福ヶ笑のTRPGログ

福ヶ笑のTRPGログ

ほぼほぼ自分用のTRPG活動記録です。 同卓してくれた方々に圧倒的感謝を。

エモクロアTRPG 「海になる」すみれさん卓



◆注意事項

この記事は、エモクロアTRPG 「海になる」(サグサ書庫 様作)のネタバレを含みます!

 

◆権利表記

本作は、「エモクロアTRPG」(著:ダイスタス・チーム)の二次創作物です。
==========

 

 

[雑談]襟久 謳詩 : こんばんは!

[雑談]DL : こんばんは~

[雑談]葛城立 : これにします

[雑談]鈴川 里奈 : それじゃあ私はこれで!

[メイン]DL : DL紹介!すみれです。
昨年エモクロアを始めたのですが、これすごく楽しい!共鳴感情楽しい!みたいなノリで現在にいたります。本セッション、半テキストでのんびり、皆さんと楽しんでいけたらなと思ってます!よろしくお願いいたします。

NPC:鈴川里奈
今回、PCのお二人を旅行に誘うNPCです。葛城君とおなじバンドに所属しつつ、フリーターをやっています。元気で楽天的なパーカッション担当です。

[メイン]襟久 謳詩 : PLは、福が笑うと書いて福ヶ笑(ふくがわ)です。
積みルルブおじさんです。

エモクロアは、主にしまどりる先生の大怪獣サメラやハピエンをDLとして回すことが多いです。
最近PLとして遊ぶこともぼちぼち増えてきたので今日も楽しみにやって参りました。

[メイン]襟久 謳詩 : PCは、襟久 謳詩(えりひさ おうじ) 
25才 男性 職業は営業マンです。

[メイン]襟久 謳詩 : 環境省認定日本一星空が綺麗な村「長野県阿智村」出身
都会に憧れて就職を機に上京したものの、都会暮らしに馴染めないでいます

[メイン]襟久 謳詩 : 休日に海や山に息抜きに出かける時間を大切にしています

歌を歌うのが好きで、気付くとつい鼻歌を歌っている事があるキャラです。

[メイン]襟久 謳詩 : 以上、よろしくお願い致します!@

[メイン]葛城立 : 今日はPLとして楽しくやっていこうと思っているリンです!
エモクロアのダイスにいつも振り回されています。今日は出目が荒れないことを神様にお祈りしてきました!

[メイン]葛城立 : PCは葛城立{かつらぎりつ)
バンドマン。ギターと作曲担当。
バンドの中では天然キャラで、ギターを引いているときだけはかっこいいというtheギャップ男。
天然だが頭は切れる。切れるというか頭の中に答えが浮かんでくるという直感タイプ。
相手に強い悪意が見えなければあった人全員を信用していく。
自分に近しい人はさらに甘えが強くなる。

みたいな設定を持ってきました!よろしくお願いします!@

[メモ]DL : セッション中の情報を切り抜いて、見直すように置いておく場所として使ってくださると嬉しいです。雑談とのすみわけ用によろしければ

[メイン]イントロダクション : 水と大気のもと、海より命がうまれたこの星で。
強きものが弱きものを食らって生きていく。
そうしなければ、命は生きていけないのだから。

それと同じことなのです。
私たちがかしづき、その意志に従うということは。

――そうだと分かってはいても。
輝かしい景色。愛しい人々。美しい思い出。
ああ。それらと、永遠に別たれてしまうことが。
ただ、ただ。どうしようもなく切なく思うのです。

ひとえに、心というものがあるゆえに。

[メイン]DL : 1-1 貴巌島へ
8月中旬。共鳴者たちはこの時期に訪れるペルセウス座流星群を見るために××地方沖合の貴巌島(たかいわしま)に向かっていた。
「夏の海に降り注ぐ星の天体ショー」として、あなたたちの友人である鈴川瑠奈が見つけてきたものだ。

[メイン]DL : ひと夏の思い出作りか、天体ショーへの興味か、はたまた2泊3日でありながらの格安ツアーに惹かれてか。あなたたちはそのツアーに申し込んだのであった。

[メイン]DL : 到着まで3時間ほど。貴巌島に向かう二日に一度の連絡船にはまばらながら宿泊の予定を思わせる荷物を携えた観光者の姿も見られたが、多くは特に周囲に興味もなくのんびりと過ごしている。
夏の海は穏やかで美しく、真昼の高い日差しを反射してきらめいている。

[メイン]鈴川 里奈 : 潮風に髪をなびかせながら、鈴川は大きく伸びをした。
「ん~!風きもちいいね。海もめっちゃきれい!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「♪~」
海風に吹かれながら、BUMP OF CHICKENの「天体観測」を鼻歌で歌っています。@

[メイン]葛城立 : 「いい景色だねぇ~。」
目を細めながら美しい海を視界に収めています。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ほんとにね~。晴れててよかったぁ。これなら、流星群も良く見えそう!」

[メイン]鈴川 里奈 : 「…あ!そうだ、歌ってるとこごめん、謳詩くん、立くん、旅のしおりわたしてたよね。せっかくだし、今確認しておかない?」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ん?あぁ大丈夫。そうだな、確認は大事だよな。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「それにしても里奈はマメだよな。この旅のしおり、お手製?」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだよ~!バンドメンバーと旅行はまああるけど、幼馴染そろってってないじゃん?頑張っちゃった!」

[メイン]鈴川 里奈 : にこにこ笑いながら、自分も冊子を取り出している。@

[雑談]襟久 謳詩 : 張り切っててかわよ

[雑談]鈴川 里奈 : かわいい皆のためだからよう…(*´ω`*)

[雑談]襟久 謳詩 : 昔からこんな感じだったんだろうなぁ

[メイン]葛城立 : 「わあ。すごい。お手製なんだ。確かにこのメンバーで行くのは始めてなんだね。ふふ、俄然楽しみになってきちゃった。」
って言いながらカバンを漁って少し折れ目のあるしおりを取り出して読もうとします。@

[雑談]葛城立 : いいねぇ

[メイン]鈴川 里奈 : 「あはは!立くんてば、いつも旅のしおりに折り目ついてたよね、なんか懐かしいな~」

[メイン]鈴川 里奈 : 二人の様子に笑い声をこぼしつつ、しおりを開いて説明を始めた。

[情報]📖夏の海に振り注ぐ星の天体ショー : 1日目
18時 貴巌島到着 旅館「しじま」まで移動。
 休憩、夕食。夜の時間まで仮眠
22時 御橋村役場担当者とともに観測場所へ移動(歩いて15分ほど)
24時 旅館へ戻り、就寝

2日目
9時 ボランティアガイドの案内のもと、貴巌島を観光
島内散策 ・御橋村役場
     ・御橋参道(みはしさんどう)
     ・史跡:貴巌神社(きがんじんじゃ)
13時 海鮮食堂「おおがい」で新鮮海鮮料理を堪能
14時 貝殻のキーホルダーづくり体験
15時 自由行動
18時 旅館「しじま」にて休憩・夕食・仮眠
22時 御橋村役場担当者とともに観測場所へ移動(歩いて15分ほど)

3日目
9時30分までに 旅館「しじま」をチェックアウト 

    10時の連絡船で離島

[メイン]鈴川 里奈 : 「貴巌島につくのは今日の夕方。夜の天体観測に向けて、ご飯を食べて、早めに仮眠をとる!観光は明日ね」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「おぉ、スケジュールもちゃんとしてる!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「天体観測は今夜と明日の夜の2回って事かな?」@

[雑談]鈴川 里奈 : いいね~仲良しで

[メイン]鈴川 里奈 : 「ああ、それはね…天気によって見れない場合があるかもって思って!」

[メイン]鈴川 里奈 : 「でも、今日の天気でも十分見れそう……でもやっぱり『極大』の日に見られるのがいいかなって。みんなの予定合わせられてよかったよ!」

[雑談]襟久 謳詩 : 素晴らしく計画的! <雨対策

[メイン]鈴川 里奈 : と言っている。「極大」に関しては、しおりをぱらぱらしてたら記載が見つかる。

[情報]ペルセウス座流星群 : ペルセウス座流星群は「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」とともに「三大流星群」と呼ばれ、毎年ほぼ安定して多くの流星がみられる流星群である。他の二つが1月と12月という冬の時期に発生することと比べて、ペルセウス座流星群は、夏の時期なので屋外の観測もしやすく、発生する期間も一カ月近くと長い。
そして幸運にも『極大』に当たる明日は新月で、観測にはもってこいの日程だった。

[情報]流星群について : 流星群とは空のある一点から放射状に広がる流れ星の一群のことを指す。その名称はその一点の位置を示す星座や近くの恒星から名づけられている。流星群が発生する期間はそれぞれ異なり、数日で終わるものや一カ月にわたって継続する流星群もある。
 その期間の間でもっとも流星が多くみられる日が『極大』とよばれる日だ。

[メイン]鈴川 里奈 : 「謳詩くんも、立くんも星好きだし、やっぱ一番いいときに見れるといいよね!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「いやほんとタイミング良かったよ!ちょうど仕事で疲れ果ててたから、アウトドアが必要だったんだよー。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「山の夜空は見慣れてるけど、潮騒を聴きながら観る夜空も格別だろうなぁ。今から楽しみでしょうがないよ。」@

[メイン]葛城立 : 「確かにそれは俺も初めてかもしれないな~。」

[メイン]葛城立 : 「極大で見るの初めてだから楽しみだな。」

[雑談]襟久 謳詩 : うきうきしてる

[メイン]葛城立 : 「ここまで作ってあるのすごいね。結構分厚い。」そう言ってパラパラしおりをめくってます@

[雑談]鈴川 里奈 : みんなうきうきしててかわいいな

[メイン]鈴川 里奈 : 「んふ~、でしょ!久しぶりにワードとエクセル立ち上げて頑張ったんだ~」

[メイン]鈴川 里奈 : 「島のほうは、けっこう自然がゆたかみたいだし、星空もすっごくきれいに見えるはずだから、楽しみにしてて!」

[メイン]鈴川 里奈 : 「…でも、島といえば、ご飯も楽しみだよね~ん。そういえば皆、魚介系は得意だったっけ?」@

[メイン]葛城立 : 「好きな方だとおもうよ。いくらとかサーモンとかよく食べる。」

[メイン]葛城立 : 「けど和食か。焼き魚はあんまり食べないけど好きだよ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、大丈夫大丈夫。取れたての海の幸、めっちゃ楽しみにしてきた!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ~良かった~、あたしも楽しみにしてきただよね!」

[メイン]鈴川 里奈 : 「やっぱ新鮮なやつ使わないといけない料理って、旅先の定番って感じするし!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「奇麗な景色みて、おいしいごはんたべて、バンドもお仕事もがんばろーって感じかな?旅行のコンセプト」
今更だけど、と笑いながら言う。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「仕事の話は置いといて、とりあえずはたっぷり充電しようぜぇ~。」

[メイン]襟久 謳詩 : 仕事の話にうんざりとした表情で@

[メイン]葛城立 : 「うん。そうだね~。ゆっくりしよ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そうそう!ぼちぼち島が見えて来た頃合いじゃないか~。」

[メイン]襟久 謳詩 : 話題を変えるように水平線に目を凝らす。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あはは、ご~めんごめん!仕事の話はしないでおくね」

[メイン]鈴川 里奈 : そう言いながら、ほんとだ!と襟久と同じ方へ眼をやる。@

[メイン]葛城立 : 「もう?早いなぁ。」

[メイン]葛城立 : 「すごいのどかで優しそうな場所だね。自然もいっぱいだし」@

[メイン]DL : 期待を高まらせながら共鳴者たちが会話をしているうちに、水平線の端に島が見えた。それはだんだんと近づき、船の速度も緩やかになっていく。

[メイン]DL : ついに貴巌島に到着だ。波止場に次々と乗客が下りていく。

[メイン]DL : 鈴川は、荷物を持ったまま、きょろきょろと二人のそばで周囲を見渡した。

[メイン]鈴川 里奈 : 「ええ~と。たしか担当の人が迎えに来てくれるはずなんだけど…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 一緒に見回してみます。@

[メイン]葛城立 : 「見たらわかるのかな?あっちの人は。」キョロキョロしてます@

[雑談]襟久 謳詩 : 観光者ムーブ 目立ちそうだな

[メイン]鈴川 里奈 : 「男の人と、ボランティアの女の子らしいんだよね~…」
とつぶやきつつ。

[メイン]DL : 共鳴者たちが辺りを見回していると、白いワイシャツを着た20代前半の男性と、10代後半の少女の二人が近づいてきた。鈴川の言っている人物に近しいように見える。

[メイン]DL : 男性は細身で潮焼けした肌と髪の色が目を引くが、礼儀正しい雰囲気が伝わってくる。
かたわらにいる少女はゆるやかに波打つ黒髪を潮風になびかせながら微笑んでいるが、どこか儚げな印象がある。そして抱きしめるようにノートをしっかりと抱えていた。

[雑談]襟久 謳詩 : NPCの立ち絵 お手製? <旅のしおりじゃなく

[メイン]DL : 彼らもこちらに気づいたのか、近づいて挨拶を交わしてくるだろう。

[メイン]菱正守 : 「お待ちしておりました。御橋(みはし)村役場に勤めております、菱 正守(ひし・ただもり)と言います。今回のツアーの担当になりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

[メイン]健名みこと : 「えっと…ボランティアガイドの健名みこと(けんみょう・みこと)と申します。短い間ですが、どうぞよろしくお願いいたします」

[メイン]DL : 二人そろって礼をする。@

[雑談]DL : おてせ~です!(∩´∀`)∩

[メイン]葛城立 : 「こちらこそ。よろしくお願いします。」ペコリと少し頭を下げます。@

[雑談]葛城立 : すごい!!

[雑談]DL : えへへ嬉しい(*´ω`*)

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんに健名さん。お出迎えありがとうございます。私は襟久と申します。今回のツアーとても楽しみにして参りました。今日から3日間、よろしくお願い致します。」

[メイン]襟久 謳詩 : 社会人的な挨拶が抜けない@

[雑談]襟久 謳詩 : おもてなしが手厚い 素晴らしい!

[メイン]鈴川 里奈 : 「鈴川です!よろしくお願いしま~す!」満面の笑み@

[メイン]葛城立 : (すごい。大人っぽい。)いつもと違う雰囲気に驚いた目で見つめてます。@

[メイン]鈴川 里奈 : 尊敬のまなざし@

[メイン]襟久 謳詩 : (あ、やっちゃったか?)と苦笑いしてます。@

[メイン]健名みこと : 襟久さんに尊敬のまなざしを向けているような雰囲気。@

[雑談]襟久 謳詩 : おろ、NPCさんも

[メイン]菱正守 : 「ご丁寧にありがとうございます」
若干の笑みを浮かべつつ、そうだ、とリーフレットを3部とりだす。

[メイン]菱正守 : 「こちら、この島の観光パンフレットになります、よろしければ、どうぞ」
と手渡してくる。@

[雑談]DL : NPCさんもそんけいのまなざし~

[メイン]襟久 謳詩 : 「ありがとうございます!」受け取ってみんなに手渡します。そしてさっそく見てみます。@

[情報]📖たかいわ島めぐり : 今年の4月発行となっている真新しいパンフレット。島の外観のイラストとともに、転々と観光名所とされているところが示され、四季折々のイベントや、時期に合わせた観光ルート、それに随行する観光ボランティアガイドの存在なども書かれている。

観光ボランティアガイドとはいわゆる地元に詳しい有志の人々が、観光客に対してガイド活動をするというものだ。今回、共鳴者たちが参加した「夏の海に降り注ぐ星の天体ショー」も夏のおすすめ観光ルートとして記載されている。

[メイン]葛城立 : 「今回はこのルートで行くんですよね。こっちのしおりにも書いてあった。」そういいながら「夏の海に降り注ぐ星の天体ショー」さしてます@

[メイン]健名みこと : 「あ!そうなんですよ」

[メイン]健名みこと : 「今日と明日の流星群の観測は正守君……あ、すみません! 菱さんが担当するんです!」

[メイン]健名みこと : にこにこと話している。@

[メイン]健名みこと : 「島のご案内は明日、私が担当させてもらいますね!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「天体観測!楽しみにして来たんです。菱さん、よろしくお願いします。」にっこり

[メイン]襟久 謳詩 : 「それに、明日の観光も!実は海の幸も楽しみにして来たんです。健名さん、よろしくお願いします。」にこにこ@

[メイン]健名みこと : はい、と返事しつつ、少し照れたように微笑んでいる。@

[メイン]菱正守 : その様子に、少し笑みをもらしてから、

[メイン]菱正守 : 「…今回はみなさん、夏のツアーとしておいでいただきましたが、春も島の中央にある御橋山の桜が綺麗ですし……秋や冬も、その時期に合わせた海産物でおもてなしできますよ」

[メイン]菱正守 : 「天体観測がお好きでしたら、ぜひ、ほかの時期でも来てくださると嬉しいです。冬のオリオン座も美しいので」
と言っている。@

[雑談]襟久 謳詩 : さすが村役場の職員さん、村おこしのアピールに余念がない

[雑談]菱正守 : 眼鏡があればぜったいくいってしてました。

[メイン]葛城立 : 「そうですね。ここは本当に星がきれいに見えそうです。海に反射する夜空は、私達の地元とはまた違った美しさがあるでしょうしね。」

[メイン]葛城立 : 「話は変わるんですけど、今の海鮮の旬ってなんなんですか?」@

[雑談]葛城立 : www

[メイン]菱正守 : 「そうですね…日によっても少し品が変わるのですが、」

[メイン]菱正守 : 「これから案内させていただく、『しじま』では、タイやアジ…サザエなどをよく出してもらっています」@

[メイン]葛城立 : 「へー!とっても美味しそう!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「やっば!聞いてるだけでお腹空いてきた(><)」

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕らの実家がある村も星がきれいで有名なところなんで、もしよかったら遊びに来てくださいね。タイミングが合えば案内しますね。」にっこり@

[雑談]襟久 謳詩 : 若干の対抗意識

[メイン]健名みこと : 「わあ!そうなんですね、素敵です。ぜひ、後でお話聞かせてください!」@

[雑談]襟久 謳詩 : お、好感触♪

[メイン]襟久 謳詩 : 「もちろん喜んで!」にこにこ@

[メイン]健名みこと : 「…あっ、そういえば、その」

[メイン]健名みこと : と言いつつ、葛城の背のギターケースを見つめながら、

[メイン]健名みこと : 「それって、もしかしてギター?ですか?」
目がどことなくきらきらしてるようす。@

[メイン]葛城立 : 「うん。そうだよ。よくわかったね。ギタリストやっているから持ってる方が慣れちゃって、いつも持ち歩いているんだ。」@

[メイン]健名みこと : 「え!ギタリストって…すごいですね!初めて見ました」

[メイン]健名みこと : 「もしかして皆さんも、何か楽器を弾かれるんですか?」
と、襟久と鈴川を期待のまなざしで見ている。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕は楽器は全然! たまにリツのバンドにサポートで、コーラスとかピンチヒッターのボーカルに入る程度だから。」両手を振りつつ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「謙遜しちゃって~、みことちゃん、この人めちゃくちゃ歌上手いから!喉が楽器ってかんじ!」
「ちなみにあたしは、ドラムやってるの」@

[雑談]襟久 謳詩 : 結果めっちゃバンドアピールできてるw

[メイン]健名みこと : 「ボーカルって、楽器屋さんでしか聞いたことないです!歌がすごく上手いってことですか…憧れます!」

[メイン]健名みこと : 「バンドかあ、すごいなあ…CDとかでしか曲を聴く機会がないから、聞いてみたかったなあ」
と感慨深そうな顔をしている。@

[メイン]葛城立 : 「音出してもいい場所があるんだったら一曲ぐらいなら引けると思いますよ。」ね!って感じで二人を見ます@

[雑談]鈴川 里奈 : いいぜいいぜ~!

