福ヶ笑のTRPGログ

福ヶ笑のTRPGログ

ほぼほぼ自分用のTRPG活動記録です。 同卓してくれた方々に圧倒的感謝を。

CoC「時よ止まれ、お前は美しい。」みずほさん卓(4/4)


◆注意事項

この記事は、CoC「時よ止まれ、お前は美しい。」(みけさん 様作)のネタバレを含みます!

 

◆権利表記

本作は、「 株式会社アークライト  」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」

 

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KP : 【前回までのあらすじ】
加賀美探偵事務所所属、美しすぎる探偵である皆様。
美しいものが大好きな『怪盗アポロ』の犯行予告に対するため。
博物館へと赴きます。

そこで、何故か博物館に巣食っていた神話生物を。
その美しさを武器に、華麗に倒し。
更には、怪盗アポロの心までをも盗んでしまい。

――何だかんだありましたが。
華麗に、事件を解決したのでした。

――そして。その、怪盗アポロの事件の翌日のこと。
あなたたちに、加賀美よりメールが届きます。
「縦続きでわるいが、事件の依頼だ」

――皆様は。いつものように事務所に向かうのでした。

  :
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第四幕
ファウスト
Faust

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KP : ――そう言うわけで、探偵事務所です。

孤蘭 挽 : いつもの様に、自室であるかの如く傍若無人に椅子に腰を下ろし葉巻を吹かせています。

高千穂 瑠寧 : 「こんにちはー!探偵事務所、大人気ですね!」にこにこやってきます

孤蘭 挽 : 「大人気……そうなのか?」無頓着

西条 蒼 : 「やぁ!今日も皆美しいね!」
バァン!と扉を開いて踊り入ってきます。

高千穂 瑠寧 : 「だって、立て続けに依頼が来てるんですよ?人気があるからですよ!」

高千穂 瑠寧 : 「西条さん、おはようございますー!」

西条 蒼 : 「おはよう!瑠寧くん!今日も元気で朗らかで良い笑顔だね!」

孤蘭 挽 : 「確かにどうしても目立つ探偵が約一名いるからな。人目を惹くのもやむなしか。」ふぅーっと煙を吐きます。

西条 蒼 : 「おお、挽くんもおはよう!今日も妖艶で美しい佇まいだね!」

高千穂 瑠寧 : 「一名…?」くびをかしげます

西条 蒼 : 「なんだい?個々が輝いているという話かい?」

高千穂 瑠寧 : 「ああ、確かに!そういう意味かもしれません!」なんだか納得w

西条 蒼 : 「はっはっは!そうとも!!僕らはいつもそれぞれが眩いばかりの光を纏っているからね!」笑顔

孤蘭 挽 : 「ところで、今日はまた暇つぶしのネタが舞い込んだと聞いて、わざわざ来てみたわけだが……。」

孤蘭 挽 : 所長の方に目を向けます。

KP : ――はい。何故か、加賀美はいません。いつもは、ラーメンをすすってるはずなのですが。

KP : そのかわり。デスクにメモが一枚。
(その横に、藍君からのお礼のお手紙とか、蒼さんへの誰ぞからのラブレターとかあるかもですが)

KP : ――手紙はともかく、メモを見てみますか?

高千穂 瑠寧 : 「あれ?所長は不在ですか?どうなさたんでしょう?」

孤蘭 挽 : 「人を呼びつけておいて不在とは、どういう了見だ。」

西条 蒼 : 「ふむ?珍しいことだ…おや、メモと…おお!!これは素晴らしき想いをしたためた手紙のようだ!」メモと手紙を手に取ります。

KP : はい、では、お手紙の方は置いといて、メモにはこう書かれています

KP : 『昨日のフグにあたったかもしれん。
 一回事務所に来たのだが、体調悪すぎるから帰る。
 今日のことは剣崎に伝えてあるから、そいつに任せろ。』

KP : ――ちょうどその時、剣崎がキッチンから出てきました。

剣崎望 : 「おはようございます先輩! メモはご覧になりましたか?」

高千穂 瑠寧 : 「あ、剣崎くん、おはよう!」

西条 蒼 : 「やぁおはよう!今日も礼儀正しく洗練された所作だね!」

孤蘭 挽 : 「要件は聞いているか?」

剣崎望 : 「はい! 加賀美さんから今日の依頼について伺ってますので、僕が説明しますね!」剣崎はこんな風に言うでしょう。

【洋館に出る謎の怪物】 : 山にひっそりと建つ、使われていない洋館で、怪物をみたとの噂が立っています。
肝試しに行った子供が帰ってこないという、まことしやかな噂もあるようでした。
それらの噂を、近隣住民が不安がっているのにも関わらず、警察がむやみに動くことができないため、探偵に依頼が届いたという事でした。
今回の任務は、洋館を訪れ、調査することなのだそうです。

