あなたがされたんですか?」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「それは良かった。私この近くの病院で看護師をしている者です」

[メイン]宮尾 真緒 : そう言って手続きを淡々と済ませます。

[メイン]宮尾 真緒 : 「こちら連絡先です。治療が済んだら迎えに来ますのでよろしくお願い致します」と頭を下げます@

[メイン]獣医 : 「はい、大丈夫、時期、元気になるでしょう」
獣医さんはそう言って見送ってくれるのでした@

[メイン]宮尾 真緒 : ※泣いてしまったことに少し照れていて、そのことを必死で隠しています

[メイン]宮尾 真緒 : 動物病院から出ると安心して伸びをします

[メイン]宮尾 真緒 : 「はー、良かったーーーー!」

[メイン]宮尾 真緒 : @

[メイン]KP : さて、これからしばらくの日々の後。獣医さんから、猫が退院できるという連絡が入りました。

[メイン]獣医 : 「随分、元気になりましたよ。もうお迎えに来ていただいても大丈夫です」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「はい、ありがとうございます。すぐに参ります」と言って、急いで病院に駆けつけます@

[メイン]獣医 : 「いらっしゃい。さあ、お迎えが来ましたよ」
と、獣医さんはあの猫を連れてきてくれます。

[メイン]にゃんこ : 「にゃぁあん」何やら、真緒さんを見て嬉しそうに鳴いています。

[メイン]獣医 : 「すっかり良くなりました。もう大丈夫ですよ。ああ、それから、これを」
獣医さんは、封筒を真緒さんに渡して来ます。

[メイン]獣医 : 「治療費は、ご友人の方が支払われてゆかれました。そして、お釣りはあなたに渡すように言われていますので、お渡ししますね」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「よかった!すっかり元気になったみたいね」猫を抱き上げます

[メイン]宮尾 真緒 : 「友人?」

[メイン]獣医 : 「はい、男の方でしたよ」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「それって黒髪の癖っ毛の黒い服を着た…」

[メイン]宮尾 真緒 : 「名前、聞いてなかったな……」ちょっと後悔@

[メイン]獣医 : 「はい、そうですよ」獣医さんは、真緒さんの言葉に頷きました。
「またご連絡するとは言っていましたね」@

[メイン]宮尾 真緒 : 「そうですか。では待ってみます」

[メイン]宮尾 真緒 : 「この子を助けて頂きありがとうございます」深々と礼をします@

[メイン]獣医 : 「どういたしまして。では、お大事に」
言って、獣医さんは見送ってくれました。@

[メイン]宮尾 真緒 : ではこの子をお迎えするのに必要な品を仕入れにペットショップに寄りながら家に帰ります@

[メイン]KP : 承知しました。

そして、真緒さんが猫を連れて帰ってすぐの事。真緒さんあてに、差出人が書かれていない手紙が届きました。

[メイン]KP : とてもシンプルな封筒と、便せんで。
中には、こんな風な文章が書かれていました。

[メイン]KP : ”先日は私の失敗のせいで厄介事に巻き込んですまなかった。
そして、あの子を助けてくれてありがとう。
おそらく、会うことは二度とないだろうし、そうであって欲しいと心から願う。
だが、気をつけてくれ。
こういうことは思いのほか、身近に潜んでいるものだから。


追伸:私の名前は「タンゴ」ではなくて「ソラン」だ”

[メイン]KP : 更に、手紙には、綺麗な音のする銀の鈴と。
小さな、銀のアクセサリーが同封されていました。
錫は猫の首輪に丁度良いかもしれません。
アクセサリーは、小さなモチーフの付いたものでした。@

[メイン]宮尾 真緒 : 「ソラン……ありがとう。」

[メイン]宮尾 真緒 : 「おいでねこちゃん」猫を呼んで首輪に鈴をつけてあげます。

[メイン]にゃんこ : 「にゃー。ごろごろごろ」すっかりなついています。

[メイン]宮尾 真緒 : そういえばこの猫ちゃんどんな毛並みですか?

[メイン]KP : チョコレート色をイメージしています。黒っぽい茶色?真っ黒ではない、チョコレート色ですね。

[メイン]宮尾 真緒 : なるほど。

[メイン]宮尾 真緒 : 「あなたにまだ名前をつけてなかったね」

[メイン]宮尾 真緒 : 「とてもきれいで深いおいしそうな茶色の毛並みだから……

[メイン]宮尾 真緒 : 「あなたの名前はショコラでどうかしら?」抱き上げて目を覗き込みます@

[メイン]にゃんこ : 「にゃーん」気にいったのか、目を細めています。

[メイン]宮尾 真緒 : 「気に入ってくれてよかった。これからもよろしくね、ショコラ」@

[メイン]にゃんこ : 「にゃーん。ごろごろごろ」よろしくね、といってるようです@

[メイン]宮尾 真緒 : (タンゴ、あなたを失ってもう二度と猫とは暮らさないと思ってた。

[メイン]宮尾 真緒 : (でも、あなたとよく似た人と出会って、傷ついたショコラと出会ってまた一緒に暮らそうと思ったんだ。

[メイン]宮尾 真緒 : (きっとあなたが導いてくれたんだよね。ありがとうタンゴ)

[メイン]宮尾 真緒 : 遠い空を見上げて感謝の思いを胸の中でつぶやきました@

[メイン]KP : さて、それでは、大丈夫そうならエンディング行きますね。@

[メイン]宮尾 真緒 : はい、お願いします!@

[メイン]KP : 宛名のない手紙が届いて以降、ソランとなんらかの接触をすることはありません。
三叉路や、十字路で違和感や怪奇現象に遭遇することもなくなります。

[メイン]KP : あの平原のことも、この不思議な体験も。
些細な冒険についてはやがては忘れてしまうかもしれません。
そして、きっとそうであるべきなのでしょう。

[メイン]KP : ちりん、とあの鈴の音が外から聞こえます。
どうやら散歩に出かけていたらしい猫がやってきたようだ。
おや? 今日は見慣れない黒猫も一緒のようですね。
どこかで見たことがあるような…… いえ、気のせいでしょう。

[メイン]KP : そして、
「ああこら、部屋にあがるなら、足を拭いてからにしなさい!」
そんな困ったような声が聞こえてくるかもしれません。

<猫の小道:おしまい>

[メイン]KP : 続いて、報酬です。

[メイン]KP : ▼1D6のSAN値回復:
 シナリオクリアの報酬として

▼1D3のSAN値回復:
 きちんと猫を助けた報酬
 または、猫に癒されてる報酬として

▼助けた猫:
 非常によくなついている。鰹節が好き。
 名前や性別など細かい設定は自由に。
 しかし、あくまでもふつうの猫です。

▼鈴:
 手紙に同封されていた鈴で、猫の首輪にちょうど良いもの。

▼アクセサリ:
 同封されていた小さなモチーフがついたアクセサリ。
 モチーフは探索者のお好みで。
 こちらも特別な効果はありません。

▼<クトゥルフ神話:2%>:
 不思議な事件に遭遇したその報酬として

▼5万円:
 猫の治療費、過剰支払いのおつり。ソランからの感謝料込み。

[メイン]system : [ 宮尾 真緒 ] SAN : 78 → 80

[メイン]宮尾 真緒 : クトゥルフ神話:2%!

[メイン]KP : はい。ちょこっと貰えるようです。

[メイン]宮尾 真緒 : そっか異世界に行けたから!

[メイン]KP : 多分。