[メイン]鈴川 里奈 : 「おお~っ、確かに?一曲いっちゃう?」かなり乗り気@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、うん。僕は楽器の準備も要らないから、いつでもどこでも大丈夫だよ。」@

[メイン]菱正守 : 一瞬、迷うような顔をしたあと、人のいなくなった船着き場を指さす。

[メイン]菱正守 : 「そうですね、人もいませんし、あのあたりでしたらちょうどよいかと思います」

[メイン]菱正守 : 「…私も聞いてもいいでしょうか?」@

[メイン]葛城立 : 「もちろん。観客は大勢歓迎ですよ~。」そういいながら船着き場の方に向かいます。@

[メイン]DL : では、旅行客も、地元住民もいないなか、静かな波止場で三人は、菱とみことに向けて簡単なセッションをしてみせるだろう。@

[メイン]葛城立 : 簡単に調弦して「みんな、なににする?」そう言いながらアコギを構えます@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしはなんでも!」と言いつつ、拍をとるため手をかまえている。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「じゃあ海なので、ケツメイシの夏の思い出あたりかな? それともベタにサザンのTSUNAMIとか?」@

[雑談]襟久 謳詩 : 選曲むずい

[メイン]鈴川 里奈 : 「ん~、それじゃあ、いい思い出になれ~ってことで、「夏の思い出」のほうにしよ!」@

[雑談]鈴川 里奈 : ありがとう

[メイン]襟久 謳詩 : 「確かに、旅の初日から津波は縁起が悪いかw」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。じゃあそうしようか。里奈、カウントよろしく!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「はーいっOK!」手でカウントをとる@

[メイン]葛城立 : 2DM<=8 〈技巧(ギター)〉 (2DM<=8) > [10, 5] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=8 〈芸術(ドラム)〉 (2DM<=8) > [6, 1] > 3 > 成功数3 トリプル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈芸術(歌唱)〉 (2DM<=8) > [5, 8] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]DL : では、葛城がミスしたかと思われた運指も、二人の音で、今までにないアドリブになっていく。

[メイン]DL : セッションは大成功!
普段とは違う場所での演奏に、三人の音も、どこか浮足立っていたかもしれない。@

[メイン]健名みこと : しばらく聞きほれていたみことが、ノートを小脇にかかえて拍手をする。

[メイン]健名みこと : 「すごい!ギターも、ボーカルも、えっと、ドラム?の音も、とっても素敵でした!」にこにこ@

[メイン]葛城立 : 「いやあ、そう言ってくれて嬉しいよ。」

[メイン]葛城立 : 「みんな。ありがとう。カバーしてくれて。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「喜んでもらえたようで良かった。」ほっと一息

[メイン]襟久 謳詩 : リツに向かってこっそりサムアップ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「いいってことよ~」と言いながら、一緒に葛城に向かってさむあーっぷ!@

[メイン]DL : みことの菱もひかえめながら拍手をしていた。

[メイン]DL : 島ではこのような演奏をきくこともないのだろう。
菱の運転するバンで宿に向かうさい、二人も、共鳴者たちと同じように、少し浮足立った様子だった。

[メイン]DL : 会話もはずむ車内で、みことも笑いながら、ノートに何かかきこんでいた。

[メイン]DL : 宿泊する旅館「しじま」に到着する。造りは古いが、外装は新しく直したことが見て取れた。荷物を降ろした後、菱は予定通り今夜迎えに来ることを伝えると、みことと共にバンに乗って去っていくだろう。

[メイン]DL : 共鳴者たちは旅館での海鮮料理を堪能し、早めの眠りにつくことになる。@

[メイン] 旅館の支配人 : 支配人が運んでくる料理は、菱が先ほど言っていたような、新鮮な海産物が調理されたものだ。見るだけでかなり食欲をそそられるだろう。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ずっと潮騒が聴こえてる……。」目を瞑って聴き入っている。

[メイン]襟久 謳詩 : 「お!」運ばれて来た料理の香りに気付いて目を開ける。

[メイン]襟久 謳詩 : 「やった。お腹ペコペコだったんっすよ~。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「いっただっきま~す!」高らかに宣言@

[メイン]葛城立 : 来るところをワクワクした目で追って、自分の前に運ばれてきたことを確認して、「頂きます。」とほのかに嬉しそうな感じでボソッとつぶやきます

[メイン]葛城立 : 「これうまいよ。臭みもないし、良質な脂が乗っている魚の味がする。」っていいながらあじの塩焼き食べてます@

[メイン]襟久 謳詩 : 「旅館の御膳って目移りしちゃうよな~。お造りも美味そうだし、これ金目鯛の煮つけかな?独り暮らしじゃ味わえない物ばっかり♪」きょろきょろ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「いただきま~すっと、確かに、どれから食べるか迷っちゃうくらいあるね~」

[メイン]鈴川 里奈 : 「塩焼きに、お刺身にい…」
と迷い箸になりつつ、手を付けておいしい悲鳴を上げている。@

[メイン]DL : 三人そろって食事を楽しんだ後、三人は天体観測にむけて少しの仮眠をとる。

[メイン]DL : 1-2 夜の浜辺へ
 夜も更け、小さな村に灯っていた人々の営みの明りのほとんどが消えたころ。
共鳴者たちが宿の前で待っていると、遠くから一本の懐中電灯の明かりがまっすぐ近づいてくる。やがてそれが菱であると分かるだろう。

[メイン]菱正守 : 「こんばんは…ご気分は大丈夫そうですか?」@

[メイン]葛城立 : 「はい。バッチリですよ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「はい。美味しい晩御飯食べたらぐっすり仮眠できたので、準備はばっちりです!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 二人の後ろで、寝ぐせをなおしつつ、うんうん頷いている。

[メイン]菱正守 : 「それは良かった、それではご案内します。私が先導しますので……離れたら、すぐに声をかけてくださいね」

[雑談]襟久 謳詩 : かわいい <寝ぐせ直し

[メイン]菱正守 : そう言いながら、三人に懐中電灯をわたした。

[メイン]DL : 少し歩けば海の音がすぐに耳に届く。周囲にはわずかな街灯が灯るばかりだ。空を見上げれば猫がひっかいたような細い月が浮かんでいる。

[メイン]菱正守 : 「ここでも充分明りは少ないですけど……もっといいところへ行きましょうか」
と言って、波止場の先へ進んでいきます。@

[雑談]鈴川 里奈 : 照れっ!

[メイン]襟久 謳詩 : 「確かに、星を観るなら明りが見えないところの方が良さそうですね。」菱さんに置いてかれないように気を付けて後を追います。@

[メイン]葛城立 : 「はい。わかりました。」そういってついていこうとします。(多分少し経ったときに一瞬立は消えかける。)@

[メイン]DL : 案内に促されるままに波止場から離れ、明りは手元の懐中電灯だけになる。

[メイン]DL : 時折、「立くんいる?」「いるよ~」という、声掛けもありつつ、

[メイン]DL : どれほど歩いただろうか、道の舗装が途切れ、岩場になり、そこからさらに進んだあたりで、菱が足を止めた。
そこは港からは見えなかった小さな砂浜だ。後ろは切り立った岩肌となっている。

[メイン]菱正守 : 「ここですよ…ほら、見てみてください」
そう言い、空を指さす。

[メイン]DL : 空を仰げば、一筋の光が尾を引き――二、三秒を数える前に消える。その視界の端で、また一条の光が流れる。時には水平線に溶けるように長く尾を引くものもあった。

[メイン]DL : 流れ星が最も多くなる極大という日を明日に控えていることもあり、数分に一つは燃えゆく星の軌跡を見ることができた。雄大な天体ショーを前にして、共鳴者たちの心は躍る。@

[メイン]葛城立 : 「…すごいな。綺麗。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「すっごーい!!‥‥普段の街から離れるだけでも、こんなに空の見え方が違うんだ…!!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 声も出せずに息を飲んでいる。

[メイン]襟久 謳詩 : 流れ星の軌跡を眼で追いながらため息をつく。

[メイン]襟久 謳詩 : 「想像以上でした。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さん、ありがとうございます。」@

[メイン]菱正守 : 「いえ…ここまでのものは、私もあまり見ないので」

[メイン]菱正守 : 「ガイドとしてだけでなく、島民としても、いいものが見れました」
かすかに微笑む。@

[メイン]DL : そうして、流星の数も落ち着きを見せ始めたあたりで、再度菱は共鳴者に声をかける。

[メイン]菱正守 : 「そろそろ落ち着いてきましたね……どうでしたか、今日の星空は。」

[メイン]菱正守 : 「少しでも楽しめたならなによりです。…もう、夜も遅くなりますし、帰りましょうか。来る時と同じように、私の後についてきてください」@

[メイン]葛城立 : 「わかりました。」なにかしらインスピレーションが湧いたのか浮足立ちながら帰ります。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「はーい」と菱さんに返事をしてついて行く

[メイン]襟久 謳詩 : 里奈に向かって「ほんとに来て良かったよ。誘ってくれてありがとう。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 流星群の迫力に、まだ少しぼんやりしてる中、はっとした顔になる。

[メイン]鈴川 里奈 : 「え~!?こっちこそありがと!明日はきっともっとすごいから、楽しみにしてなよ~」@

[メイン]DL : 様々な思いを抱きつつ、共鳴者たちは先導する菱についていくことだろう。
その耳に、打ち寄せる波音とは違う音が聞こえてきた。

[メイン]DL : ぱしゃり、ぱしゃりと。
水をかき分けて歩く音。
それは、すぐ後ろの波打ち際から聞こえてくる。懐中電灯で照らせば、すぐに見えるだろう距離だ。

[メイン]DL : だが共鳴者たちを先導する菱は聞こえていないのか、まったく歩みを止める気配はない。
あなたたちは立ち止まる。

[メイン]DL : 1-3
一体、後ろにいるものは何なのか? なぜだか、あなたたちはそれに引き付けられてやまない。
ここで共鳴判定をおこなう。
!共鳴判定(強度5/上昇1)∞共鳴感情:[奉仕(関係)]

[メイン]葛城立 : 1DM<=5 〈∞共鳴〉 (1DM<=5) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]襟久 謳詩 : 1DM<=5 〈∞共鳴〉 (1DM<=5) > [8] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]鈴川 里奈 : 1DM<=5 〈∞共鳴〉 (1DM<=5) > [5] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]DL : 共鳴判定に失敗した共鳴者たちは、その足音を不思議にも、面白そうにも、不気味にも感じただろう。

[メイン]鈴川 里奈 : 「……ねえ、あれ……人じゃない?」

[メイン]DL : 先んじて振り向いていた鈴川の声が震えていた。水音の正体を見ようと、後ろを振り向く。
懐中電灯の光が輝く海に、人の姿があった。背格好は若い女性だろうか、服装はどういうわけか夜の海に混じるように暗く、判別できない。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ねえ、待って、そこの人! 危ないよ」
と声をかけている。@

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン]襟久 謳詩 : 「え、溺れてるのか!?」よく見ようとします。@

[メイン]葛城立 : (人、いるなぁ。)二人の動きを眺めています。@

[雑談]襟久 謳詩 : リツくんのペースが良い

[メイン]DL : 共鳴者が声をかけるなどしても、その人物はまったく止まろうとしない。共鳴者の意識には「見届けなければならない」という意志が強く浮かんでくる。目を離すこともできず、ただ人影を見つめるばかりだ。

[メイン]DL : その人影は腰まで海に浸かってなお、海へと進んでいく。
海に浸かっていくにつれ動きが滑らかになっていくようだ。
まるで、海の中こそが本当の居場所であるかのように。
水音と人影はどんどんと沖へと遠ざかる。そして。
とぷん、と。
影は海に頭まで浸かって見えなくなってしまった。

[メイン]DL : その謎の人影を見たものは〈∞共鳴〉レベルが1上昇する。

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン]system : [ 葛城立 ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 2 → 3

[雑談]DL : わかる~、りつくんのマイペースさがほどよい

[メイン]DL : えも言われぬ沈黙のなか、鈴川が声を上げる。

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ…!いけない、た、助けにいかないと!」
懐中電灯で辺りを照らしながら、戸惑うことなく海に向かっていく。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「わかった!」自分も走って海に跳び込もうとします。@

[雑談]襟久 謳詩 : ダイブの構え

[雑談]DL : ヨシ!(浜辺ネコ

[メイン]葛城立 : 「え、ああ。確かに。」そう言いながらあとを追いかけます。@

[雑談]襟久 謳詩 : それよくないやつや

[メイン]DL : そういいながら、海に共鳴者たちは駆け出す。
…しかしなぜか、菱はだまったままだった。

[メイン]DL : その時、少女の声が闇夜に響く。

[雑談]襟久 謳詩 : 菱さん!?

[メイン]DL : 「――みなさん、ついて行っちゃだめです!」
誰もが驚き、辺りを見回す。ここでその相手を見つけることができたか技能判定をおこなう。
!技能判定〈*知覚〉〈観察眼〉〈直感〉など

[メイン]葛城立 : 2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [5, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [8, 10] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]DL : 襟久は、自分たちから少し離れた場所から走り去っていく足音だけを聞いただろう。

[メイン]DL : 葛城は、懐中電灯の端に、見覚えのある緩く長い黒髪を揺らして走り去っていく少女の姿が見えた。@

[雑談]菱正守 : よばれました、菱です。

[メイン]葛城立 : 「一体、なにが起きたんだろう。」少し動揺しながら言っています@

[メイン]襟久 謳詩 : 勢いよく海に跳び込もうとしたところに、突然掛けられた声に驚いて、きょろきょろしています。@

[メイン]鈴川 里奈 : 襟久と同じように周囲を見回しつつ、「何…?誰かいるの?」と言っている。@

[メイン]DL : それほど時間が経っていないはずなのに、あたりを見ても、海辺にはなにも見当たらない。@

[雑談]襟久 謳詩 : ナズェミテルダケナンンディスカ!!