剣崎望 : 「多少の装備は整えていった方が良いみたいですよ」彼はそう付け足しました。

高千穂 瑠寧 : 「わぁ、山奥の洋館探検!楽しそうな依頼ですね!」わくわく

孤蘭 挽 : 「帰って来ないというのは少年か?」

西条 蒼 : 「洋館…!いいね、ミステリーの予感だ…!」

高千穂 瑠寧 : 「装備を整える…おやつとか?」

西条 蒼 : 「なるほど!腹が減っては戦はできぬと言うからね!良い着眼点だ瑠寧くん!!」

高千穂 瑠寧 : 「えへへ。何持って行きましょう?バナナとか…」

剣崎望 : 「どうなんでしょう? でも、大体探検に行くのは男の子ですし。その噂はともかく、子供たちが探検と称して向けうのは危険だから、って話もありますね」
挽さんの問いには、そう言うでしょう。

西条 蒼 : 「バナナはおやつに入るのかをまず議論せねばなるまいか…?」

剣崎望 : 「おやつは、500円までとかですか?」きょんとしてます。
「タクシーを呼びますので、準備出来たら言ってくださいね」

高千穂 瑠寧 : 「調査すれば、付近の美少年が危険な目に遭わずにすむかもしれませんよ、晩さん!」

高千穂 瑠寧 : 「行きましょう!」

孤蘭 挽 : 「あぁ、美少年を危機に晒しておくわけにはいかないな。」機敏に腰を上げます。

孤蘭 挽 : 「少々準備をして来る。」

孤蘭 挽 : 一度自宅に戻り狩猟装備に着替え、ライフルを肩に戻って来ます。

高千穂 瑠寧 : 「僕もサーベルと警棒持って行くね!あとおやつ!」チョコレートぐらい持ってるかな

西条 蒼 : 「愛しき存在に対するその姿勢…マーーーベラス!」

西条 蒼 : 「僕はそうだな…先日手に入れた安全靴を履いて行こう!身一つが僕の武器さ!」

KP : それでは、装備やおやつの準備ができた皆様は、問題の洋館へと向かう事になるでしょう。

KP : ――事務所を出て暫く。洋館のある森へとやってきます。そこは鬱蒼としていて、人の気配がありません。

剣崎望 : 「地図で見ると、もうすこし奥に入ったところにあるみたいですね」
タクシーを降りた剣崎が、皆様に言います。
「ちょっと、下草がすごいので怪我には気を付けてくださいね!」