[メイン]葛城立 : 「なにか、みことちゃんみたいな人影を見た気がしたけど、気のせいかな。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そうか?オレには足音しか聞こえなかったからなぁ……。」@

[メイン]菱正守 : 「…彼女を?まさか、そんな」
声色はうたがわしいというより、驚きが勝っている。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「それより、菱さん。良く見えなかったんですが、人が海に歩いて行って沈んでしまったようなんです!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「捜索とかできませんか!?」@

[メイン]DL : 襟久の声で気を取り直したのか、菱が携帯を取り出す。

[メイン]菱正守 : 「それは大変ですね。すぐ捜索の連絡をださないと」@

[雑談]襟久 謳詩 : さすが役場勤め、頼りになる

[メイン]菱正守 : 菱はあちこちに電話をかけ始めた。
そうしているうちに、島のサイレンが鳴り、黒一色だった街並みにぽつり、ぽつり、と明りが灯る。やがて船のエンジン音が響くようになり、漆黒の海に点々と光が走り始める。@

[メイン]菱正守 : 「…それで、どんな背格好の人でしたか?」
三人に聞いてくる。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「え、背格好......。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「どうだったかなぁ。リツに里奈はちゃんと見えたか?」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしには…えっと…く、暗くて……顔を見ようとしたけど、光の加減か、真っ暗で。でもいたのは確か…」@

[メイン]葛城立 : 「シルエットで若い女性…に見えた気がする。けど、服とかは、なんか見えなかった。な。」@

[メイン]DL : 鈴川や共鳴者たちの説明の信憑性が足りないことは明らかだったが、菱はその内容を携帯口で真剣に連絡していた。

[メイン]菱正守 : 「……とにかく状況は伝えました。今日はいったん、みなさんのことを宿泊先にお送りします。あとの対応は、こちらでしますので」@

[メイン]葛城立 : 「…あ、わかりました。よろしくお願いします。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「色々手配して頂いてありがとうございます。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「たしかに、オレたちじゃもうできる事は無さそうなので宿に帰ります。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「後はよろしくお願いします。」ぺこり@

[メイン]DL : 来た時と同じように、菱は共鳴者たちを宿まで送る。
君たちの心情は、ここへやってきたときとは一変しているかもしれない。
そんな共鳴者たちを見下ろしながら、空から降る星の光はやむことなく輝いていた。

[メイン]DL : あわただしく地元の人々が海へ向かう中、共鳴者たちはその流れに逆行して宿へと戻っていく。口も重く、会話も少ないかもしれない。
海へと身を沈めていった人影は、一体誰だったのか。
無事に見つかるのだろうか。

[メイン]DL : 菱の案内で宿前まで送り届けられると、彼は君たちへ頭を下げた。

[メイン]菱正守 : 「……こんなことになってしまって、申し訳ありません。なにもないことを、祈るばかりです。みなさんも今日はおやすみになってください」@

[メイン]葛城立 : 「そうですね。私も何事もないことを祈っています。こちらこそ、おやすみなさい。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「おやすみなさい。」@

[雑談]DL : 二人ともすごく対応がしっかりしてる

[メイン]DL : 鈴川も、力なく二人の隣で頭を下げた。

[雑談]襟久 謳詩 : とは言え何もできないのがもどかしい

[メイン]DL : 菱の携帯が闇夜にけたたましく鳴る。菱は共鳴者たちに会釈をすると、電話に答えながら海の方へと向かっていった。

[メイン]DL : 部屋へと戻った共鳴者たちは答えのない不安を抱えて夜を過ごしたりするものもいれば、緊張が解けたからか眠り込むものもいるかもしれない。
ただただ静かに時間が過ぎていった。@

[雑談]DL : わかる~

[メイン]DL : 2-1 一夜明けて
 海の端が明るくなり、日もすっかり昇ったころ。部屋の扉がノックされる。扉を開くと、そこに立っていたのは旅館の支配人だった。

[メイン] 旅館の支配人 : 「…おはようございます、お加減はいかがでしょうか?」@

[メイン]葛城立 : 「ぼちぼち元気ですね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「眠れないと思ってましたが、いつの間にか寝入ってました。今はすっきりしてます。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ、おはようございますぅ…なんとか」
寝起きの出ない声で力なく返事している、@

[メイン] 旅館の支配人 : 三人の様子に、少し安堵したのか、支配人は安心させるように微笑んで口を再度開いた。

[メイン] 旅館の支配人 : 「すみません、みなさんお休みだとは思っていたんですが、お伝えしなければならないと思いまして」

[メイン] 旅館の支配人 : 「昨晩、海に身を沈めた方についてなのですが……見つかっていません。ですが、ご安心ください」

[メイン] 旅館の支配人 : 「この島で生活している人たちと、観光に来たあなた方含め、この島にいるはずの人たちの所在は全員確認できたとのことです。……つまり海に沈んだ人はいなかったんです」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「え、そうなんですか?」驚く@

[メイン]葛城立 : 「…へぇ」釈然としないような顔をしています@

[メイン] 旅館の支配人 : 「ええ、…私も、捜索隊の方から話をお聞きしたのをお伝えしているだけですが」

[メイン] 旅館の支配人 : 「信頼できる方々なので、安心していただけますと、幸いです」

[メイン] 旅館の支配人 : そういい、再度穏やかに微笑んで、
「…朝食のご準備もできていますので、そちらも、いつでもお申し付けください」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ありがとうございます。じゃあ顔を洗ったら朝ごはん食べに食堂に行きますね。」@

[メイン]DL : 支配人はにこやかにうなづいて部屋を後にする。@

[メイン]葛城立 : 「…俺ら、人みたよね?」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「うん…みたよね絶対」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、ぴちゃぴちゃいう足音も聞いた。いたはずなんだよなぁ。」@

[メイン]葛城立 : 「三人もおんなじ幻覚、幻聴を見るとは考えづらいもんね。けど支配人さんが嘘ついてるって感じもしないんだよね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「じゃあ島民じゃない誰かがいたってこと?」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そ、それってつまり…幽霊?」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「いやいやいや、幽霊だったら足音しないだろ!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あっ、そっか!…って、それじゃあなんだったわけ…」@

[メイン]葛城立 : 「まあ、よくわからないし、なにか知っていそうなみことちゃんに話が聞きたいな。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「おぉ、たしかに。今日案内してくれる予定だったから、聞いてみようか。」@

[メイン]DL : 鈴川も、「そうだったね。みことちゃんならいろいろ教えてくれそう」と二人に乗り気だ。

[メイン]DL : 共鳴者たちは色々な想像をしたり、意見を交換したりしながら朝食を食べて、観光の時間を待つことだろう。@

[メイン]DL : そうしているうちに、二日目の観光予定の時刻だ。旅館の外に出ると、みことが共鳴者たちに声をかけてくる。

[メイン]健名みこと : 「みなさん、おはようございます。あの……昨晩は、大変でしたね」
真摯に労わるように共鳴者たちを見つめる。@

[メイン]葛城立 : 「まあ、ぼちぼちね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、みことさんも話は聞かれてましたか。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「結果誰も海に入っていないらしくて。僕ら大騒ぎし過ぎちゃったかなって。」頭を掻く@

[メイン]健名みこと : 三人の様子に、みことも神妙に顔になる。

[メイン]健名みこと : 「でも、すごく驚いたり、怖かったりしたと思いますから。今日の観光も無理はしないでくださいね」@

[雑談]襟久 謳詩 : やさしい

[メイン]葛城立 : 「うん。そうさせてもらうよ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ありがとう。気を遣わせちゃったね。」

[雑談]健名みこと : えへへ

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、気持ちを切り替えて、島の観光を楽しもうか。」にっこり@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだねぇ、せっかく案内してもらうんだから、あんまり辛気臭い顔してちゃいけないね」
なんとか笑ってみせる。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ああでも、立くんはみことちゃんに聞きたいことあったよね。どうする?後でにする?」
とこそこそと聞いてくる。@

[メイン]葛城立 : 「なんか聞くタイミング逃してるんだよね。」こそっといいます@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ん、どうしたどうした?」気が利かない声で@

[メイン]葛城立 : 「いやぁ、昨日の夜みことちゃんみたいな人見たんだけど、ほんとにみことちゃんなのかな~って話してた。」

[メイン]葛城立 : 「みことちゃん。夜、いたの?多分助けてくれた気がしてるんだけど。」@

[メイン]健名みこと : 顔に驚きの色が浮かび、だんだんと、申し訳なさそうな気配を帯びる。

[メイン]健名みこと : 「あ…葛城さん、気づいてたんですね」

[メイン]健名みこと : 「助けた、というのかは、私もよく判別できないんですけど…」

[メイン]健名みこと : 口ごもっている様子で、何を話そうか迷っているように見える。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕らには分からなかったんだけど、海に入っていた人のこと見えなかった?」@

[メイン]健名みこと : そう言われると、観念したように微笑む。
「はい…見えてました」

[メイン]健名みこと : 「…黙っていてごめんなさい。私以外に〈海の遣い〉を見た人とは、初めて会ったので」

[メイン]健名みこと : 「ここで話しているのもなんですから……島をご案内しながら、いろいろお答えしますね」@

[雑談]襟久 謳詩 : お、意外と素直

[雑談]襟久 謳詩 : 〈海の遣い〉とかきたー

[雑談]襟久 謳詩 : これエモクロアだったじゃん 怪異じゃん

[メイン]DL : このまま、共鳴者は質問をまじえながらも、みことに島内を案内してもらうことになる。

[メイン]健名みこと : 「まずは御橋村役場からですね」

[メイン]健名みこと : 「途中で商店街も通りますよ、お土産屋さんもいっぱいあるので、きっと楽しいはずです」

[メイン]健名みこと : そう言い、共鳴者たちの先導をするだろう。@

[雑談]健名みこと : エモクロアでしたね~

[メイン]DL : 御橋村役場に向かう途中、こぢんまりとした商店街があらわれる。
新しく外装を整えた店と昔ながらの趣の建物が混在し、どこかちぐはぐとした印象を受ける。ちらほらと観光客らしき人や島民が話している声が聞こえるが、話題は昨晩の「海に消えた人影」のことでもちきりのようだった。

[メイン] 観光客1 : 「びっくりしたねぇ。夜中に安否確認だって宿の人が来るなんて、初めてだよ」

[メイン] 観光客2 : 「結局、その人は見つからなかった……というよりは、島からいなくなった人がいないってことらしいね。イタズラ? 酒にでも酔ってたのかなぁ、ふふ」

[メイン]DL : 後ろ指をさされるような観光客の言葉に、共鳴者たちは少し居心地が悪く感じるかもしれない。

[メイン]DL : 共鳴者たちが肩身の狭い思いをしていると、観光客の店員が声をかけるのが聞こえる。

[メイン] 店員 : 「まあまあ、そうおっしゃらずに!その人たちも、大変な思いをして気の毒だったでしょうからね。あ、こちらはいかがですか? 手作りの厄除けのアクセサリーなんです……」

[メイン]DL : みことも、共鳴者たちに気にしないよう声をかけている中、

[雑談]襟久 謳詩 : すごいなぁ、立ち絵がたくさん

[メイン]DL : 共鳴者たちは、店員がこちらを気遣うようにちらりと視線を送っているのに気づくだろう。

[メイン]DL : だが、目の前の観光客の対応に追われ話しかけてくる様子はない。
ここで技能判定をおこなう。
!技能判定〈観察眼〉〈心理〉

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈心理〉 (2DM<=8) > [8, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]葛城立 : 1DM<=8 〈直感〉 (1DM<=8) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]DL : では、襟久は店員が、共鳴者たちやみことに対して「身を案じている」「どうか無事でいてほしい」と心配してくれていることが分かる。@

[雑談]襟久 謳詩 : お、やさしい

[メイン]襟久 謳詩 : 仲間にこっそり

[メイン]襟久 謳詩 : 「俺たちが騒ぎを起こしたのに、あの店員さん、俺たちの事気遣ってくれてるみたい。」こそこそ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「え~、いい人だね、あのお客さんたちのこともいさめてくれたし」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、それに俺たちだけじゃなく、みことちゃんの事も心配してくれてるみたいなんだよね。」

[雑談] 店員 : 人にやさしさを(多分AC

[メイン]襟久 謳詩 : 「みことちゃん、かわいがられてるなぁ。」@

[メイン]葛城立 : 「いい子だもんね~。」

[メイン]葛城立 : 「気をつかてくれてありがたいな。このままこの街回るの辛かったし。」@

[メイン]健名みこと : 二人の言葉に照れつつ、

[メイン]健名みこと : 「そうですね…誤解されたままだと皆さんお辛いでしょうし、」

[メイン]健名みこと : 「あんなかたがもっと、増えたらいいなって。…ほかの人が悪いと言いたくはないけど、思ってしまいます」
少し困り顔でこぼす。@

[メイン]葛城立 : 「たしかにね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「さっきの観光客がいなくなったら、厄除けのアクセサリー買おうかな。」@

[メイン]鈴川 里奈 : みことの言葉にうなづきつつ、
「ん、あたしもアクセサリー気になるし、後でみんなで買いにいこっか。お揃いにしよ」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。いいのあるといいな。」@

[メイン]健名みこと : 「うふふ!いいですね、ぜひ買っていってください」@

[メイン]襟久 謳詩 : 忙しそうな店員さんに感謝の意を込めて会釈します。@

[雑談]襟久 謳詩 : 島の人意外と優しい

[メイン]健名みこと : 「…それじゃあ、このまま役場にお邪魔しましょうか。」

[雑談]襟久 謳詩 : 因習村を警戒し過ぎたかw

[メイン]健名みこと : そういってみことは、ふたたび共鳴者を先導する。

[メイン] 店員 : 四人が離れていくのを見守りつつ、襟久に会釈を返した。

[メイン]DL : 商店街を抜けると、御橋山を背にした古びた2階建ての庁舎が見えてくる。

[メイン]健名みこと : 「ここが御橋村役場です。庁舎の中には村の情報が集まってくる情報発信スペースがあるんですよ」

[メイン]DL : みことに連れられるままに村役場に入る。ワンフロアが壁もなく見渡せ、それぞれ席について仕事をしている役場職員たちの姿が見えた。
普段の雰囲気からなのか、昨晩の出来事があったからなのか、どことなく忙しない雰囲気だ。その中に菱の姿がある。だがこちらには気づいていないようで、パソコンに向かって事務作業をしている。

[メイン]健名みこと : 「正守君……あ、菱さんやみなさんの邪魔しちゃいそうですね。あっちに観光パネルとかあるので、見に行きますか」
焦り顔。

[メイン]DL : 業務フロアとは真逆の広々としたスペースには真新しい観光情報パネルが建てられている。
その脇に置かれた机には昨日みことたちから渡された『たかいわ島めぐり』が束になって配置されているほか、地域のお祭りや各種イベントのチラシが並べられていた。あまり手が入れられていないのか、すでに終了した日付のものもある。
ここで技能判定をおこなう。
!技能判定〈*調査〉〈観察眼〉

[メイン]葛城立 : 彼の美貌に書類のほうが見られたがっている!?
2DM<=8 〈魅了〉 (2DM<=8) > [8, 7] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈直感〉いろんなチラシがある!ど・れ・に・し・よ・お・か・な (2DM<=8) > [4, 9] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]DL : では、葛城くんのイケメンオーラに誘われたチラシが顔をだし、

[メイン]DL : それを襟久くんもはっと目にとめる。

[情報]DL : チラシの日付を見比べると、7月下旬から8月中旬にかけてだけ、なぜかぽっかりとイベントや行事がないようだ。

さらにパネルの下に、汚れた三つ折りのリーフレットが落ちていることに気づく。拾って確認するとそれには『たかいわ島めぐり』と書かれているが、発行年月は数年前になっている。

[情報]📖数年前に発行された『たかいわ島めぐり』 : 昨日渡されたものと大きく変わらないようにみえたが、それには今回共鳴者たちが参加している「夏の海に降り注ぐ星の天体ショー」という観光ルートが記されていない。

島の外観のイラストとともに、転々と観光名所とされているところが描かれ、四季折々のイベントや、時期に合わせた観光ルート、観光ボランティアガイドについての記載はあるものの、そこに書かれているのは、春、秋、冬のものだけだった。

[メイン]DL : 古いチラシの内容や、古いパンフレットの内容については、みことにも質問できるので、次回ぜひ聞いてみてね!@

[雑談]葛城立 : 星のルート今年だけ?

[メモ]襟久 謳詩 : 次回聞くこと:
・これまで夏は観光イベント無かった?

[雑談]襟久 謳詩 : こっそりログを回収しに来てお部屋のFAに圧倒され感動したマジすごい感謝

[雑談]DL : え、えへ、えへへへ(照

[雑談]DL : ありがとうございます~(∩´∀`)∩

[情報]葛城立 :

[メイン]葛城立 : 「ねえ、みことちゃん。昔って夏の観光ルートなかったの?」@

[メイン]健名みこと : 「あ!そうなんです。数年前までは夏の時期はお祭りも行事もしなくて、観光ツアーもなかったんですけど…」

[メイン]健名みこと : 「菱さん……もう正守君でいいかな。正守君が企画したんです。」
と、少し誇らしげに微笑む。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんは町おこしに熱心なんだね。」@

[メイン]健名みこと : 「そうですね!」

[メイン]健名みこと : 「島とか過疎地域とかは……人がどんどんいなくなってしまうから。」

[メイン]健名みこと : 「この島は変わっていかないといけないって言って、上の人と話したり、反対する住民の人の家をまわったりして……なんとか実施にこぎつけたんですって」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「え、反対する人もいたの?」@

[メイン]健名みこと : 「そうですね…この時期にお祭りやイベントをしないのは……昔の風習の名残なんです」

[メイン]健名みこと : 「…ちょうど、ちょうどそれにまつわる場所が、次に向かう貴巌神社です」@

[雑談]襟久 謳詩 : 因習村の気配が……

[雑談]健名みこと : ざわ…ざわ…?

[メイン]葛城立 : 「へぇ。そんな風習あるんだ。俺らに馴染みのない文化だから楽しみだね。」@

[雑談]葛城立 : 嫌だよ~怖いよぉ~

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、楽しみだ。じゃあ案内お願いするね。」@

[雑談]襟久 謳詩 : でもまぁエモクロアだからなー

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ、あはは…興味は沸いたかも」ちょっと不安げな顔をしつつ。@

[メイン]健名みこと : 三者三様の答えに、にっこりと微笑みかけると、

[メイン]健名みこと : 「そうですね、私も、大切な場所だと思っているので…ぜひ、楽しみにしていてください」

[メイン]健名みこと : そう言って、ふたたび案内の先導を務めるだろう。

[メイン]DL : では、神社に向かう道すがら、四人はみなとを通る。

[メイン]DL : 2-4 港
 昨日の夜の重苦しい黒い海はそこにはなく、雄大さと美しさだけがどこまでも広がる海だ。

[メイン]DL : 多くの船は既に漁に出たのか、小型船が数隻残っているだけだった。自分たちがこの島にやってきた連絡船の姿はない。

[メイン]健名みこと : 「中学校や高校は本土にあって‥‥…学校がある時期ならば連絡船は毎日出ているんですけど、今は夏休みの時期なので隔日運航になっているんです。」

[メイン]健名みこと : 「仕事をする人はもうほとんどが向こうで暮らしていますから、あまり不便もないみたいですね。正守君のご両親も向こうで暮らしてます」@

[メイン]葛城立 : 「へー、そうなんだ。やっぱ島一つじゃ狭いね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「毎日慌ただしく船が出入りしないのも、いかにも夏休みって感じで逆にのどかでいいかも。」@

[メイン]葛城立 : 「確かに。」

[メイン]葛城立 : 「この海、綺麗だね。昨日の夜と同じ場所じゃないみたい。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「…そう言われると、たしかに。」

[メイン]鈴川 里奈 : 「昨日と違って、のどかできれい。…風も穏やかで気持ちがいいね」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「昨日の夜か……。あれってやっぱり見間違いだったのかなぁ。誰もいなくなった人がいないって......。」首をかしげ@

[メイン]健名みこと : 「あっ…<海の遣い>のことですね」

[メイン]健名みこと : はっとした顔で言い、言葉を続ける。

[メイン]健名みこと : 「…<海の遣い>というのは…詳しくは、後で話せたらと思うのですが」

[メイン]健名みこと : 「海に現れて、海に人を呼ぶもの、です」

[メイン]健名みこと : 「同時に、それに呼ばれた人は、海に向かわなくてはいけないんです」

[メイン]健名みこと : 「…それに、皆さんがいらっしゃるまで、島では私しか見たことが無い”もの”だったのです」

[雑談]襟久 謳詩 : あー、共鳴者にしか見えないのかー

[メイン]健名みこと : 「…だから私も、そのことが本当かは、よく分からなくなってしまって」
うつむきがちに最後はこぼし、不安げな表情を見せる。@

[雑談]襟久 謳詩 : じゃあ、因習村的には生贄候補が増えたって......コト?

[雑談]健名みこと : み…っ!き、聞かなかったことに…しなくては!

[メイン]襟久 謳詩 : 「うーん、それって行事とかしきたりの『設定』の話じゃないんだよね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「そういう、人じゃない何かが本当にいるってこと?」半信半疑になりつつ@

[雑談]襟久 謳詩 : イイ感じにキナ臭くなってきましたよー

[メイン]葛城立 : 「いるんじゃない?見たんだし。けど、呼ばれないと、いいんだけどね。それなら無害だから。」俯きがちになりながら言います。@

[雑談]葛城立 : ですね~!

[メイン]健名みこと : 「そうですね、葛城さんの言う通り、実際にいるんです」

[メイン]健名みこと : 「私も何度か目にし…」

[メイン]DL : 港を歩いて参道へ向かっていると、二人組の壮年の男たちが近づいてくるのが見えた。服装からして漁業関係者のようだ。

[雑談]襟久 謳詩 : お、村人との邂逅

[メイン]健名みこと : 「いいえ…これ以上は、神社でお話します。」
みことはそう言い、冷や汗をぬぐった。@

[雑談]葛城立 : 嫌なよかんがするぞ~!

[メイン]葛城立 : 「わかった。行こうか。楽しみにしてるんだ。」@

[雑談]健名みこと : しますね!

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、そうしよう。」@

[メイン]DL : それでは、その折に、男たちが話しかけてくる。

[メイン] 漁師1 : 「おや、みことちゃん。こんなところに来るなんて……危ないよ」

[メイン] 漁師1 : 「それと…そちらの方々も。観光の人かな、あんまり海に近づくんじゃないよ」@

[メイン]葛城立 : 「わかりました。すみません。」ここ入っちゃいけなかったっけと疑問に思いつつ。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「気を付けます。」@

[メイン] 漁師1 : 「ん、ああ、いやあ、港のとこは、船やらなんやらで足元が危ないからね。見てる分にはいいんだけど、老婆心でさぁ」

[メイン] 漁師1 : そういい、景気よく笑って見せる。

[雑談]襟久 謳詩 : わろとるでー

[メイン] 漁師1 : 「…そういえば、あんたたちが、昨日海に行く人を見たって客かい? 」

[雑談]襟久 謳詩 : あ、怒られる?

[メイン] 漁師1 : 「おかげでこっちはおおわらわだったよ。まあ、何事もなくてよかったさ。あんたたちが悪いわけじゃないからな」

[雑談]襟久 謳詩 : あれ、意外と怒ってない?

[メイン]DL : そういって、漁師は豪快に笑いながら、大きなあくびをしてみせた。
ここで技能判定をおこなう。
!技能判定〈*知覚〉〈直感〉

[メイン]葛城立 : 2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [6, 5] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [8, 7] > 2 > 成功数2 ダブル

[情報]DL : 昨日あんな大騒ぎをおこしたというのに、島の人たちはあまり気にしていないようだ。人が一人消えたかもしれない、そうでなくてもよそものが深夜に騒ぎを起こしたというのにだ。おおらかな土地柄なのだろうか。

[メイン]健名みこと : その横で、漁師の先の言葉に、穏やかに頷いているようだった。@

[雑談] 漁師1 : にこにこ

[メイン]葛城立 : 「ありがとうございます。色々迷惑かけてしまいましたが、案外気にされていなくてよかったです。」にこりと笑って見せます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「お騒がせしてすみませんでした!これからは気を付けます。」頭かきかき@

[メイン]DL : 隣で、鈴川も深く頭を下げる。昨夜の騒ぎや、商店街での会話もあってだろうか。

[メイン]DL : その様子に、漁師の片方はおおらかに笑って見せた。

[メイン] 漁師1 : 「いやいや、あんたたちも災難だっただろう、これからまた楽しんでくれよ」

[メイン]DL : そのような共鳴者たちの会話を聞いていたもう一人の漁師が、ぼそりと呟く。

[メイン] 漁師2 : 「ああ…悪いのは、あの菱のやつだからな」

[雑談]襟久 謳詩 : 優しいのが返って怖い

[メイン] 漁師1 : 「おいおい、お客さんを前にやめとけって。もう島のみんなで決めたことだろうが」
そう言われると、制された片方の漁師はそこで口をつぐんだ。

[メイン]健名みこと : みことは少し黙ったあと、穏やかに笑いながら、しかしはっきりと伝える。

[雑談]襟久 謳詩 : やっぱり菱さんと村の人たちに軋轢が?

[メイン]健名みこと : 「きっと、すぐに結果は出ないです。でも、これから、良くなります。ゆっくりでも、いつか……」

[雑談]襟久 謳詩 : がんばってる

[メイン]健名みこと : そうして、共鳴者たちにも、申し訳なさそうに微笑んだ

[雑談]葛城立 : 夏のルート作るときとかにもなんかあったのかもね

[メイン] 漁師2 : 「…‥‥みことちゃんが言うなら、そうだと思っておくよ」
納得した様子で、漁師たちは離れていく。

[雑談]襟久 謳詩 : かもね

[メイン]健名みこと : ふう、と息を吐くとみことは再度、共鳴者たちに笑いかける。

[雑談]襟久 謳詩 : みことちゃんはだいぶ信頼されてそう

[メイン]健名みこと : 「ごめんなさい。普段はあんな人じゃ……いえ、もとから愛想は悪かったかな……で、でも、人のこと悪く言ったりしない人なんです」@

[雑談]健名みこと : 共鳴者の皆さんの推理がさえわたりますね

[メイン]葛城立 : 「まあ、その辺はわからないし関われないからなんとも言えないや。みことちゃんが言うならきっとそうなんだろうけど。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、全然気にしてないから大丈夫。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「私も気にはしてないよ!」

[メイン]健名みこと : 「えへへ…ありがとうございます」

[メイン]DL : そのまま歩いていくと、山への道がみえてくる。

[メイン]健名みこと : 「あれが、御橋参道です。そこを上りきると貴巌神社です。」

[メイン]健名みこと : 「そこにはきっと、人もいないでしょうし…さっきのお話の続きもできますね」

[メイン]健名みこと : 「暑さには気を付けてくださいね」
と微笑みかけ、先を行く。@

[メイン]DL : 2-5 貴巌神社
 鬱蒼とした道を歩く。どうやら普段の人通りは少ないらしく、草も膝丈にまで伸びてきている。

[メイン]健名みこと : 「貴巌神社への参道としてつくられたものだったんですけど……大正時代の終わりに、貴巌神社を継ぐ人がいなくなってしまって。」

[メイン]健名みこと : 「今は、史跡として残っているんです。それからは、村の人で整備しているんですけど、夏だとすぐに草が伸びちゃって」
草をかき分けながら、困ったように笑う。

[メイン]DL : じっとりと体に汗をかきながら、山の道を進んでいくだろう。

[メイン]DL : しばらくして、木々の間にぽっかりと穴が開いたように青空が見えた。終わりが見えた喜びからか、吸い寄せられるように足取りも軽くなっただろう。共鳴者たちは道を上りきる。

[メイン]DL : 佇む共鳴者の前に立つ鳥居。その向こうには、海が見えた。透き通った水色の、昼の海だ。

[メイン]健名みこと : 「お疲れ様です。ここが貴巌神社です」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ~、涼しい~海からの風だ…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ふぅ~。お疲れ様。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「海が見える神社か。ここはやっぱり大漁祈願の海の神様とか祀ってあるのかな?」@

[メイン]健名みこと : 「そうですね、御神体は…」

[メイン]健名みこと : すっと指さした先にあるのは、海だ。

[メイン]健名みこと : 「‥‥この〈海そのもの〉なんです」

[メイン]健名みこと : 「ご神体は、鏡とか注連縄とか物体的なものもありますけど、神様が一時的に訪れる〈場所そのもの〉も御神体とする考えもありますので…この神社では、海を祀っているんです」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、山そのものがご神体とか聞いたことあるかも。」といいながら海を眺めてみます。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「へえ~、御神体の話とかあんまり知らなかったから、勉強になるわ」
と言いつつ、襟久の隣で海を眺めている@

[メイン]DL : 海に面した敷地の端には落下防止用の柵がついており、その柵の手前にはなにやら巨石と石造りの台座がある。

[メイン]健名みこと : 「柵の向こうは崖になっているので、気を付けてくださいね」

[メイン]DL : ここで巨石と石造りの台座について技能判定をおこなう。
!技能判定〈*調査〉〈観察眼〉など、周囲の状況を視覚的に判定できる技能や〈鑑定〉など古いものを調べる技能

[メイン]襟久 謳詩 : 1DM<=6 〈*知覚〉 (1DM<=6) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]葛城立 : 2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [6, 8] > 2 > 成功数2 ダブル

[情報]DL : 【貴巌神社の巨石と台座】
この台座は海に向けて作られているもののようだ。
また、昨日、自分たちが星を観測していた浜辺が良く見える。また、大岩の下にはかなり古いが大岩を引きずって動かした跡がある。

[メイン]健名みこと : 「あ…!すみません、動かしたりしないでくださいね。大事な物なので……」

[メイン]健名みこと : と声をかけつつ@

[メイン]襟久 謳詩 : 「え、こんな大きな石、動くの?」ちょっとびっくりして後ずさる。@

[メイン]葛城立 : 「けど、動かした跡あるから動くんでしょ。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「何人かでやればできるんじゃないかなぁ?」ちょっとわくわくした顔。@

[メイン]健名みこと : 「ふふっ、そうですね、私もちょっと気になりますけど、」

[メイン]健名みこと : 「動かして、何かあっても遅いですもんね」

[メイン]健名みこと : 「それじゃあ、みなさん。ここで一休みしましょう。休憩してもらいながら、この貴巌神社について説明させてもらいますね」

[メイン]DL : みことに促されて、近くの古びた石造りの長椅子に座ることになる。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「やった~、椅子あったんだね、ここ。」
ぽすんと座って、息をつく。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「じゃあ、一休みさせてもらうね。」座って一息

[メイン]襟久 謳詩 : 「それでは説明のほう、お願いするよ。」@

[メイン]葛城立 : みんなの後を追って座ります。@

[メイン]健名みこと : 持ってきた資料を手にしながら、説明を始める。

[メイン]健名みこと : 「貴巌神社は、昔はこの島だけでなく、周辺の島々や本土の沿岸の人々もお参りに来る神社だったそうです」
「とはいっても、みなさんが本当に祈っていたのは、神社にではなくて海に向かってでした。島や沿岸で暮らす人は漁で生計を立てる人たちが多いですから。大漁や海難防止として、様々な願いを海そのものに託したんです」 

[メイン]健名みこと : 「最初のうちは、この場所に来て祈りを捧げるだけでよかった、とされています。危険な海を渡り、山を登り、願をかける……それだけでも、すごい決意と熱心さがありますから」
彼女の視線を追って目をやると、遠くにぽつぽつと島々が見える。
今のような動力式の船もない時代にここへ来ることは一苦労だったろうと想像がついた。

[メイン]健名みこと : 「けれど自然が相手ですから。時には祈願しても海が荒れ十分な釣果が得られない、連続して人が海で亡くなることが相次ぐ……そういうことも起きます。そのような不運に見舞われた人たちは、こう考えたのです。海はただ願われるだけでは不満なのだ。なにか、見返りになるような捧げものをするべきだと」

[メイン]健名みこと : 「わずかな金銭、大事な着物、貴重な作物……海への祈願に、そういった供物を捧げるようになっていきました」

[メイン]健名みこと : 「その捧げものをする時期が、ちょうど7月中旬から8月上旬……お分かりですよね。ペルセウス座流星群が現れる時期です。昔からも流星群というものは確認されていたのでしょうけど、その降る星の光が最も多い夜に海に捧げていたと言います。きっと、星の光も捧げものとしていたんでしょうね」

[メイン]健名みこと : 「そういったことを繰り返しているうちに……実際に、不思議な影響が出始めました。雨が急にやんで晴れて海が凪いだり、時季外れの豊漁になったり……」

「今度は、感謝を表すためにまた捧げものをする。不幸が起きれば、より良いものを捧げて……そんなことを繰り返していくうちに、内容はどんどんエスカレートしていきました」

[メイン]健名みこと : 「そうしてある時。異常なほどの不漁が続き……強い願いを伝えるための捧げものは、一線を越えました」
「なんとなく、想像がつくのではないでしょうか」

[メイン]健名みこと : 「捧げられたのは、人間……。その後、今までの不漁が嘘のように豊漁の一年となったそうです」

[メイン]健名みこと : 「人間を生贄にするという風習は、歴史や世界的に見ても珍しいことではありません。……人間が捧げられる最も大事なものとは『人間の命そのもの』、という認識は共通するものなのかもしれませんね」

[メイン]健名みこと : 「……そうして生贄を捧げているうちに、今度は『海に人影が見える』という人が現れるようになりました。『その人影を見ていると、まるで海に呼ばれているような気持になる』という人が……」
そこまで話すと、深く息を吐く。緊張をほぐすかのように、何度か深呼吸をした。@

[メイン]葛城立 : 「大丈夫?自分の島の黒い歴史なんて、神経使うでしょ。」@

[メイン]健名みこと : 「大丈夫です。…皆さんに、知ってもらいたいので」
かぶりを振って、葛城に微笑みかける。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そうだね。正直、想像していたより重い話で驚いた。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「ゆっくりでいい。もし疲れたりしたら休んでもいいよ。僕らは待ってもいいから。」@

[メイン]健名みこと : 「ありがとうございます」
心なしか小さな声で返事すると、

[メイン]健名みこと : 大丈夫、というように、再度資料に目を落とし、口を開いた。

[メイン]健名みこと : 「人々は考えました。『その人影は、海の神が新たな生贄を求めて遣わせてきたものだ』と」
「そうして人々は、海にあらわれる人影らしきものを〈海の遣い〉と呼び……その姿が見える者を選ばれた生贄として捧げるようになりました」
 そこまで話しきって、みことは息を吐く。それはすべてを吐き出せた安堵と、すべてを受け入れた諦めにも思えた。

[メイン]健名みこと : 「選ばれた人は、この時期の流星が最も多い夜になると、海に呼ばれるように自らその身を海へと沈めていったそうです……」
「ただ、この神社を継ぐ人間が消えたころと時期を同じくして、そういう風習はなくなったんです。それからは昔話みたいに語り継がれていただけでした。……〈海の遣い〉が見える人間が現れないのならば、それは海の神が捧げものを求めていないからだと」

[メイン]DL : 共鳴者たちはその話を聞いて、不安に包まれることだろう。自分たちが、あの海の人影――〈海の遣い〉を見たということは、生贄の条件を満たしてしまったことになる。
 みことはゆっくりと共鳴者たちを見回しながら、安心させるように、ぎこちない笑みを浮かべた。

[メイン]健名みこと : 「大丈夫です。みなさんのこと、巻き込むつもりはありません……だって、島民の私が、生贄になるべきなんですから」@

[メイン]葛城立 : 「…消えたんじゃ、なかったの?ああ、いなかっただけなのか。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「昨日のは、その…<海の遣い>の話のとおりだもんね」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「いやいやいや、生贄なんて必要ないでしょ!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「今までだって問題無かったんじゃないの?」

[メイン]襟久 謳詩 : 「確かにおかしなモノは見えちゃったかもしれないけど、それで絶対この村がおかしくなるって証拠も無いでしょ!」信じられない、いや、信じたくないという思いで否定する。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「…って、確かにそうだよね!生贄とか、今の時代的になくても大丈夫でしょ…?」
不安と恐怖に揺らいでいる顔。@

[メイン]健名みこと : 「…それは、私も、思わなくはなかったですけど…」

[メイン]健名みこと : 「ここの海も島も人も大事で…もっといろんな人が増えたら、お客さんが増えたら、もっと栄えたら…って、思っていたので…」

[メイン]健名みこと : 「これが、身寄りのない私に唯一できる恩返しだと思っていたんです」

[メイン]健名みこと : 「…でも、皆さんと会って、私だけが、見える人ではないんだと知って…」
彼女の瞳は揺らいでいた。唯一だと思っていた道が揺るがされて当惑し、混乱した表情だった。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「確かに、僕たちもあの存在を見た。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「ってことは、みことちゃんが独りで抱え込む必要は無いってことだよ!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「こんな事は考えたくないけど、

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕らももう当事者と言えるのかも知れない。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「こうなったら、僕らも一緒にこれからどうするか、考えなきゃいけないと思う。」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。この島の大人たちはみことちゃんのこと、捧げようとしてるの?」@

[メイン]健名みこと : 襟久の言葉に、ノートをぎゅっと抱きしめ、

[メイン]健名みこと : 「…えっと、その…ありがとうございます、襟久さん、葛城さん」
迷いをうかべた表情で続ける。

[メイン]健名みこと : 「…島の皆さんは、私が生贄になること、賛成…してくれていると思っています」

[メイン]健名みこと : 「あ…でも、」

[メイン]健名みこと : 「正守君だけは、昔話として聞かされていた子供の頃から「人が死んで誰かが得するような方法はおかしい」って、ずっと言ってたらしいんです。」

[メイン]健名みこと : 「私が見える人間だとわかってからは、もっとはっきりと周りに言うようになりました。『一度終わった風習だ。こんなことをしなくても、自分たちはこの島で生きてきた。別の方法で、よりよい島にしていくべきだ』って……」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんはこのしきたりに反対だったんだね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「しきたりに反対って言うか、みことちゃんを生贄に差し出したくなかったのかもね。」@