孤蘭 挽 : 「あぁ、そんな時の為の狩猟用ブーツだ。」

孤蘭 挽 : 「しかし、こんな悪路をいたいけな美少年が……。」

孤蘭 挽 : 「早く救出せねば。」

高千穂 瑠寧 : 「うわぁ、草はともかく、蚊にも好かれそう…」

西条 蒼 : 「常に動いていればその心配はいらないさ!」ステップを踏んでいます。

高千穂 瑠寧 : 「そうか!わかりました、西条さん!」ワルツのステップで進む

西条 蒼 : 「その意気だ瑠寧くん!!」

KP : ――森の中の私道でしょう。舗装されていない道を歩いていくと、やがて高いレンガの壁が現れました。2~3mほどの高さのある塀です。

KP : 門は錆びていて、今は開いてるようでした。門をくぐると、館らしきものが見えてくるでしょう。

KP : そのまま進めば、洋館の入口です。白亜の洋館は、ひっそりと、佇んでいました。

剣崎望 : 「――ここみたいですね?」
そう言って、剣崎が扉を開こうとします。特に鍵はかかってないみたいで、扉はすんなりと開きました。

高千穂 瑠寧 : 「アンドゥートロワ、アンドゥー…あれ、扉が…」

西条 蒼 : 「おや!どうやら歓迎されているようだね!」くるくる

孤蘭 挽 : 「気を付けろ。中をまだ確かめていないだろう。」剣崎より前に立ちます。

孤蘭 挽 : 警戒しつつドアを開けます。

剣崎望 : 「――」剣崎はぺこり、と、挽さんに頭をさげます。

KP : 扉を開けば、吹き抜けの高い天井の、玄関ホールにはいるでしょう。

高千穂 瑠寧 : ステップを踏みながら入ります

西条 蒼 : 回りながら入ります。

孤蘭 挽 : 人の踏み入った形跡は?周りを見ます。

KP : そうですね。中に入ってよく見れば。特に、床に埃が積もってるわけでもなく。管理されてるのかも? と感じるかもしれません。

KP : ――さて。皆様が玄関ホールに入ったその時でした。

KP : カチャリ、と、皆様の後ろで、鍵のかかる音がします。

KP : ――振り向けば。一番最後に入ってきたはずの剣崎が、玄関の扉から手をどける姿がみえることでしょう。

剣崎望 : 剣崎はゆっくりとあなたたちへ向き直り、にっこりと笑います。

剣崎望 : 「ふふ。僕のことを信じてついてきてくれる.なんて。先輩たちは愚かで、そして、美しいんだろう」

剣崎望 : ――剣崎は恍惚とした表情を浮かべました。

KP : s1d3 (1D3) > 1

KP : さて、そのとき。瑠寧さんのスマートフォンが鳴ります。

高千穂 瑠寧 : 「あれ、僕のスマホ?」

高千穂 瑠寧 : 回転しながらポケットからスマホを取り出して出ます。

加賀美の声 : 急いで出れば、加賀美の声が響きます。「もしもし?そこに剣崎はいるか!?」

加賀美の声 : 「くそ、ぬかった。あいつに拘束されて監禁されて、お前らと連絡が取れなくされていたんだ!」

加賀美の声 : 「お前らは無事か!?」それは、焦ったような声でした。

高千穂 瑠寧 : スピーカーにしますね

高千穂 瑠寧 : 「無事…?」まわってます

西条 蒼 : 「どういうことだ!?」左右に軽快にステップを踏んでいます。

孤蘭 挽 : 「あぁ、心配はいらない。剣崎に招待されて山間部の洋館までの小旅行中だ。」所長に

KP : ――ですがその瞬間。瑠寧さんのスマホが、バチッと音を立てて焦げ、臭いにおいを発するでしょう。

KP : 視線を剣崎へと向ければ。その背後にはピンク色の甲殻類のような見た目の気色悪い巨大な虫が飛んでいました。

ミ=ゴA : ブーーンと耳障りな羽音を響かせながら、それらはあなたたちの様子をうかがっているでしょう。

ミ=ゴB : 状況から察するに、この生物が携帯を破壊したようでした。このような生物は、いままで生きてきて目にしたことがありません。

KP : 皆様は、恐怖し。ミ=ゴとの遭遇により (0/1d6)の正気度を失ってしまいます。

孤蘭 挽 : CC<=62 【SAN値チェック】 (1D100<=62) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 39 > 39 > レギュラー成功

西条 蒼 : CC<=50 【SAN値チェック】 (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 96 > 96 > 失敗

高千穂 瑠寧 : 「スマホ!僕のスマホ!おこずかいでかったのに!」

西条 蒼 : 1d6 (1D6) > 2

高千穂 瑠寧 : CC<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 46 > 46 > レギュラー成功

system : [ 西条 蒼 ] SAN : 50 → 48

KP : 流石は皆様、お強い。さて。

剣崎望 : 「先輩たち、驚かれました? 彼らは、僕と交渉した異界の生物なんです」

剣崎望 : 「なんで僕がこんな奴を従えて、先輩たちと対峙しているのか?って顔ですね」

剣崎望 : 「僕はね、先輩たちの美しさを永遠にしたいんです」

剣崎望 : 「――剥製にすることでね。時を止めて、美を永遠にするんです」
彼はそう言って、いつもの、無邪気な笑みを浮かべました。

剣崎望 : 「もちろんなってくれるでしょう? だって、先輩たちだって最も若く美しい今この瞬間に死んで、その美貌を永遠のものにするほうが良いでしょう?」

剣崎望 : 「――この前、老いることに絶望した通り魔の女がいましたよね?」

剣崎望 : 「先輩たちも、あの時、少しは、老いが怖くなったんじゃないですか?心まで醜くしてしまう老いを、いやだと思ったんじゃないですか?」

剣崎望 : 「――少なくとも、僕は嫌だった。そんなとき、彼らに出会った」
剣崎は不気味な生物をちらと見やり、言います。
「――そして、彼らの技術で若く美しく生まれ変わらせて貰ったんです」

剣崎望 : 「でも――僕のこれは偽物の美しさだって、わかっています」

剣崎望 : 「先輩たちこそ、本物の美しさをもっている、それは決して失われちゃいけない宝物なんです」

剣崎望 : 「――ねえ、賛成してくれますよね?」

孤蘭 挽 : 「ふむ、剣崎。残念ながらお前は少し勘違いをしているようだ。」

孤蘭 挽 : 「剥製にしたからと言って我々の美が永遠になる事などない。」

孤蘭 挽 : 「剥製にした瞬間にそのものの生や時間は停止する。そして刻一刻と過去になっていくのだ。」

孤蘭 挽 : 「停止した写真と、生きている対象そのもの。どちらに本物の美があるかなど考えるまでもないだろう。」

高千穂 瑠寧 : 「うるさい!御託は僕のスマホを永遠にしてから言え!」こんらん
「それと、若さイコール美しさじゃ無い!」

西条 蒼 : 「二人の言うとおりだ!!」剣崎君へ指さし決めポーズ

西条 蒼 : 「老いたからといって美しさが損なわれるなんてことがあるものか!」

西条 蒼 : 「幼年、少年、青年、中年、壮年…たとえ老年であっても、それぞれの美しさ、気高さがあるんだ!」

西条 蒼 : 「君は僕らの美しさを本物だと言ったね。」

西条 蒼 : 「本物であるからこそ!!僕らの美しさは…年を経てなお一層輝くことだろう!!」

剣崎望 : 「――っ! どうして……」
剣崎はそう言って、僅かに俯きますが。ナイフを手に取ります。

剣崎望 : 「――ああ、でも……」
そう迷うような様子を見せますが、後ろの怪物を見て、ひとつ、頭を振ります。

剣崎望 : 「――判って貰えないようなら。契約のために――」

KP : というわけで、戦闘です。

KP : まず、銃火器の準備が出来てるようなら、挽さんからですね。

孤蘭 挽 : 肩から吊ってはいましたが、準備出来ていていいですか?