[メイン]健名みこと : 「…そうかもしれないですね。それに〈海の遣い〉が現れる場所に、正守君がわざわざ案内したことも不思議で……」

[メイン]健名みこと : 「こんな風習を再開させるきっかけになる存在は、見える人なんていないほうがいいはずなのに……」

[メイン]DL : ここで技能判定をおこなう。これは、菱が思い至っている内容についての判定である。
!技能判定〈*調査〉〈洞察〉

[情報]DL : 共鳴者たちは菱の行動について考えを巡らせ、考え付く。菱が共鳴者たちを、貴巌島の外に住む人間を夜にあの場所へと導いたのは、みこと以外の〈海の遣い〉が見える者を探すためだったのではないか、と。

[メイン]DL : 共鳴者が思い至った内容については、みことに伝えても構わない。@

[メイン]健名みこと : しばらく考え込んでいる様子で、自分で話した内容について、何か思い当たった雰囲気ではない。@

[メイン]葛城立 : 言うべきだと思う?ってアイコンタクトを送ります。@

[メイン]襟久 謳詩 : うなずき返します。@

[メイン]鈴川 里奈 : 何も思い至ってないのか、考え中な様子。@

[メイン]葛城立 : 「菱さんは君を守るために俺らを導いたんじゃないかな。」@

[メイン]健名みこと : 「…えっ?」驚いた顔。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「敢えて悪い言葉を選べば、君の代わりになる存在を探していて、僕らがその『身代わり』になれるかを試していたのかも。」@

[メイン]健名みこと : 「…そうしたら、その人たちは生贄になれてしまう……?」

[メイン]健名みこと : 戸惑いと恐怖がないまぜになった顔で、おそるおそる口を開いた。

[メイン]健名みこと : 「そんなのダメです。関係ない人を巻き込んでしまったら、この島は本当に終わってしまいます」@

[メイン]葛城立 : 「そう。だね。」

[メイン]葛城立 : 「じゃあ、菱さんのことも説得して、この村の人も説得しようか。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「でも、僕らに何かできる事があるなら手伝いたいとは思う。」

[雑談]DL : この二人かっこいいな

[メイン]襟久 謳詩 : 「というか既に当事者だから『手伝う』とか言ってられないね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕らでこの事態を何とか出来るならしたいと思っているよ。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね、言い方はいろいろあるけど、あたしも二人と同じ気持ちかな、みことちゃんのこと、手伝いたいな!」

[メイン]健名みこと : 三人の言葉に、不思議な顔をして頷いた。

[メイン]健名みこと : 「…いいんですか?」

[メイン]健名みこと : 「…あっ、いえ…生贄の話をこんなに真剣に聞いてもらって、」

[メイン]健名みこと : 「そのうえ、変えようって、言ってくれる人がいるなんて…思っていなくて」

[メイン]健名みこと : 「…ありがとうございます。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「多分菱さんはこの事をずっと独りで何とかしようとしてたんだよね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんともっと話をしないといけない気がする。」

[メイン]襟久 謳詩 : @

[メイン]健名みこと : 襟久の言葉に、大きく頷く。

[メイン]健名みこと : 「そうですね、皆さんさえよければ、正守くんと会って、お話…してほしいと思っています」

[メイン]健名みこと : 「みなさんこそが、どうして正守君がこんなことをしたのか聞く権利があると思うんです」

[メイン]健名みこと : 「私一人で聞いたらはぐらかされてしまうかもしれませんが、みなさんがいてくれたら……」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんのお仕事が終わったら、もしくは天体観測の時にでも話をしてみようか。」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。それまでにどう説得するか、何を聞くか。考えておこうかな。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「うん、それがよさそうね。」@

[メイン]健名みこと : 「そうですね…正守くんのお仕事が終わるのが、17時なので、そのころに役場で待っていれば、早めに会えると思います」

[メイン]健名みこと : 「私も向かうので…皆さんがよければ、17時ごろに、役場に集まりませんか?」@

[メイン]葛城立 : 「うん。わかった。いいよ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「OK。ちょうど予定も自由時間になってるし、会いに行ってみよう。」@

[メイン]健名みこと : 「…ありがとうございます!」  

[メイン]DL : 鈴川も、二人に続いて頷き、四人は自由時間の後に役場に集まることになった。

[メイン]DL : 話も一区切りついたところで、みことは腕時計を見て、はっと口元を抑える。

[メイン]健名みこと : 「もうお昼ご飯の時間ですね、すみません皆さん、お腹すきましたよね…?」

[メイン]DL : 時間を確認すれば、13時も間近だ。@

[メイン]葛城立 : 「そういえばそうだね。どこに行くんだっけ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん。運動もしたしお腹すいた~。海鮮料理食べに行くんだったよね!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ね~!あたしも気づいたらお腹すいちゃってた。たしか、『おおがい』ってお店に行くんだっけ?」

[メイン]健名みこと : 「そうそう、海鮮食堂の『おおがい』ってお店に予約を入れているんです」

[メイン]健名みこと : 「わたしもよくいく、とってもおいしいごはん屋さんですので、ぜひ楽しみにしてください!」
にっこり笑って見せる。@

[メイン]葛城立 : 楽しみそうにニコニコしてます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「それは期待できそうだ♪」@

[メイン]DL : それでは、食事への楽しみも募る中、山を下りて食堂に向かう途中でみことは、<海の遣い>の話をしてくる。

[メイン]健名みこと : 「そういえば…みなさんは、あの子とはお話ししましたか? 昨日の〈海の遣い〉」

[メイン]健名みこと : 「〈海の遣い〉は色々いるんですけど、あの子は優しくて、いろいろなことを教えてくれるんです」

[メイン]健名みこと : 「私……夜のうちにいつの間にか海辺まで歩いていくことがあったんです。その時、あの子は……私を海から遠ざけようとしてくれたんです。〈海の遣い〉なのに変わってますよね」
いい思い出の話のように、語り口は穏やかだ。@

[雑談]襟久 謳詩 : 色々いるんだ <〈海の遣い〉

[雑談]葛城立 : 一人じゃないんだねぇ

[メイン]襟久 謳詩 : 「へぇ、〈海の遣い〉にも色んな人がいるんだね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「その子はみことちゃんと友だちになりたかったのかもね。」@

[メイン]健名みこと : 「友達?…そうだったら、嬉しいです」
照れ笑いをこぼしつつ。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしたちも仲良くできたらいいね。その<海の遣い>と」

[メイン]鈴川 里奈 : 「…それに、不謹慎かもだけど、あたしそうゆう友達関係って、素敵だと思う。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そうだな。でも〈海の遣い〉って言葉通じるのかな?」

[メイン]襟久 謳詩 : 「まぁ、通じなかったら......。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「歌でも歌えば気持ちは伝わるか!」にっこり@

[メイン]鈴川 里奈 : 「いいね~それ!昨日みたいに、また三人でセッションして見せちゃおうよ!」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。そうしたら、仲良くなれそうだ。」@

[メイン]健名みこと : 「素敵です!…そのときは、私も一緒に聞かせてくださいね」

[メイン]健名みこと : 「<海の遣い>とは…何度か会ううちに、お互いの考えていることが伝わるようになっていきました。言葉ではなくて、なんとなく、感情が伝わりあうようなそんな感じですけど」

[メイン]健名みこと : 「だからきっと、伝えたい、伝えて欲しい、って思いがあれば、通じ合えるのかもしれないですね」

[メイン]DL : そんなことを話しながら、共鳴者たちは次の目的地に向かった。

[メイン]DL : 2-7 海鮮食堂「おおがい」
参道を降りて先ほどの港の脇を歩いていく。そのなかに海鮮食堂「おおがい」はあった。昼のピークは過ぎたが客入りはそこそこあり、この島の規模から言ったら繁盛しているといっても言いだろう。

[メイン]健名みこと : 「こんにちは~13時から予約していた観光ツアーの者です」

[メイン] おおがいの店主 : 「いらっしゃいませ~。お待ちしてましたよ、みことちゃんとみなさん。参道を通ってお疲れだろうし、いっぱい食べていってくださいね」

[メイン]DL : 店員に案内されるままに席に行くと、見るも豪華な海鮮料理が並んでいた。この島に来てからも幾度も食べてきたが、それとは比べ物にならない量だ。@

[メイン]健名みこと : 「わあ~、いつもより多いですよね!」
みことはすごーいといいながらそのこともまめにノートに書きこんでいる。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「サービス満点ですね!よ~しお腹いっぱい食べるぞー!」腕まくり@

[メイン]DL : 共鳴者たちは立ちはだかるその料理に、果敢にも挑むことだろう。食べきれたか何らかの技能や能力値のダイスを振って判定しても面白いかもしれない。@

[メイン]葛城立 : 運ばれてきたのを見て、目を輝かせながら天ぷらに口をつけるよ。@

[メイン]葛城立 : 1DM<=4 〈*生存〉 (1DM<=4) > [6] > 0 > 成功数0 失敗

[雑談]葛城立 : 食べきれない!

[雑談]鈴川 里奈 : うお~!

[雑談]鈴川 里奈 : 立くんが!食べ過ぎで倒れてしまいそう!!

[メイン]襟久 謳詩 : お寿司を食べ、浜焼きの貝に舌鼓を打ち、あら汁を飲んでいると、次第に満腹感が押し寄せてくる。

[メイン]襟久 謳詩 : (ちょっと腹ごなしに身体を動かそう。)

[メイン]襟久 謳詩 : 立ち上がって部屋の隅の空いた場所で、シャドウボクシングを始める。

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈武術(ボクササイズ)〉 (2DM<=8) > [10, 4] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]鈴川 里奈 : 「わ~、こんなに山盛りなの、なかなか見ないよ!」
速いペースで食べ始める。

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=6 〈耐久〉 (2DM<=6) > [6, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]鈴川 里奈 : 「おいし~!おかわりお願いします~!」
満面の笑みで店員に手を振っている。

[メイン]鈴川 里奈 : 「って!二人とも大丈夫?お水飲む??」@

[メイン]葛城立 : 「まだ食べたい?俺らの分。食べてよ。美味しかった…からさ。」うなだれて頬杖をつきながら言います@

[メイン]襟久 謳詩 : 「う、うん。今はいい、かな」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ、あわわ、そんな…!あたしまだ、二人と一緒にバンドやりたいよ、死なないで…!」

[メイン]鈴川 里奈 : 少し大げさに言いながら、箸はしっかり二人の料理に向かっている。@

[メイン]葛城立 : 「大食いユーチューバー?」ありがたそうに見つめてます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、まだ死ねないね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「あ、どうぞどうぞ」お皿をすすめる。@

[メイン]健名みこと : 「ふふっ、そんなにお腹いっぱいになってくださったなら、私も嬉しいです!」

[メイン]健名みこと : 「ごちそうさま、今日もおいしかったです。」
三人の隣で、料理を平らげつつ、にっこりと笑っている。

[メイン] おおがいの店主 : 「みことちゃんが来るなら、サービスしなきゃって思ってたけど…お二人とも、大丈夫そうかしら?」

[メイン] おおがいの店主 : 方や、みこととは違って少し心配げに二人を見ている。@

[メイン]葛城立 : 「美味しかったです。とっても。」引きつっているかも知れないですが笑ってます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「みことちゃん、すごいな......。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「あ、とっても美味しかったです!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「美味し過ぎて、ちょっとペース配分をミスっちゃいましたね。」苦笑い@

[メイン] おおがいの店主 : 「あらあら…!そう言ってもらえたならなにより」

[メイン] おおがいの店主 : 「気に入ったら、また来てね、お客さん。海の幸は、夏に限らずいつでもおいしいから!」@

[メイン]葛城立 : 「はい!また来ます!」にっこり@

[メイン]襟久 謳詩 : 「はい、また冬の幸も楽しみに来ますね。」@

[メイン]DL : 二人と同じように、鈴川もぜひまた来たいと告げる。

[メイン]DL : 店主は嬉しそうな返事をしながら皿を片付け、みことからツアーの分の代金を受け取っていた。

[メイン]健名みこと : 「ここの味、とっても好きですよ!」

[メイン] おおがいの店主 : 「そう言ってくれてうれしいよ。……また、食べに来てね」
笑いながら、どこか真剣みを帯びた声で言う。

[メイン]DL : 会計をしながら、みことはその言葉には微笑むだけだった。

[雑談]襟久 謳詩 : 何か思うところがありそう <真剣み

[雑談]葛城立 : 村人の中でも意見割れてるんかな~

[メイン]健名みこと : 「お会計、終わりましたよ!」
三人のもとへ小走りに寄ってくる。

[雑談]襟久 謳詩 : 生贄賛成派と反対派とか

[メイン]健名みこと : 「次がツアーの最後、貝殻のキーホルダーづくりになりますね。」
にこにこ@

[雑談]葛城立 : そこまできっぱりあったらいいなぁ

[メイン]葛城立 : 「いいねぇ。楽しみだよ。お揃いになるのかな。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、思い出が形に残るのっていいね。」にこにこ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね、どんなのつくろうかなぁ…」

[メイン]健名みこと : 「ふふ、楽しみにしててください!貴巌島の浜でとれた貝殻を使うので、きっと、世界に一つだけの、お揃いになりますよ!」

[メイン]健名みこと : 「私も、皆さんがどんなものを作るのか、楽しみです」

[メイン]DL : 2-8 貝殻のキーホルダーづくり体験
案内された工房にはいくつかのテーブルがあり、1グループごとに割り当てられるようだ。子連れの観光客もいるなど、人気のスポットらしい。
柔和そうな60代前後の婦人がそれぞれのテーブルを回りながら作り方をレクチャーしている。

[メイン]健名みこと : 「こんにちは!」

[メイン] 工房の婦人 : 「あら、みことちゃんいらっしゃい。みなさんもようこそ」

[雑談]襟久 謳詩 : アクセサリー教室とかの先生でいそう <立ち絵のご婦人

[メイン] 工房の婦人 : 「手芸とかは、初めてでしょうか?…分からないことがあったら、いつでも聞いてくださいね」
そう言って微笑みつつ、工房のテーブルに案内する。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「よろしくお願いします!初めてなので楽しみにして来ました。」@

[メイン]葛城立 : 「よろしくお願いします。俺も初めてなので、頑張って作っていきたいです。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしも初めてなので、よろしくおねがいします~」

[メイン]DL : 案内されたテーブルには、キーホルダーの素材がそろっていた。
中央の平たい箱の中には大小様々な形の貝が置かれていた。それ以外にも装飾用に様々な素材のビーズや天然石も準備されている。手元には穴をあける工具と、キーホルダーの部品や、ストラップ用の付紐などがあった。

[メイン] 工房の婦人 : 「ふふ、力まず、楽しんで頑張ってくれたら、私も嬉しいです。」

[メイン] 工房の婦人 : 「お代はどの素材を使っても一律なので、自由に選んでくださいね。貝だけじゃなくて、ビーズで飾り付ける方もいますし、本当に個性が出ますよ」

[メイン]DL : ここで共鳴者たちがどんなものを作るかRPしてみても楽しいだろう。
単純なものであればなんなくできあがるだろうが、複雑な物であれば〈*細工〉技能の判定をして出来の良さを試してみてもいいかもしれない。
みことはガイド担当なので基本的には参加しないが、誘えば嬉しそうに参加するだろう。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「これをこうして......ん~、まいっか!」

[メイン]襟久 謳詩 : 1DM<=1 〈*細工〉 (1DM<=1) > [4] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]襟久 謳詩 : よく分からない形ものができた@

[メイン]葛城立 : 「ええっと、これをここに…」

[メイン]葛城立 : 1DM<=6 〈*細工〉 (1DM<=6) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[雑談]襟久 謳詩 : さすがギタリストはテクニシャン

[雑談]鈴川 里奈 : つよい!

[メイン]葛城立 : 「よし。想像通り。」紫とパールっぽいビーズで彩られた貝殻のキーホルダーができます。@

[雑談]鈴川 里奈 : あと立ち絵のお褒め、光栄!!

[メイン]襟久 謳詩 : 「やっぱ、リツは器用だよなぁ。」感心しきり@

[メイン]鈴川 里奈 : 「え~!すごいね立くん!めっちゃ器用じゃん」@

[メイン]葛城立 : 「へへ。ありがとう。昔っから細かいものは得意なんだ。」ふんわり笑ってます。

[メイン]葛城立 : 「みんなも、頑張れ。きっといいのできるでしょ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「俺のはもうできてるぜ!世界に一つだけの傑作だ。」w@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしも傑作つくっちゃお!」

[メイン]鈴川 里奈 : 「まあ、結ぶだけにしとけばそうそう失敗しないでしょ」
と作業しながら…

[メイン]鈴川 里奈 : 1DM<=2 〈*細工〉 (1DM<=2) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]鈴川 里奈 : 「あっ!」
力の入った肘がビーズの入れ物に当たって、中身をひっくり返してしまう。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「おわっ!大丈夫か?」慌てていっしょに拾いに行く。@

[メイン]葛城立 : 自分も一緒に拾ってます。

[メイン]葛城立 : 「これで、全部。かな。」@

[メイン]健名みこと : 「みたいですね!」
いっしょに拾ったあと、笑顔で鈴川に声をかける。

[雑談]襟久 謳詩 : みことちゃんも拾ってくれてる

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ、ありがと~みんな。助かったわぁ」
箱をもとの場所に戻しつつ、力なく笑う。@

[メイン]葛城立 : 「これぐらいならね。全然大丈夫。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ま、事故だから。ドンマイ!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 二人の言葉に、少し申し訳なさそうに笑いつつ、再度「ありがとう」と返す。

[メイン]鈴川 里奈 : 「…それじゃあ、あたしもこんな感じで、完成かな?」
何色かの貝殻をつないだ、少し不格好なキーホルダーを掲げた。@

[メイン]葛城立 : 「みんないいねぇ。」にこにこ

[メイン]葛城立 : 「みことちゃんはやらないの?」@

[雑談]襟久 謳詩 : 元気っ子+ドジっ子属性付与 <リナ

[メイン]健名みこと : 「えっ…?いいんですか?」
といいつつ、参加する気はかなりありそう。@

[メイン]葛城立 : 「いいじゃん。せっかくだしね。」席に勧めます@

[雑談]襟久 謳詩 : 自然なイケメンエスコート

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね、あたしもみことちゃんがつくるの見た~い!」@

[雑談]健名みこと : エスコートされちゃいました

[雑談]健名みこと : 照れ

[メイン]襟久 謳詩 : 「うんうん、一緒にやるのって楽しいからね。出来は気にしないでいいから。」自分の事は棚に上げて@

[メイン]健名みこと : 「えへへ、実はこまごました作業、私も好きなので…作りたくてそわそわしてたんです」

[メイン]健名みこと : ありがとうございます、と声をかけて、素材を手に取る。

[メイン]健名みこと : 「どれもとってもきれい。何つくろうかなぁ…」

[メイン]健名みこと : 1DM<=4 〈*細工〉 (1DM<=4) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]健名みこと : 「うーん、えへへ、作るもの決めてなかったからかな、不思議な形になっちゃいました」

[メイン]健名みこと : そうして、四色の貝殻と天然石が不均等につないであるキーホルダーを見せる。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「おぉ、個性的でいいじゃん!」サムアップ@

[メイン]葛城立 : 「素材センスがいいね~。」@

[雑談]襟久 謳詩 : 素材を褒める!うまい

[メイン]鈴川 里奈 : 二人の横でうんうんと頷いている。

[メイン]健名みこと : 「えへへ…ありがとうございます。」

[メイン]健名みこと : 「このキーホルダー、何につけようか迷っちゃいますね。せっかく作ったから、人に見せたいなって気持ちもあるんですけど…」
嬉しいような、困ったような顔で笑う。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「これ、せっかくだからみんなで交換とかしてみない?」にやり@

[雑談]鈴川 里奈 : みんな褒め方がうまい!

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ~、それもいいかもねぇ。あたしはむしろ受け取ってくれるなら~って感じだけど、二人は?」@

[メイン]葛城立 : 「俺はなんでもいいよ~。みんながしたいならしよう」@

[メイン]健名みこと : 「そうですね、私も…みなさんが貰ってくれるなら、嬉しいです」@

[雑談]襟久 謳詩 : リツくん、一番良くできてたのにいいんだ <交換

[雑談]葛城立 : 自分の分はもう一回きて作ればいいからね

[雑談]DL : choice[立くん,里奈,みこと] (choice[立くん,里奈,みこと]) > 立くん

[メイン]襟久 謳詩 : choice[立くん,里奈,みこと] (choice[立くん,里奈,みこと]) > みこと

[雑談]DL :  choice[謳詩くん,里奈,みこと] 立くんよう

[メイン]葛城立 : choice[謳詩くん,里奈,] (choice[謳詩くん,里奈]) > 里奈

[メイン]鈴川 里奈 : choice[謳詩くん,謳詩くん] (choice[謳詩くん,謳詩くん]) > 謳詩くん

[メイン]健名みこと : 「わたしは葛城さんにキーホルダーを渡します!」

[メイン]健名みこと : 「わ、襟久さんのキーホルダー、近くで見るとすごいですね!」
とはしゃいでいる。@

[メイン]葛城立 :

[メイン]襟久 謳詩 : 「へへへ、いいでしょ!世界に一つだけの傑作だからね♪」にっこり

[メイン]襟久 謳詩 : 「俺のはリナのアクセか!んーーー。」首をひねりつつ

[メイン]襟久 謳詩 : 「気を悪くしないで欲しいんだけど、……これ、どうやって使うの?」頭かきかき@

[メイン]鈴川 里奈 : 「んも~、キーホルダーなんだから、鍵とか大事なものにつけるのよ!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「お、おう。そうだったそうだった!キーホルダーだったな。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「これもまた世界に一つ!嬉しいよ。」サムアップ@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうそう!まあ、こうゆうのは飾っておくのもいいけどね~」

[メイン]鈴川 里奈 : と言いつつ、

[メイン]鈴川 里奈 : 「あ、立くんのだ!わ~、すっごい綺麗なデザインね!」
立のキーホルダーを眺め、声をあげている。@

[メイン]葛城立 : 「ならよかったよ。いい感じにできたから、ぜひ飾ってね。」

[メイン]葛城立 : 「みことちゃん。ありがとね。すごい綺麗だよ。」@

[メイン]健名みこと : えへへ、と照れ笑いを見せつつ、

[メイン]健名みこと : 「…こちらこそ、ありがとうございます。自分の作ったものを受け取ってもらえるのって、こんなに嬉しいんですね」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。嬉しいなら、何よりだよ。」@

[メイン]DL : 共鳴者たちが満足するものを作り終え、みことが代金の精算をしに老婦人の元へ向かう。

[メイン]DL : その折に、次のような会話が聞こえるだろう。

[メイン] 工房の婦人 : 「みことちゃん……なにもできないけど。みんな、あなたのことを忘れないからね」

[メイン]健名みこと : 「……はい」
彼女は少し複雑そうな微笑みを浮かべた。

[雑談]襟久 謳詩 : 生贄肯定派か

[メイン]健名みこと : 清算を終えて戻ると、共鳴者に微笑みかける。

[メイン]健名みこと : 「さて…、今日の日中のツアーは、これで終わりですね。」

[雑談]葛城立 : 優しくはあるんだけどね

[メイン]健名みこと : 「私、すっごく楽しんじゃいました…皆さんはいかがでしたか?」

[メイン]健名みこと : @

[メイン]葛城立 : 「楽しかったよ。とっても。また来たいと思うぐらいに。」@

[雑談] 工房の婦人 : 生贄肯定派と否定派の識別の速さ、さすがは共鳴者

[メイン]鈴川 里奈 : 「うんうん、あたしも!ご飯もおいしかったし、他の時期でもきたいって思った!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、すっごく楽しかった!絶対また来るから、その時はまた観光案内お願いするね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 言外に生贄にはさせないという思いを込めて。@

[メイン]健名みこと : 「ふふっ、それなら、良かったです。」

[メイン]健名みこと : 「案内は…できるか分からないけど、」

[メイン]健名みこと : 「…もしできたなら、そのときは、正守くんも一緒に、五人で回りたいです」

[メイン]健名みこと : そう言い、穏やかに笑って、工房を出る。

[メイン]DL : 2-9 自由時間
工房から出ると、みことは共鳴者たちに別れの挨拶をする。

[メイン]健名みこと : 「これで私がご案内する内容は以上になります。お疲れ様でした。」

[メイン]健名みこと : 「ここからは自由時間になりますので、気になった場所があったら行ってみてください。私は無事に仕事が終わったことを報告する必要がありますので…名残惜しいですが、一旦失礼しますね」

[メイン]DL : ここからは自由時間となり、2か所観光することができる。
お土産を買ったり、海で泳いだり、宿で休むなど好きに行動して楽しむことができるだろう。

[メイン]DL : ということで、何かやりたいことがあればやってみよう!@

[メイン]DL : それでは、お土産の買い物も含めて、共鳴者は商店街にやってくる。

[メイン]DL : 朝見た店員も、まだいるようだ。@

[メモ]DL : 二人とも、生贄の儀式は廃止したい

[メモ]DL : ↑の解決策が分からないので、NPCに探りを入れてみたり、
みことや正守と話せるまで待つ。

[メモ]DL : 島民も、全員が全員、生贄に賛成派、反対派かわからない。

[メイン]葛城立 : 「この島のこと、どう思う?」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、いい島だね。海もきれいだし食べ物もおいしいし。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「……って、そんな意味じゃないか。」苦笑い@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたしも、いいところだとは思うけど…」言いにくそうな顔をしている。@

[メイン]葛城立 : 「まあ。そうなるよね…どうすればいいんだろう。生贄にしたくないっていうのは皆共通ってことでいいよね?」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そっ、それはもちろん!…嫌だけど…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「もちろん。」うなずく。@

[メイン]葛城立 : 「どうしようかね。俺が身代わりになるのは嫌だし。説得、できるかな。」

[メイン]葛城立 : 「けれど、生贄を捧げずに何か起きたらどうなるか…」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね、誰かを生贄にするのは嫌。」

[メイン]鈴川 里奈 : 「でも、この島の人たちや、みことちゃんの話からして、”そうしないといけない”って雰囲気はすごく伝わってくる」
葛城の話に頷き、眉根を寄せる。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そもそも大昔は生贄なくても大丈夫だったんじゃなかったっけ?」

[メイン]襟久 謳詩 : 「ある時期から欲張って生贄を奉げ始めただけで。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「<海の遣い>側にも、みことちゃんを海に行かせたくない者もいるみたいだし、生贄をなくす交渉をしてもいいんじゃないかな。」@

[メイン]葛城立 : 「とりあえず、いろんな人に会って話を通していくしかないかな。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「交渉…それなら、まだなんとかなるかもね!」@

[メイン]DL : では、共鳴者たちはそう話し合いながら商店街に到着する。

[メイン]DL : 交渉するか、島民の意見をきくか、どちらにしても、老若男女が集うこの場所なら、好都合かもしれない。

[メイン]DL : なにかしたいことがあればどうぞ!@

[メイン]DL : それでは、三人は、バンドメンバーへのお土産を買いに、物色をするでしょう。
いろんなお店がありますので、好きなところを選んでね。

[メイン]鈴川 里奈 : 「まあ、考えてもしょうがないか」

[メイン]鈴川 里奈 : 「せっかく商店街きたし、お店入る?雑貨でも、食品系でも、いろんなのが売ってるみたい」@

[メイン]葛城立 : 「いいね。買っていこう。みんなの分も、俺の分も。」

[メイン]葛城立 : 一回食料品のところにいって干物とか買っていこうかな@

[メイン]襟久 謳詩 : 「じゃあ俺も職場に、日持ちがして小分けにできていっぱい入ってるお菓子買お。持ってくのも大変だから家まで配送で。」@

[メイン]DL : 海の名産が多く並んでいるので、干物も種類は多く、お菓子も観光地ならではのものがあるでしょう。

[メイン]鈴川 里奈 : 「干物とお菓子か~、あたしもそこらへん見てこよっと」

[メイン]鈴川 里奈 : 二人の買い物を眺めつつ、カゴをいっぱいにしていろいろ買ってくる。@

[メイン]葛城立 : 「謳詩それ会社用?しっかりしてるね。柄かわいいし。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、やっぱ俺だけ日焼けして、手ぶらで会社行くのも気まずいし、ね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「可愛い柄なのは、ほら、やっぱ女性社員に喜ばれれば全体丸く収まるって言うかw」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「へ~、そうなんだ、なんか勉強になるわ。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あー、でもこんな会社のしがらみを忘れる為に、旅に来たはずなんだけどなぁ~。」苦笑い@

[メイン]鈴川 里奈 : 「あっはは!まあ、あたしは気遣えるとこも、あんたのいいとこって思ってるからさ」
いいじゃないのと言う風に肩を叩いている。@

[メイン]葛城立 : こくこくうなずいてます。

[雑談]襟久 謳詩 : 里奈の豪快さが良き

[メイン]葛城立 : 「で、逆に里奈は誰にそれ渡すの?全部自分?」@

[雑談]襟久 謳詩 : いいね、冷静なつっこみw

[メイン]鈴川 里奈 : 「え!いやいや、一瞬思ったけど違うよ」

[メイン]鈴川 里奈 : 「あたし用と、バンドメンバーと、友達と、バイト先の人たちようにって買ったらこんなになっちゃった」

[メイン]鈴川 里奈 : 若干頭をかかえつつに苦笑いしている。@

[雑談]鈴川 里奈 : 立くん、ボケもツッコミもこなすニューウェーブだ!さすが

[メイン]葛城立 : 「確かに全員分買えばそんぐらいになるか。ちょっと多い気もするけど。」

[メイン]葛城立 : 「なら俺ももっと買ってくか!」そういって色々詰めに行きます。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ちょっと、待って待って、手伝うよ~」
心配になってついていきます。@

[メイン]DL : お土産の購入をほどほどに終え、共鳴者たちは、朝見た雑貨屋を訪れるでしょう。

[メイン] 店員 : 「いらっしゃいませ」
にこやかにあいさつしてきます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あ、これ下さい。」

[メイン]襟久 謳詩 : 自分用に、貝殻とシーグラス(波にもまれたガラス)のチャームが付いた革ひものペンダントをレジに渡します。@

[メイン] 店員 : 「はい!こちらですね」
お会計をしつつ、

[メイン] 店員 : 「お客さん、初めてでいらした方ですよね。…いかがですか、この島は?」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「いい島ですね。とても気に入ったのでまた来たいと思いました。島の人もいい人が多いし。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「今朝はどうもありがとうございました。他の観光客に文句を言われそうになった時、気遣って頂いて。」

[メイン]襟久 謳詩 : ぺこりと頭を下げます。@

[メイン] 店員 : 「ありがとうございます」
にこやかに礼を言う。

[メイン] 店員 : 「朝の件は、お気になさらないでください…私も、観光客の方に、嫌な思い出は持って帰ってほしくないですから」

[メイン] 店員 : 「そうだ、それより。そのペンダント、お似合いですよ。このままつけて帰られますか?」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「そうですね、付けていきます。値札だけ取って下さい。袋はなくていいです。」にっこり@

[メイン]鈴川 里奈 : 買い物が終わった襟久に声をかけてくる。

[メイン]鈴川 里奈 : 「やっぱりあの店員さん」

[メイン]鈴川 里奈 : 「いい人っぽかったね。全体的に!」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、いい人だと思う。」@

[メイン]葛城立 : 「そうだね。よかった。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「ねー。せっかくだし、あたしも何か買っていこうかな。」

[メイン]鈴川 里奈 : 「立くんはどうする?せっかくなら、謳詩と同じタイプのペンダントでお揃いにしない~?」@

[メイン]葛城立 : 「いいね。そうしよっか。」

[メイン]葛城立 : そういって謳詩くんとおんなじ棚に行って選びます@

[メイン]鈴川 里奈 : 葛城の隣で、首をかしげながら一緒に選んでいる。

[メイン]DL : 空はすでに赤く染まり、17時になったことを告げるメロディーが島内放送で流れだした。
この後どう行動するかPLは以下から選択できる。
A 宿に戻り、夜に備える
B 菱に会いに行く

[メイン]襟久 謳詩 : Bでお願いします!@

[メイン]葛城立 : Bにします!@

[メイン]DL : 2-10 道筋を探して
 17時になり、役場付近へ向かう。するとみこともちょうど現れ、安心したように共鳴者たちの元へ駆けてくる。

[メイン]健名みこと : 「みなさん、来てくれたんですね。よかった……」
ほっとした顔だ。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「もともと、皆行くつもりだったからね。大人は約束破ったりしないよ」
にこにこと二人を見ている@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、菱さんともちゃんと話がしたかったからね。」@

[メイン]DL : そうして、少し会話をしていると、役場の庁舎から誰かが慌てた様子で出てくる。
菱だった。どうやら共鳴者たちの姿を見て急いで出てきたようだ。何度も頭を下げながら近づいてくる。

[メイン]菱正守 : 「みなさん…‥‥昨日はすみませんでした。あんなことになってしまって。本当であればすぐにでも謝罪にうかがわなければいけないところだったんですが、どうしても抜け出せなくて……」

[メイン]菱正守 : 深く頭を下げた菱が顔を上げると、その視線が共鳴者たちとともにいるみことに止まる。

[メイン]菱正守 : 「みこと……いや、健名さん。もうお願いしていたルートは終わってる時間です」

[メイン]健名みこと : 「正守君……あのね。私、話したの。この島の風習も、私自身のことも」
緊張した面持ちで返す。

[メイン]DL : それを聞いた菱はかすかにみじろぎしたが、まだ表情は硬い。
役場前で立ち尽くす共鳴者たちと菱を見て、通りすがりの村の人々がいぶかしむ様子でうかがっている。

[メイン] 村人 : 「またやっかいごとか? まったく菱のせいで……」

[メイン] 村人 : 「あっちはみことちゃんじゃないか。もう暗くなるっていうのに、ここにいていいのかな」

[メイン]菱正守 : それらの言葉を意識から追いやるように、緩く首を振って、共鳴者たちに小声で伝える。

[メイン]菱正守 : 「ここで話すと目立ちます。場所を変えましょう。みなさんの宿泊先はどうですか。あそこは、俺と同じ考えの人間が運営しています」

[メイン]菱正守 : 「…余計に不安ですかね?」@

[メイン]葛城立 : 「ここにいるよりは、ましだと思うので行きますよ。いい?みんな。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「うん、ゆっくりちゃんと話せる場所がいいよ。」@

[メイン]鈴川 里奈 : もちろん、というように大きく頷いた。

[メイン]DL : 共鳴者たちは旅館「しじま」に戻ってくる。
旅館の支配人は共鳴者たちとともに、菱とみことがいる様子を見て、物言わずとも察したのだろう。小さな貸し切り宴会場に共鳴者たちを通してくれた。
みことの隣に座った菱と、向かい合わせに共鳴者たちは座る。

[メイン]菱正守 : 「この島のこと。色々知ったうえで、聞きたいこととか、言いたいこととか、あると思います。俺のわかる範囲で、ちゃんと答えます。だから…」

[メイン]菱正守 : 菱は共鳴者たちに頭を下げる。
「みことを守ることを、手伝ってはくれませんか。どうか今夜……流星群が極大を迎える、生贄を捧げる今夜の間だけでも」

[メイン]DL : ここでは、菱の意見に同意することも含めて、RPや質問が行えます。好きなことを聞いてね@

[雑談]襟久 謳詩 : おぉ、今夜か。

[メイン]葛城立 : 「守るっていうのはどういうことをするんですか?どういうふうに攻めてくるかとかでもなにかその辺でわかることがあればお聞きしたいんですけど。」@

[メイン]菱正守 : 「…みことが今夜、生贄に捧げられないようにしてほしい。ただそれだけです」

[メイン]菱正守 : 「生贄がいなくても、島にいい影響が与えられるように、時間がほしいんです。生贄の儀式を行わずに一年を過ぎれば、島の景気も変わると思っているので…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕はもちろん協力しますよ。自分が身代わりになるつもりも無いし。」

[雑談]菱正守 : これが男気ですか?