KP : 剣崎が長口上いってる間と、それにこたえてる間に準備したことにしてOKですよ。

孤蘭 挽 : ありがとうございます。

孤蘭 挽 : では確認を。
敵は何体いますか?
そして彼我の距離は?

KP : そうですね、玄関ホールはそれなりに広いと思います。ですが、射程内にとらえることが可能でしょう。

KP : 敵は、ミ=ゴが2体 そして、剣崎です。

孤蘭 挽 : ありがとうございます。

孤蘭 挽 : それではミ=ゴの一方にライフルで射撃を。

KP : はい、画面右側がA 左側がBです。どちらにしますか?

孤蘭 挽 : ではAを。

KP : はい、ではどうぞ。

孤蘭 挽 : CC<=63 【射撃】 (1D100<=63) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 80 > 80 > 失敗

孤蘭 挽 : くっ。

KP : なるほど。では、挽さんの撃った弾は、ミ=ゴをそれて、壁にめり込んだでしょう。やはり、この一軒の衝撃で、少し怯んだのかもしれませんね。

KP : では、瑠寧さんですね。

高千穂 瑠寧 : はーい

高千穂 瑠寧 : 「(剣崎くん、後ろを気にしてるのか?だったら…)」

高千穂 瑠寧 : 三拍子でバレェのステップを踏みつつサーベルを抜き、ミ=ゴAを攻撃します。

KP : はい、どうぞ。

高千穂 瑠寧 : CC<=60 【近接戦闘(刀剣(フェンシング))】 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 35 > 35 > レギュラー成功

KP : はい、では、ミ=ゴは応戦します。

ミ=ゴA : CC<=35  ハサミ (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 69 > 69 > 失敗

KP : 失敗です。ダメージをどうぞ。

高千穂 瑠寧 : 「やー!」と踏み込みつつサーベルで突きますね

高千穂 瑠寧 : 1d6 (1D6) > 2

KP : はい、それでは、さくっ、と、サーベルがミ=ゴの身体を刺すでしょう。

ミ=ゴA : ミ=ゴAの攻撃です。

ミ=ゴA : s1d3 (1D3) > 3

ミ=ゴA : ミ=ゴは、蒼さんを狙って、鋏を振り下ろします。

ミ=ゴA : CC<=35  ハサミ (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 48 > 48 > 失敗

KP : 蒼さん、どうされますか? 応戦、回避、マヌーバとできますが。

西条 蒼 : 応戦します!

KP : はい、どうぞ。

西条 蒼 : 「僕に惹きつけられるその気持ち…よくわかるよ!」回転しながら蹴りを繰り出します。

西条 蒼 : CC<=75 【近接戦闘(キックボクシング)】 (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 80 > 80 > 失敗

西条 蒼 : 「くっ…回転が足りなかったか…」

KP : ――なるほど。では。蒼さんの華麗な蹴りは、宙を切る事でしょう。

ミ=ゴB : つづいて、ミ=ゴBです

ミ=ゴB : s1d3 (1D3) > 1

ミ=ゴB : 瑠寧さんを狙い、鋏を振り下ろして来るでしょう。

ミ=ゴB : CC<=35  ハサミ (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 52 > 52 > 失敗

KP : というわけで、応戦できます

高千穂 瑠寧 : 応戦します。くるっとターンしてサーベルをかざして踏み込む!

高千穂 瑠寧 : CC<=60 【近接戦闘(刀剣(フェンシング))】 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 23 > 23 > ハード成功

KP : やあ、凄いなあ。踏み込んだ瑠寧さんのサーベルは、華麗に切り裂くでしょう。
ダメージをどうぞ。

高千穂 瑠寧 : 1d6 【ダメージ判定】 (1D6) > 4

高千穂 瑠寧 : 「やー!!」

KP : では、瑠寧さんのサーベルは、ミ=ゴの羽根をざっくりと切り裂くことでしょう。

剣崎望 : 剣崎の攻撃です。彼は、どうすべきか迷ってるようですが――

剣崎望 : 「――これも、契約のために!」そう言って、ナイフを振りかざすでしょう

剣崎望 : s1d2 (1D2) > 1

剣崎望 : 彼のナイフは、瑠寧さんに向けられます「――ごめんなさい、先輩!」

剣崎望 : CC<=60 近接戦闘(格闘) (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 57 > 57 > レギュラー成功

KP : 応戦できます。

高千穂 瑠寧 : どうしようかな

KP : 回避もできますし、マヌーバで押さえることも可能かな

高千穂 瑠寧 : APPふってハード以上成功したら、ナイフ落としてくれませんか?