[雑談]菱正守 : 眩しいです

[メイン]襟久 謳詩 : 「今日の儀式?か何かで、みことちゃんが生贄になるのを防げばいいんでしょ。手伝います。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「この夜が無事に開けて、以降も問題がない事を示せば、村の人たちだって安心できますよ。きっと。」@

[メイン]菱正守 : 「…おっしゃる通りですね。ありがとうございます」
緊張した面持ちだが、かすかに微笑む。@

[メイン]葛城立 : 「俺も協力はしますよ。生贄にさせたくなんてないですから。」

[メイン]葛城立 : 「けど、菱さんはなんで俺らに海の使いを見せたのか、気になっているんです。教えてくれませんか。」@

[メイン]菱正守 : 「…ありがたい、です」
少しうつむきがちになりつつ礼を言って、

[メイン]菱正守 : 「皆さんを浜辺に連れて行った理由は…おおかた、見当がついているかもしれませんが、」

[メイン]菱正守 : 「俺は、みことと同じような力を持つ人を探していました。……もし、同じような力を持つ人間がいるならば…みことの能力のことをわかってくれる人がいるならば、力を貸してほしいと思った」

[メイン]菱正守 : 「夏の観光ツアーの企画にも、みなさんのような人たちがこの時期にやってくる可能性を少しでも増やしたかった、という理由が…みじんもないと言えば、嘘になります」

[メイン]菱正守 : 「でも、なにより……みことに違う道を見せてあげたかった。みことは一人きりじゃない。それは、どうやっても俺には、できないことだったんです。」

[メイン]菱正守 : 「だから…みことと話して、一緒に役場に来てくださって、本当にありがとうございます」@

[メイン]葛城立 : 「いえいえ。みことちゃんもいい子ですから、未来を見せたいっていうのは俺らもきっと同じ気持ちです。」

[メイン]葛城立 : 「協力を仰ぐためには見えていないと不都合ってのもわかる話ですし、今のところ聞きたい疑問点はなくなりましたね。」@

[メイン]菱正守 : 「それは良かったです」
心なしか、先ほどより穏やかな顔で言う@

[メイン]DL : 鈴川も、二人に並んで、協力する旨を伝えた。菱は安堵の表情を浮かべつつ、再度三人に礼を言うだろう。

[メイン]菱正守 : 「ありがとうございます……みなさんが来てくれてほんとうに良かった」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「お礼を言うのは、全てが無事に済んでからで構いませんよ。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「僕らが具体的に何をお手伝いできるか、教えてもらえますか?」@

[メイン]健名みこと : 話あっている中、緊張した面持ちで手を挙げる。

[メイン]健名みこと : 「あ、あの…」

[メイン]健名みこと : 「〈海の遣い〉は本当にいて……呼ばれてしまったら……私だけじゃなくて、みなさんも……」

[メイン]健名みこと : 「お手伝い、してもらうのに、そんな目には合ってほしくないなって…」

[メイン]菱正守 : 苦し気に顔をゆがめ、
「みなさんは、みことのような能力をなくす方法とか、俺には見えないその〈海の遣い〉のような存在への対処方法を知っていたりしませんか…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「能力をなくす方法はわかりません。だけど、〈海の遣い〉に呼ぶのをやめるように交渉できればと思っています。」@

[メイン]菱正守 : 「交渉…なるほど」
はっとした顔をしつつ。

[メイン]健名みこと : 「…そうですね、たしかに、<海の遣い>には、思いを伝えることができますけど…」

[メイン]健名みこと : 「際限なくいるかもしれない存在に、どうやって…」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「たしか、みことちゃんに友好的な<海の遣い>もいたよね。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「そのヒト?を通して相手のボスって言うか親玉って言うか、そんな存在に、今後生贄をやめるように話を通してもらえないかな?」@

[メイン]健名みこと : 「ボス…?」

[メイン]健名みこと : 「それはつまり、もしかして…」
はたと、思い当たったように顔に手を当てる。

[メイン]健名みこと : 「海に、ですか…」

[雑談]襟久 謳詩 : 海にかー、そうなるよなー

[雑談]襟久 謳詩 : 話通じなそーw

[メイン]菱正守 : 「いるかもしれない、海の神に……自分たちの考えを伝えるということですか? でも、どうやって…」

[メイン]健名みこと : 「……襟久さんの言うように、そういう祈りをしていた場所があります。貴巌神社です。」

[雑談]襟久 謳詩 : 「海の神」って言われると途端に話しできそうな気になるな

[メイン]健名みこと : 「そこに、なにかヒントがあるかもしれません」

[雑談]襟久 謳詩 : 人格のあるなしの問題かしら???

[雑談]襟久 謳詩 : お、ついに神社きた!

[メイン]DL : 共鳴者一行は日が暮れる前に貴巌神社へと再び向かうことになる。

[メイン]DL : 2-11 海への祈り
 再び貴巌神社を訪れる頃には、周囲は薄暗くなり空に星も瞬き始めていた。共鳴者たちの目が、祈りの場として使われていた巨石と石造りの台座に止まる。

[メイン]DL : 巨岩の下の部分を見てみると、海風に晒されてできたものとはちがう不思議な痕跡がある。どうやら……動かされた跡のようだ。それの跡自体もかなり古いものであり、いつ動かしたか定かではない。

[メイン]DL : その巨石を動かしてみると、一段窪みがあり、文章が刻まれている。言葉遣いや内容からして、神に祈りを捧げるときに読み上げられる祝詞(のりと)であると分かる。

[メイン]DL : この場にいる共鳴者とNPCはそれを覚えることができる。覚えた場合【海への祈りの言葉】を使えるようになる。@

[雑談]襟久 謳詩 : え、意外と簡単に動いた

[メイン]襟久 謳詩 : がんばって覚えよう。念のためにスマホで写真も撮っておこう。@

[雑談]DL : 意外と簡単に動くみたいですねこれ!

[メイン]鈴川 里奈 : いっしょにうなりながら暗記しています@

[メイン]葛城立 : 必死に頑張ってます。@

[メイン]DL : 菱も不安を吐露していたが、みことがそれによりそい、励ましの言葉をかけている。

[メイン]菱正守 : 「…これで、俺は覚えられたと思います。不安ですが、やってみるほかありませんね」@

[メイン]葛城立 : 「そうですね。」覚えた!って顔してます@

[メイン]襟久 謳詩 : 「やってみましょう。昔の人がこんな時の為に残しておいてくれたものです。きっと効きますよ!」@

[メイン]菱正守 : 襟久の言葉に、強く頷いた。

[メイン]健名みこと : 葛城と並んで、覚えた!という顔をしつつ。

[メイン]健名みこと : 「…みなさんのおかげで、私、頑張りたいって思えたんです。…だから、まだ早いとか関係なく、いっぱい、ありがとうございますって言わせてください!」
と言って、満面の笑みを三人へ向けている。@

[メイン]葛城立 : 「こちらこそ。もうあとひと踏ん張りだ。頑張ろうね。」@

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんもお礼言っておいて。菱さんがツアー組んでくれたお陰で、俺たちここに来れたんだから。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「さて、頑張っちゃいますか~!」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね!菱さんには、あたしたちからも”ありがとう”って言わせてもらわないとね」
と笑っている。

[メイン]DL : みことと、三人の言葉を聞いて、菱は微笑んだ。この島に来てから初めてみる、心からの喜びの表情に見えた。

[メイン]菱正守 : 「祈りの儀式は夜におこなうはずです……今はまだ明るい。旅館で待機していたほうがいいかもしれません。俺の家にいるよりもずっと安全です」

[メイン]菱正守 : 「村人に見つかると、厄介かもしれませんし」

[メイン]菱正守 : 「…皆さん、こちらこそ、本当にありがとうございます。」

[メイン]DL : そうして、共鳴者と菱たちは旅館に戻ることになる。

[メイン]DL : 大人数の宿泊となるため、旅館の支配人は広間を準備してくれる。

[メイン] 旅館の支配人 : 「みなさん。菱に協力してもらってありがとうございます。今夜は大変ですね……一杯食べて英気を養ってくださいよ」

[メイン]DL : 共鳴者たちに旅館からの料理が振舞われる。旅館の腕によりをかけた食事に舌鼓を打つだろう。
そうして、夜の時間がやってくる。

[雑談]襟久 謳詩 : 支配人さん優しい

[メイン] 旅館の支配人 : 「明りをつけると外から気づかれる場合があるから……遅い時間になったら電気を消すようにしてください」

[雑談]襟久 謳詩 : というか基本的に島の人いい人が多い

[メイン]DL : 共鳴者たちは夜の時間が過ぎるのを待つ。

[メイン]DL : 俯いているみことの隣に菱が座ると、みことが不安げにその腕によりかかっているのが見えた。
カーテンの隙間から見える街並みからもぽつぽつと光が消えていく。それに合わせて、部屋の電気も消すことになるだろう。時間感覚がなくなるような暗闇が続いた。

[メイン]DL : 皆、海鳴りを耳にしながら、どれくらいたっただろうか。窓の外が少し騒がしい。

[メイン]DL : 村人「……いない?」

[雑談]襟久 謳詩 : もしかして:時間間隔 → 時間感覚

[メイン] 村人 : 「もう海に行ったのか?」

[メイン] 村人 : 「でも、昼から家には帰ってないっていうぞ。最後にどこで見た?」

[メイン] 村人 : 誰かを探してるらしい。やがて、おのおのに名前を呼びはじめる。
「みことちゃん~」

[雑談]襟久 謳詩 : 誰かを探してる

[メイン] 村人 : 外からみことを探す声が聞こえてくる。それは迷子を捜すような優しい声遣いだ。だが、共鳴者たちには、鬼気迫った焦りのようなものが感じられるだろう。

[雑談]襟久 謳詩 : あー、生贄がいなくて焦ってるのか

[メイン] 村人 : 「みことちゃん」

[メイン] 村人 : 「どこに行ったんだい」

[メイン] 村人 : 「もう時間が来るよ」

[メイン]DL : 共鳴者たちの耳に聞こえるのは、みことを探し求める声ばかりだ。諦めようという提案は誰一人しない。
(部屋でじっとしているときのRPなどあれば!)

[雑談]DL : お!ほんとだ、誤字ありです!!

[メイン]襟久 謳詩 : 息をひそめてみんなの様子を見る。

[メイン]襟久 謳詩 : みことちゃんが菱さんに縋りついているのを見て少し安心する。@

[メイン] :

[メイン]葛城立 : (なんか子供のときに戻ったみたい。)ちょっとだけわくわくしながら息を潜めています。@

[メイン]鈴川 里奈 : 村人の声に、口元をふさいでいきをひそめつつ、襟久や葛城の顔を見て、安心したように微笑んだ。

[雑談]襟久 謳詩 : リツくんのマイペースさはなごむ

[メイン]DL : ――時間が経つにつれ、島の空気が変わっていく。
海の遣いが来る。
海の神が求めている。
時間が来る――
ここで共鳴判定をおこなう。今回、トリプル以上の成功による共鳴表判定は、すぐにはおこなわない。
!共鳴判定(強度10/上昇1)∞共鳴感情:[崇拝(理想)]

[雑談]襟久 謳詩 : もしかして:音信 → 安心 (^ω^)

[雑談]鈴川 里奈 : あら

[メイン]鈴川 里奈 : 3DM<=10 〈∞共鳴〉 (3DM<=10) > [7, 8, 1] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]葛城立 : 2DM<=10 〈∞共鳴〉 (2DM<=10) > [4, 8] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=10 〈∞共鳴〉 (2DM<=10) > [8, 6] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]system : [ 葛城立 ] 共鳴 : 2 → 3

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] 共鳴 : 2 → 3

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 3 → 4

[メイン]健名みこと : 5DM<=10 〈∞共鳴〉 (5DM<=10) > [6, 6, 5, 3, 2] > 5 > 成功数5 ミラク

[メイン]DL :

[メイン]夜の海辺 : ぐらりと、空間が歪むような感覚があった・
海の音が聞こえる。
壁ごしでもなく、遠く離れたさざめきでもなく。まるで、今まさに波打ち際にいるかのようだった。
そう思うもつかの間、共鳴者たちは昨日、星を眺めたあの浜辺に立っていた。
どうしてここにいるのだろう? 空を見上げれば、流れる星々が彩る空に丸い月が浮かんでいる。
今日は、新月のはずだというのに。

[メイン]DL : 空間の変化に合わせて、鈴川とみことの体に変調が起きる。

[雑談]襟久 謳詩 : こわいこわいこわい ホラーになってきた!

[メイン]DL : 二人は、息苦しそうにもがいたり、力なく砂にへたり込んでしまっている。
浅い呼吸を繰り返すその首筋に、魚のエラのような切れ目が走っていた。

[雑談]襟久 謳詩 : おぉう

[メイン]DL : 月の照らされた肌に鱗が生えている。二人は声もなく苦しんでいるようだった。

[メイン]DL : この変調に見舞われた者はHPを1減らす。またその異常な状況による恐怖が周囲の人間に伝播する。

変調をきたしたものと共鳴者は、次の共鳴判定をおこなう。
!共鳴判定(強度5/上昇1)∞共鳴感情:[恐怖(情念)]
この判定による共鳴表の適用はない。

[雑談]襟久 謳詩 : かなりガッツリ変化してる

[メイン]鈴川 里奈 : 4DM<=5 〈∞共鳴〉 (4DM<=5) > [2, 6, 1, 10] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]葛城立 : 3DM<=5 〈∞共鳴〉 (3DM<=5) > [2, 3, 1] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]襟久 謳詩 : 3DM<=5 〈∞共鳴〉 (3DM<=5) > [5, 7, 6] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]system : [ 葛城立 ] 共鳴 : 3 → 4

[メイン]健名みこと : 5DM<=5 〈∞共鳴〉 (5DM<=5) > [1, 1, 1, 3, 2] > 8 > 成功数8 ミラク

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] 共鳴 : 3 → 4

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 4 → 5

[メイン]system : [ 健名みこと ] 共鳴 : 5 → 6

[メイン]system : [ 健名みこと ] 共鳴 : 6 → 7

[メイン]鈴川 里奈 : 膝をついて、喉元をおさえている。くるしそうに口を開いているが、声もだせないらしい。@

[雑談]襟久 謳詩 : うわ、なんとかできないかな!?

[メイン]葛城立 : 「なに、これ。どうしたの?大丈夫、じゃないよね。」と背中をさすります@

[メイン]襟久 謳詩 : 「里奈!みことちゃん!大丈夫!?」

[メイン]襟久 謳詩 : 「おいっ!なんだよこれっ!?」 慌てて叫ぶ@

[メイン]菱正守 : みことや鈴川に声をかけるも、何事か信じられていない様子だ。

[メイン]DL : 3-2 最後の願い
 そうして、皆が騒然とする中、波打ち際でばしゃり、と音がする。
そこには、昨日見た上半身だけが海面に現れた〈海の遣い〉と呼ばれたものがいる。
みことは音もだせずに、それに声をかける。

[メイン]DL : それはじゃぶりじゃぶりと浜を上がって近づいてくる。体がすべて海水でできているようで、砂浜を進めば進むほど、その〈海の遣い〉は姿形が崩れていく。@

[メイン]健名みこと : 身体を折り曲げながら、何か<海の遣い>に伝えようと手を伸ばしている@

[メイン]襟久 謳詩 : 警戒して〈海の遣い〉とみことに駆け寄る。

[メイン]襟久 謳詩 : しかし、立ち止まって様子を見る。

[メイン]襟久 謳詩 : 何か起きたらいつでも止められるようにはしておきつつ。@

[メイン]菱正守 : 襟久が向かった先へ注意を向けるも、何が起こったのかわかっていない様子で、口をつぐんでいる。@

[雑談]襟久 謳詩 : やっぱ菱さんには見えていないのか

[メイン]葛城立 : 目線は少しもずらさないですが、その場にとどまっています。@

[メイン]DL : 警戒しながら、<海の遣い>を見つめていると、やがてそれは、共鳴判定による変調をきたしたものの体に触れる。

[メイン]DL : すると、その体の変調はたちまちにおさまった。みことも、鈴川も、苦しんでいたのが嘘のように、驚いた顔をするだろう。

[雑談]襟久 謳詩 : 助けてくれた

[メイン]健名みこと : 「あなた、早く海に戻らないと、体が……」

[メイン]健名みこと : 戻った声で、<海の遣い>に手を差し伸べようとする。

[メイン]DL :

[メイン]DL : その〈海の遣い〉は、砂にその体を溶かしながら菱のほうへ向かっていた。そして、その体に手を添える。

[メイン]菱正守 : 「?! な、なんだ……なにか触ってる……?」

[雑談]襟久 謳詩 : 菱さんに!?

[雑談]襟久 謳詩 : 想定外だった

[メイン]DL : そう言い、焦った表情を浮かべる菱に、巻き付きながら、<海の遣い>は節くれだった声で何事が呟き、歌いだす。

[メイン]DL : 『おしマいにしてください。ワたしでは、おわらセられなかった……』
ーーそう、聞こえたようだった。

[メイン]DL : そして突然、菱は声をあげる。

[メイン]菱正守 : 「うわ! なんだ、これ……?!」
まるで、今初めて<海の遣い>に気づいたような様子だ。@

[雑談]襟久 謳詩 : あー、生贄止めたい派の〈海の遣い〉さんだった

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さん!大丈夫ですか?」

[メイン]襟久 謳詩 : 慌てて駆け寄ろうとします。

[メイン]襟久 謳詩 : 「大丈夫です。その〈海の遣い〉は悪い存在じゃないはずです。」@

[雑談]健名みこと : 止めたい派の子だったみたいですね

[メイン]健名みこと : 襟久の声に頷きつつ、

[メイン]健名みこと : 「そうだね、大丈夫だよ、正守くん。…その子が、見えるようになったのかな」
と声をかけている。@

[メイン]菱正守 : 「見える…じゃあ、これが……<海の遣い>?」

[メイン]DL : 〈海の遣い〉は力尽きたように、砂浜へと落ちていく。
『ゴめんなサい。あなタたちを、守れ、ナクて……』
そう言い残すとその姿は小さな海水の雫となり、砂浜に染みて消えてしまった。@

[雑談]襟久 謳詩 : あー、消えちゃった

[メイン]健名みこと : その様を見つめ、すこし、喉をしめるような声をもらした。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「今の声......僕たちを守ろうとしてくれていた......」@

[雑談]菱正守 : ステータスが公開になりました。

[雑談]襟久 謳詩 : おー、菱さんもこちら側に

[雑談]菱正守 : そちら側の住人です

[メイン]葛城立 : 「そうだね。本当に俺たちの味方だったみたいだ。」

[メイン]葛城立 : 「もう会えなくなってしまったんだろうけど、彼女のお陰で助かったよ。」@

[メイン]菱正守 : 葛城の言葉に、はっとした顔になり、「そうですね」と頷いた。まだ、少し信じ切れていない顔ではあるが。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「やっぱり、生贄なんか、やめさせなきゃいけないよな。」改めて決意した顔で@

[雑談]襟久 謳詩 : なお具体策は無い!