KP : いいですよ。(あっさり)

高千穂 瑠寧 : わーい(^^)

高千穂 瑠寧 : 「剣崎くん!君は…」

高千穂 瑠寧 : 「君は、今まで僕たちのそばで、何を見てきたんだい!?」

高千穂 瑠寧 : CC<=90 【APP】 (1D100<=90) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 56 > 56 > レギュラー成功

KP : KP権限で、マヌーバ扱いとしますので。

剣崎望 : 「――っ! でも、もう……」間一髪のところでナイフを抑えられ、剣崎は唇を噛み、ぱっと離れます。

高千穂 瑠寧 : 瑠寧もターンして離れます

KP : ターンするのね、じゃなくって。では、次、蒼さんです。

西条 蒼 : 蹴りを繰り出すため、より一層回転しながらミ=ゴAに近づいて行きます。

西条 蒼 : CC<=75 【近接戦闘(キックボクシング)】 (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 90 > 90 > 失敗

KP : ――なるほど。ミ=ゴAは鋏を振り上げます

ミ=ゴA : CC<=35  ハサミ (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 26 > 26 > レギュラー成功

ミ=ゴA : 自身に向けられた蒼さんの美脚に、ミ=ゴの鋏が振り下ろされます

ミ=ゴA : 1d6 ハサミダメージ (1D6) > 5

ミ=ゴA : ――それは、ざっくりと、蒼さんの脚を切り裂くことでしょう。

西条 蒼 : 「くっ…これしき!耐えてみせよう!!」

system : [ 西条 蒼 ] HP : 13 → 8

KP : 火器の準備できてればDEX+50なので、挽さんになるのかな?

孤蘭 挽 : では傷付いている方(Aかな?)に、ライフル射撃を。

KP : はい、どうぞ。

孤蘭 挽 : CC<=63 【射撃】 (1D100<=63) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 44 > 44 > レギュラー成功

system : [ 孤蘭 挽 ] ライフル弾 : 4 → 3

KP : 挽さんの狙いすませた弾は、見事にミ=ゴAに当たります。ダメージをどうぞ。

孤蘭 挽 : 2D6+4 (2D6+4) > 10[6,4]+4 > 14

KP : おおすごい。

KP : それは、ミ=ゴAの頭を打ち抜き――

ミ=ゴA : 「―――!」それは、声を上げ間もなく、その場に崩れてしまいます。

孤蘭 挽 : 「次……。」

KP : それでは、続いて瑠寧さんです。

高千穂 瑠寧 : 「晩さん、凄い…!」

高千穂 瑠寧 : じゃあ、剣崎くんをAPPで魅了して、ハード成功したら行動力を失ってもらえますか?

KP : OKです。エクストリームいったら、蒼さん回復するかも。

高千穂 瑠寧 : よし、狙うぞ!

高千穂 瑠寧 : CC<=90 【APP】 (1D100<=90) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 7 > 7 > イクストリーム成功

高千穂 瑠寧 : ヤッタァアアアアア

KP : 折角なので、薔薇をしょってRPでも。

高千穂 瑠寧 : 「剣崎くん!西条さんがこんなになっていても、君はなんとも思わないのかい?」

高千穂 瑠寧 : 「ううん、違う」

高千穂 瑠寧 : 「僕は信じてるよ!君はそんな人じゃ無いよね!」

剣崎望 : 「――っ!」彼は瑠寧さんの言葉に怯みます。そして、傷ついている蒼さんを見て顔を背け。

剣崎望 : 「――っ、ご、ごめんなさい、先輩」彼はナイフを取り落とし、がっくりと跪いてしまうでしょう。

KP : 剣崎は戦線離脱です。

西条 蒼 : 「いくら傷つこうと僕の美は損なわれないが…人を傷つけようというその行為は…美しくないよ、剣崎くん」

KP : ――と、それと同時に何故か、空から薔薇の花弁が降り注ぎ。

KP : 蒼さんの傷がふさがって行きました。恐らく、瑠寧さんの魅力が不思議な力を発したんでしょう。

KP : 全快です

西条 蒼 : 「おお…!瑠寧くん、君の正しき美しさは人をも癒すんだね…!」

system : [ 西条 蒼 ] HP : 8 → 13

高千穂 瑠寧 : 「西条さん…ううん、違うよ」にっこり

高千穂 瑠寧 : 「これはきっと、剣崎くんが心を失っていなかったから」

高千穂 瑠寧 : 「彼の心は、きっと僕たちと同じく、美しいんだ!絶対にそうだよ!」

西条 蒼 : 「そうか…剣崎君、君が瑠寧くんの言葉に心動かされ、素直に謝罪するその姿は…美しかったよ…!」

KP : さて、剣崎は戦線離脱 残ったのはミ=ゴB

ミ=ゴB : 仲間を倒され、更には、契約相手の裏切りに腹を立てたのか、今までより激しく鋏をふるいます。

ミ=ゴB : ――それは、瑠寧さんと、蒼さんを、狙っていました

ミ=ゴB : CC<=35  ハサミ>瑠寧さん (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 88 > 88 > 失敗

ミ=ゴB : CC<=35  ハサミ>蒼さん (1D100<=35) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 31 > 31 > レギュラー成功

KP : そう言うわけで、応戦、マヌーバ、などできます。

西条 蒼 : 応戦します!

KP : はい、瑠寧さんも応戦できますよ。

高千穂 瑠寧 : あ、じゃあ応戦します!

KP : はい、どうぞ。

西条 蒼 : 回転し、時折左右にステップを踏みながら近づきます。

西条 蒼 : CC<=75 【近接戦闘(キックボクシング)】 (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 28 > 28 > ハード成功

KP : 蒼さんの華麗なステップが、ミ=ゴの身体にめり込みます。

西条 蒼 : 「ふふっ…どうだい、回復したばかりの僕の脚は」

西条 蒼 : 1d6+1d4 【ダメージ判定】 (1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4

ミ=ゴB : 「――!」ミ=ゴは虫の息ながら、未だ抵抗しようとしています。

高千穂 瑠寧 : 「消えろ!」立て続けに西条さんとは逆サイドからサーベルで攻めます

KP : はい、どうぞ。

高千穂 瑠寧 : CC<=60 【近接戦闘(刀剣(フェンシング))】 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 50 > 50 > レギュラー成功

KP : ――なるほど。では。瑠寧さんのサーベルが、虫の息のミ=ゴにとどめを刺すでしょう。

高千穂 瑠寧 : 1d6 【ダメージ判定】 (1D6) > 5

KP : サーベルの一閃。それで。

ミ=ゴB : 「――!」ミ=ゴは縦から真っ二つになり、地に堕ちます。

KP : ――戦闘終了です。

KP : 地に堕ちた怪物たちの遺体は、さらさらと砂になって消え、あとには、がっくりと膝をついた剣崎が残されます。

剣崎望 : 「――っ……美しいうえに、強いなんて。先輩たちは本当に、すごいですね」

剣崎望 : 彼はそう言って、落としたナイフを手に取ります。
「でも、僕は、あんなことをしてしまった、だから、もう――」

剣崎望 : 彼はそう言ってナイフを自分の首筋に当てようとするでしょう。

孤蘭 挽 : 「ふむ、剣崎。残念ながらお前はまだ勘違いをしているようだ。」

孤蘭 挽 : 「美しいうえに、強い?」

孤蘭 挽 : 「美しさと強さを別物だと考えている内はまだまだだ。」

孤蘭 挽 : 「お前も美しくありたいのだろう。であれば強く生きてみせるんだ。」

孤蘭 挽 : 剣崎の眼を見ながら言い放ちます。

剣崎望 : 「――っ」彼は眼を伏せるでしょう。

高千穂 瑠寧 : その隙に、そっと剣崎が突き立てたナイフの刃と首の隙間に手を差し入れます。

高千穂 瑠寧 : 「ダメだよ、剣崎くん。それとも…」

高千穂 瑠寧 : 「それでも、君がやめないというなら…僕は本気で君を止めるよ」真顔でそう言います

西条 蒼 : 剣崎君の前で決めポーズをとります。

西条 蒼 : 「剣崎君。君は、僕らの美の保存を望んでいたが…むしろ、君自身が美しく在りたいんだろう。」

西条 蒼 : 「であれば、自分の過ちをそんな形で終わらせてはいけない。」

西条 蒼 : 「言っただろう?年を経て美しさが損なわれることはないと。」

西条 蒼 : 「美しさにはまず、自分の醜さや反省点…目を背けたくなる部分を見つめるんだ。」

西条 蒼 : 「清濁併せ呑むという言葉もある。」

西条 蒼 : 「そうして、自分なりの美しさを極めるのにも…時間が、年が、必要なんだよ。」

西条 蒼 : 「さあ、手を緩めて。君だけでなく、瑠寧くんまで傷ついてしまうよ。」

剣崎望 : 「――っ、先輩っ あんなこと、したのに……」剣崎の手から、力が抜けました。

剣崎望 : 「――先輩、僕は―」

KP : 剣崎が何か言いかけた時。玄関扉の傍、大きな窓ガラスが割れ。

加賀美マサキ : 「おい、お前ら、無事か?」――そう、聞き慣れた声がします。

加賀美マサキ : 「全く、まさか俺が捕まるとはな…油断したぜ」

孤蘭 挽 : 「全くだ。しっかりしてくれないと示しが付かないだろう。」

高千穂 瑠寧 : 「えっ…えっと、所長…?」

西条 蒼 : 「おや、主役は遅れて登場…といったところかな?」

加賀美マサキ : 「――まさか、剣崎がああいうことするとは思わなかったんでね」挽さんには、そう言い。
「ああ、そうだぞ?」瑠寧さんには、ひとつ、頷きます。

加賀美マサキ : 「――主役ってわけじゃないけれどな。これでも、出来るだけ急いできたんだが……」蒼さんの言葉に、ちらと剣崎を見て。

加賀美マサキ : 「――で? どうするよ、こいつ?」

孤蘭 挽 : 「何の事だ?」

孤蘭 挽 : 「そいつは所長に少しばかりの休暇を与えたかったんじゃないか?」

孤蘭 挽 : 「それにこっちはさっきも言った通り、ちょっとした小旅行だった。」

孤蘭 挽 : 「この洋館のホールでダンスを踊ったり、そうだな……美について語り合ったりしていた。」

孤蘭 挽 : 「それがどうかしたか?」ニヤリと笑います。

高千穂 瑠寧 : 「そうですよ。所長!剣崎くんは、僕たちの仲間ですよ!」

高千穂 瑠寧 : 「いままでも、これからもね!」にこにこ

西条 蒼 : 「ふふ、僕らはここで…美しい若芽の成長の瞬間に立ち会えたんだ。」

西条 蒼 : 「彼はもっともっと美しくなる。」

西条 蒼 : 「若者の成長を見守り、支えるのも…年長者の役目だな、なんて思っていたところさ。」

加賀美マサキ : 「――なんだ。そうだったのか」加賀美はあっさり納得するでしょう。

加賀美マサキ : 「――んじゃ、帰るか。ちょっとバタバタしちまったが、お前らがそうだっていうんだったら、そうなんだろうよ」

加賀美マサキ : 彼はそう言って踵を返します。「あー、ガラス壊しちまったな。そいつは後で修理させとくよ」

加賀美マサキ : そう言ってから。「――車で待ってるから、お前らもさっさと来い」
彼は自分が割ったフランス窓から帰って行きました。

剣崎望 : 「――」
剣崎はナイフを取り落とし、扉の鍵を取り出します。

高千穂 瑠寧 : 「さ、帰ろう、剣崎くん」そう言って剣崎に手を伸ばします。

高千穂 瑠寧 : 「僕らの事務所へ!」

剣崎望 : 「―――はい、先輩」
彼はそう言って、瑠寧さんの手を取るでしょう。

孤蘭 挽 : 「予想より早く解決してしまったな。」

孤蘭 挽 : 「これでは優雅な暇つぶしが出来ないではないか……。」

孤蘭 挽 : 口では不平を零しながら、目の前の二人の美少年の仲睦まじい姿を見て微笑んでいます。

西条 蒼 : 「まぁまぁ、良いじゃないか。僕らへの依頼はきっと引きも切らずさ。またきっと興味深い依頼が来ているよ。」

西条 蒼 : 「さあ、帰ろう。無事に帰ってこそ、達成したと言えるのだからね。」優雅な足運びで後ろからついていきます。

KP : ――そうして、皆様は、加賀美の運転する車で、一路、探偵事務所へと戻ったのでした。

KP : ――後日。何となく探偵事務所に集まっている皆様の所に、訪問客が。

鳴宮藍 : 「こんにちは、探偵さん!」

高千穂 瑠寧 : 「藍君!こんにちは!」にこにこ

孤蘭 挽 : 椅子から立ち上がり迎えます。

西条 蒼 : 「やあ!息災かい?」軽く手を上げる

鳴宮藍 : 「こないだのお礼、もってきました! お父……父と、叔父からも、宜しく伝えてくださいって!」

孤蘭 挽 : 「そのためにわざわざ。振り込んでくれればよかったのに。」

孤蘭 挽 : 「だが、また会えて嬉しいよ。」

鳴宮藍 : 「――はい! その、僕がお使いに来たいって言ったんです……。探偵さん……たちに、あいたくって」
ちら、と上目遣いで言った後。手土産と謝礼の封筒を、剣崎に渡しています。

剣崎望 : 「――あ、千疋屋のフルーツケーキ! これ、美味しいですよねー!」とか言いながら、剣崎はキッチンへ消えてゆきます。

剣崎望 : 剣崎はあれから心を入れ替え、より一層、探偵助手の仕事を頑張っています。

加賀美マサキ : 「おお、わざわざ悪いな」謝礼の分厚い封筒を仕舞いながら加賀美はそう言い。

加賀美マサキ : 「まあ、お前らのは後で振り込んどくよ」 彼は以前と変わらぬ様子です。

高千穂 瑠寧 : 「会いたいならいつでも来てよ!歓迎するから!」

高千穂 瑠寧 : 「今日は依頼も無いから、ゆっくりしていって!」

高千穂 瑠寧 : 「あ、剣崎くん、ケーキ切るなら手伝うよ!」

高千穂 瑠寧 : そう言いながらキッチンに向かいます

西条 蒼 : 「わざわざすまないね。」

西条 蒼 : 「会いたかったというけれど、僕らに興味があるのかい?」前髪ふぁっさー

西条 蒼 : 「それとも…この事務所に興味が?」

鳴宮藍 : 「え? ええ、っと……」彼は、あちらへ行った瑠寧さんを見送り。ちょこん、とソファに腰を降ろします。
「――僕。探偵さん……たちみたいに。色んな事件を華麗に解決したいって思って」

鳴宮藍 : 上背のある蒼さんを見上げつつ、そう言う事でしょう。
「でもまだ、中学生だから……こういうとこにくるの、はやいですよね?」

孤蘭 挽 : 「ふむ、探偵か……。」顎に手を当てて考え込みつつ。

孤蘭 挽 : 「ここにいるメンツはほぼ本業は別の事をやっている。」

孤蘭 挽 : 「探偵専業はあのラーメン好きの引き籠り所長ぐらいだ。」

孤蘭 挽 : 「アレに比べたら、よほど君の方が探偵に向いているのではないかな?」

孤蘭 挽 : 「君がそのお父さん譲りの経営センスを見せてくれるのなら、私は喜んで君を次期所長に推薦するよ。」

孤蘭 挽 : 冗談とも本気ともつかない顔で微笑んでいます。

西条 蒼 : 「やぁ、素晴らしい!随分将来有望な子が来てくれたものだ。」

西条 蒼 : 「来るのがダメなわけではないよ?もちろん見せられるもの、話せるものに限度は出てくるが…。」

西条 蒼 : 「実際の仕事を見ていくのが一番勉強になる。」

西条 蒼 : 「しかし…挽くんの言う通り、僕らは他にも仕事はある。」

西条 蒼 : 「そのおかげで様々な見聞が広がっているということもある。」

西条 蒼 : 「君の将来は多岐に渡っている。」

西条 蒼 : 「その中で、もし将来僕らと同じ道を選ぶというのなら――――ぜひとも、歓迎するよ。」

西条 蒼 : 「所長の座にでもね?」ウインク

加賀美マサキ : 「黙って聞いてりゃお前らな……」加賀美は呆れたようにそう言います。
「まあ、たまーに遊びに来るには構わん。が、邪魔はするなよ」そう言いました。

剣崎望 : 「――おまたせしました―。フルーツケーキです」
剣崎が、キッチンから、切り分けたフルーツケーキを持って来ます。

剣崎望 : 「あ、瑠寧先輩、気を付けてくださいね。ティーポット熱いですし」

孤蘭 挽 : 「あぁ、そう言えばこの事務所にはもう一人優秀な探偵助手がいたな。」

高千穂 瑠寧 : 「大丈夫!任せて!」ティーポットとカップのセットを運んできます

孤蘭 挽 : 「藍君、剣崎と仲良くしてやってくれないか。」

孤蘭 挽 : 「彼、友達作るのが少し苦手みたいなんだ。」こっそり藍君に耳打ち。

鳴宮藍 : 「――え? そう、なんですか?」剣崎と瑠寧さんを見て不思議そうに言いますが。

鳴宮藍 : 「――はい、わかりました」挽さんにそういってから。

鳴宮藍 : 「あっ、じゃ、僕お手伝いしますね!」
そういって、ケーキと飲み物を運んできた、瑠寧さんと、剣崎の傍へ行き手伝い始めることでしょう。

加賀美マサキ : 「――ふむ。助手候補ってわけか。教授に連絡しとかないとだなあ」
彼はポリポリ頭を掻きつつそんなことを呟いていました。

KP : ――それから後も、皆様は、美しすぎる探偵としてその名を知らしめて行きます。

KP : 嘗て、剣崎とともに解決した事件たちは、どれもあなたたちの素晴らしさを伝えるエピソードとして扱われていました。

KP : ときどき、八木村から美味しそうな野菜も届くようになり。

KP : また、ファンの人垣の中に、ピンク色の髪の男も見つけるようになるでしょう。

KP : 更には、事務所には、新しい探偵助手候補の少年が、出入りするようになりました。

KP : 貴方は、美しい。歩けばみんな振り向くほどの美しさです。

KP : その美しさを誇りに思おうと思わなかろうと、事実として貴方は美しい。

KP : その美貌をどう活かすかは、貴方次第。

KP : さあ今日も始めましょう、華麗なる「美しすぎる探偵」の一日を――!

KP : 《第4章「ファウスト」 閉幕 》

KP : 『時よ止まれ、お前は美しい』終幕です。
END1 生還 『時よ止まるな、お前は美しい。』 となります
お疲れさまでした。そして、長丁場にお付き合い有難うございました。

高千穂 瑠寧 : お疲れ様でした! ありがとうございました!

西条 蒼 : お疲れさまでした!ありがとうございました~!!

孤蘭 挽 : お疲れ様でした!こちらこそ長らくの卓を開催頂きありがとうございました~

KP : 途中、いろいろトラブルもありましたが、最後まで行けて良かったです

KP : そうそう、報酬ですが

KP : 生還報酬 1d6、剣崎生存 1d6 となります。