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうだね、こんな優しい子もいるんだから…生贄なんて、逆に迷惑でしょ」

[メイン]DL : 4-1 犠牲への抗い
しんと静まった海が広がっている。

[メイン]DL : 共鳴者たちが、安堵を覚えていただろうその時、
先ほどと同じように、水面に立ち上がってくる影がある。
それは、ところどころ鱗めいていたり、海水で構成されて不定形だったり、イソギンチャクの触手のようなものを垂れ下げている。

[メイン]DL : そして歌い始める。独特な節回し、聞きなれない言葉。聞き続けているうちに、その意味が共鳴者たちの頭の中で意味を結び始める。

[メイン]DL : それは、かつて人々が海の神に捧げた祝詞である。
海になった人々の声が海に鳴る。
途絶えてしまった生贄を捧げえる儀式を、打ち寄せては引いていく波のように、再び繰り返させるために。

[メイン]DL : 共鳴者たちは、海へ呼ぼうとするそれらに抗わなければならない。
信仰か、この島への奉仕か。
いずれにしても、あらたな犠牲を求めるかつての生贄たちとだ。

[メイン]DL : ここからラウンド進行が始まる。
(だから、抵抗するぞ!みたいなRPがあればぜひ!)

[雑談]襟久 謳詩 : 生贄くれくれ派の皆さん!?

[メイン]DL : @

[メイン]葛城立 : 「絶対にこの波に飲まれちゃいけないね。」@

[メイン]菱正守 : 「そうですね…あれはおそらく、生贄を求めているのでしょうし」険しい顔@

[メイン]鈴川 里奈 : すうと、深呼吸をして相手を見つめる。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あなたたちの悔しい悲しい思いは無理もないと思う。」かつての生贄たちに向けて

[メイン]襟久 謳詩 : 「だからこそ、あなたたちと同じ思いをする生贄は、これから増やしちゃいけないと思う!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「悪いけど、僕たちはあなたたちを止めるよ!」@

[雑談]襟久 謳詩 : なお具体策はn(以下略

[メイン]DL : 襟久の言葉に、みことも強く頷き、立ち向かう意思を見せるだろう。

[雑談]葛城立 : 大丈夫!心意気だけは溢れんばかりにあるから!

[情報]DL : 〇ラウンド進行 <海の遣い>
【終了条件】
 次のうちいずれかの条件を満たした時点で、ラウンド進行は終了する。条件によってルートが分岐するか質問があった場合は、分岐がある旨を伝えて良い。
1 怪異〈海の遣い〉3体をラウンド進行から離脱させる。
2 共鳴者が全員【逸脱】する。
3 誰かを生贄として〈海の遣い〉の元へと送り出す。この行動はどのタイミングでもできる。

【イニシアチブ】
〈*身体〉+〈スピード〉技能レベルの合計値の高い順

[メイン]海の遣い1 : x3 1d5 #1 (1D5) > 5 #2 (1D5) > 4 #3 (1D5) > 3

[メイン]DL : ラウンド1

[メイン]DL : 菱からですが、彼はどうしようか逡巡しているようです。

[メイン]DL : してほしい行動があれば、声をかけて見ると良いのかもしれません。@

[情報]DL : <海の遣い>に対して
攻撃の技能、または、交渉の技能、が振れる。

[メイン]菱正守 : 1d3 (1D3) > 2

[メイン]菱正守 : 2DM<=7 〈心理〉 <海の遣い2> (2DM<=7) > [8, 10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]菱正守 : 声も出ず、交渉はできない様子です、@

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈心理〉 (2DM<=8) > [5, 8] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]DL : 怪異から戸惑うような感情が静かに流れ込んでくる

[メイン]海の遣い2 : 『もう望まれていないこトなのですか?』…と

[メイン]海の遣い2 : そうして、波に流れるように離脱する。

[メイン]海の遣い1 : 共鳴者全員に、むけて、歌を歌ってきます。

[メイン]海の遣い1 : 2DM<=6 ≪魅了≫全体が対象 (2DM<=6) > [4, 5] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]海の遣い1 : 共鳴者たちとNPCはそれぞれ〈*自我〉または〈根性〉で対抗判定をする。
対抗判定に勝利した共鳴者たちは、自身のターンで通常通り行動ができる。

対抗判定に敗北した共鳴者たちは、自身のターンで〈*自我〉または〈根性〉に成功しなければ行動できない。

[メイン]菱正守 : 2DM<=7 〈根性〉 (2DM<=7) > [5, 7] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 1DM<=6 〈*自我〉 (1DM<=6) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]健名みこと : 2DM<=7 〈根性〉 (2DM<=7) > [4, 9] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]鈴川 里奈 : 1DM<=5 〈*自我〉 (1DM<=5) > [6] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]葛城立 : 1DM<=1 〈*自我〉 (1DM<=1) > [4] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]鈴川 里奈 : 1DM<=5 〈*自我〉 (1DM<=5) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]鈴川 里奈 : ふらふらと意識を取り戻しつつ、<海の怪異3>に声をかける

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=5 〈社交術〉 (2DM<=5) > [8, 1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]海の遣い3 : 波に溶けるように去っていく。

[メイン]葛城立 : 1DM<=1 〈*自我〉 (1DM<=1) > [7] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]健名みこと : 葛城の様子に不安げな目を送りつつ、<海の遣い1>に声を向ける。

[メイン]健名みこと : 2DM<=6 〈魅了〉 (2DM<=6) > [4, 4] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]海の遣い1 : 声に押されるように、波に消えていく。

[メイン]DL : 4-2 海鳴り
怪異たちは共鳴者たちの妨害や説得を受けて、積極的な干渉はやめはしたものの戸惑うように海に漂っている。

[メイン]海の遣い1 : 『未来に生きテいくあなタたちが、もうこんナことは必要がなイと言ってくれても』

[メイン]海の遣い1 : 『多くの人々が、必要な犠牲だト信じてきました。いまだ〈それ〉に捕らわれています』

[メイン]海の遣い1 : 『今も、人の想いが作り出した〈海〉が待っているのです』

[メイン]海の遣い1 : そう、どこから出てるのかすら分からない声で語りかける。

[雑談]菱正守 : さすが

[雑談]菱正守 : とても頼りになる方々だ

[メイン]襟久 謳詩 : 「あなた達は〈海の遣い〉......」

[メイン]襟久 謳詩 : 「だとしたら、あなたたちを遣わした〈海〉がいるのは道理か。」

[メイン]襟久 謳詩 : 「じゃあ俺たちは、親玉である〈海〉を止めないといけないってことか……」戸惑いつつ@

[メイン]健名みこと : 「…ごめんね。あなたたちの気持ちも、もっともだと思うけど…私たちは、その<海>を止めなきゃいけないから」

[メイン]健名みこと : 力強い声で返事した。@

[雑談]襟久 謳詩 : みことちゃん力強い

[雑談]健名みこと : 皆さんも力強くて、頼ってしまってばっかりですね!

[メイン]葛城立 : 「俺ら人間の思いのままに行動してきたのに、人間に否定されるんじゃ、混乱も動揺もするよね。ごめん。けど、こんなことはやめてほしい。そうしたらいずれ、そっちの思いも変えてみせるから。」@

[メイン]DL : 全員の言葉に<海の遣い>はうろたえ、目をさまよわせるような顔を見せたようだった。

[メイン]DL : そうして、対峙が続いた、ある刹那

[メイン]DL : 打ち寄せていた波が、ぴたりとおさまった。空に軌跡を残していた星々も止まっている。

[メイン]DL : ふと足元に冷たさを感じた。
見てみると、先ほど止まっていたはずの波が再び動き出し、共鳴者たちの足元を深く濡らしていた。まるで満月に引き寄せられて水位が上がった満潮にさらされているかのようだ。

[メイン]DL : ――海の音が聞こえる。
 それは、浜辺に打ち寄せる優しい波でなく。
 ごうごうと吹く風に突き上げられ、壁となって崩れる暗く深い水底の咆哮。
 共鳴者たちは脳を揺らされたように、心臓を掴まれたように、理解する。
この島の人々が海に見た、畏敬を。

[メイン]健名みこと : 「あ……私……」

[雑談]襟久 謳詩 : 〈海〉様、きたーーーー

[メイン]健名みこと : 「ごめんなさい、私……こんなに、大きな存在に、抗おうとしていたなんて……」
彼女は震えていた。相対しようとした相手の存在を感じ、それに比べて,あまりの自らの弱さに愚かさすら感じているかのようだった。

[雑談]葛城立 : そうなるよね~!

[メイン]DL : 空間を歪めてあなたたちをここに導き、いまもなお姿ないままにその存在を示すその相手に――〈海に人が見たもの〉に抗がったとき、その身に何が起きるか予想がつかない。

[メイン]DL : ここで共鳴者たちは、先ほどの神社で見つけ出した(または菱から伝えられた)祝詞について思い出す。

[メイン]DL : かつて多くの人々が、海へ抱いた畏敬からあらゆる願いを伝えるために祝詞をとなえて儀式をおこなった。

[メイン]DL : それと同じように、今度は、その海へ「生贄をささげる行為をやめる」と伝えることができるかもしれない。
…だが、確実にその願いが叶うかは、その儀式をおこなってみなければわからないだろう。@

[メイン]葛城立 : 「やろう!みんな。祝詞は覚えてるよね?」@

[メイン]菱正守 : 「…もちろん!」力強い返事をする。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「あぁ、何としても止めないといけないからね。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうね…やるっきゃ、ないでしょ」@

[メイン]健名みこと : 背を押されたように、かすかに微笑んで、
「はい…!」と、返した。

[情報]▲海への祈りの儀式 : 共鳴者は何人参加しても構わないが、参加した共鳴者の行動ターンは消費される。儀式の祝詞を唱える者のMPを1ずつ消費する。
 次に、海に自分たちの意志と感情を伝えるため共鳴判定をおこなう。

!共鳴判定(強度8/上昇1)∞共鳴感情:〔崇拝(理想)〕〔奉仕(関係)〕〔諦観(傷)〕

 共鳴者は上記共鳴判定に設定されている共鳴感情の中から一つを選択して判定をおこなう。

その後、呪文に参加した共鳴者やNPCの共鳴判定の成功数と、相手の共鳴判定の成功数で対抗判定をおこなう。

また、この共鳴判定による〈∞共鳴〉レベルの上昇は共鳴者とNPCのみおこない、対抗判定終了後に加算するものとする。またこの祈りの儀式におけるトリプル以上の成功における共鳴表の利用はない。

[メイン]DL : ここでDLはPLたちに話し合う時間を設け、行動指針を決めてもらう。おおまかな分岐は以下の通りとなる。

 A この場にいる誰かを海に捧げる
 B 儀式をおこなうことで、海と相対する道を選ぶ

[メイン]DL : 〈海の遣い〉たちが、海へと沈んでいく。人々の願いによって作られた、なにものかの懐へと。
眼前に広がる海。その偉大さゆえに人に祀られ、人の意志により犠牲を求めるようになった海。

[メイン]DL : それを生み出した人間の生命の本質は、自らの利のために他を犠牲にできる、残酷なものかもしれない。
――それでも。

[メイン]DL : 意志があれば、抗うことができるのだ。
共鳴者たちは、相対する。
人間が作り出した、生贄を求める〈幻想の海〉へと。
ここからラウンド進行となる。

[情報]★ラウンド進行ー幻想の海 : 【終了条件】
 次のうちいずれかの条件を満たした場合、ラウンド進行は終了する。

1 〈幻想の海〉に自分たちの願いを伝える
2 共鳴者およびNPCが全員【死亡】か【逸脱】する
3 誰かを生贄として〈幻想の海〉に捧げる。この行動はどのタイミングでもできる。

【イニシアチブ】
〈*身体〉+〈スピード〉技能レベルの合計値の高い順

[メイン]DL : ラウンド1

[メイン]幻想の海 : 幻想の海は共鳴者たちを飲みこんばかりの大きな波を打ちよせる。このままでは波にのまれてしまう。

[メイン]幻想の海 : だが、その波の大壁のなかに人影が見えた。
それは、今までこの海の豊穣のために命を捧げてきた〈海の遣い〉たちの、いやかつて人々の姿だ。それが壁となって、波を和らげようとしている。

[メイン]幻想の海 : 〈幻想の海〉の波濤に対して回避技能を使うことはできない。
〈*運動〉〈耐久〉〈ストレングス〉〈ダイブ〉のいずれかの技能の成功数の数だけダメージを軽減できる。

[メイン]菱正守 : 2DM<=6 〈ダイブ〉 (2DM<=6) > [10, 10] > -2 > 成功数-2 ファンブル

[メイン]健名みこと : 1DM<=3 〈ダイブ〉 (1DM<=3) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈ダイブ〉 (2DM<=8) > [6, 9] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]葛城立 : 1DM<=4 〈*運動〉 (1DM<=4) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]幻想の海 : 1d5 ダメージは全員共通 (1D5) > 4

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=6 〈耐久〉 (2DM<=6) > [9, 10] > -1 > 成功数-1 ファンブル

[メイン]system : [ 葛城立 ] HP : 14 → 10

[メイン]system : [ 菱正守 ] HP : 14 → 8

[メイン]system : [ 葛城立 ] HP : 10 → 9

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] HP : 16 → 13

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] HP : 14 → 9

[メイン]system : [ 健名みこと ] HP : 12 → 9

[メイン]DL : 儀式に参加するPCは、MPを―1してください

[情報]system : [ 菱正守 ] MP : 9 → 8

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 葛城立 ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 健名みこと ] MP : 8 → 7

[メイン]菱正守 : 1DM<=8 〈∞共鳴〉 〔崇拝(理想)〕 (1DM<=8) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]襟久 謳詩 : 4DM<=8 〈∞共鳴〉 (4DM<=8) > [4, 8, 1, 9] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]鈴川 里奈 : (5*2)DM<=8 〈∞共鳴〉完全一致〔崇拝(理想)〕 (10DM<=8) > [10, 3, 1, 10, 9, 3, 3, 5, 7, 9] > 5 > 成功数5 ミラク

[メイン]葛城立 : 4DM<=8 〈∞共鳴〉 (4DM<=8) > [7, 7, 4, 6] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]健名みこと : 7DM<=8 〈∞共鳴〉 〔諦観(傷)〕 (7DM<=8) > [1, 7, 1, 1, 4, 2, 6] > 10 > 成功数10 カタストロフ

[メイン]DL : 成功数23

[メイン]幻想の海 : (20*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) (40DM<=8) > [8, 2, 3, 2, 8, 10, 5, 9, 4, 6, 4, 10, 8, 8, 2, 7, 10, 5, 9, 2, 1, 7, 1, 8, 9, 7, 7, 3, 10, 3, 2, 3, 9, 5, 5, 10, 10, 4, 10, 9] > 23 > 成功数23 カタストロフ

[メイン]幻想の海 : 声が跳ね返されるように、波が押し寄せます。

[メイン]幻想の海 : では、ラウンド2

[情報]幻想の海 : 〈*運動〉〈耐久〉〈ストレングス〉〈ダイブ〉のいずれかの技能の成功数の数だけダメージを軽減できる。

[メイン]菱正守 : 2DM<=6 〈ダイブ〉 (2DM<=6) > [10, 2] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈ダイブ〉 (2DM<=8) > [3, 8] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]葛城立 : 1DM<=4 〈*運動〉 (1DM<=4) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=6 〈耐久〉 (2DM<=6) > [6, 9] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]健名みこと : 1DM<=3 〈ダイブ〉 (1DM<=3) > [9] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]幻想の海 : 1d5 波濤全員攻撃 (1D5) > 5

[メイン]system : [ 葛城立 ] HP : 9 → 6

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] HP : 13 → 10

[メイン]system : [ 菱正守 ] HP : 8 → 3

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] HP : 9 → 5

[メイン]system : [ 健名みこと ] HP : 9 → 4

[メイン]菱正守 : 2DM<=7 〈根性〉 生存判定 (2DM<=7) > [3, 4] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]健名みこと : 2DM<=7 〈根性〉 生存判定 (2DM<=7) > [5, 9] > 1 > 成功数1 成功

[情報]system : [ 葛城立 ] 共鳴 : 4 → 5

[メイン]system : [ 菱正守 ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] 共鳴 : 4 → 5

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 5 → 6

[メイン]system : [ 健名みこと ] 共鳴 : 7 → 8

[メイン]DL : 儀式に参加するPCは、MPを-1してください。

[メイン]system : [ 葛城立 ] MP : 6 → 5

[メイン]system : [ 菱正守 ] MP : 8 → 7

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] MP : 6 → 5

[メイン]system : [ 健名みこと ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 菱正守 ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 菱正守 ] MP : 6 → 7

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] MP : 6 → 5

[メイン]菱正守 : 2DM<=8 〈∞共鳴〉 〔崇拝(理想)〕 (2DM<=8) > [10, 5] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]system : [ 菱正守 ] 共鳴 : 2 → 1

[メイン]菱正守 : 1DM<=8 〈∞共鳴〉 〔崇拝(理想)〕 (1DM<=8) > [4] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]襟久 謳詩 : 5DM<=8 〈∞共鳴〉 (5DM<=8) > [10, 8, 10, 4, 4] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]鈴川 里奈 : (6DM<=8) > [8, 8, 7, 9, 8, 4] > 5 > 成功数5 ミラク

[メイン]葛城立 : 5DM<=8 〈∞共鳴〉 (5DM<=8) > [2, 9, 7, 5, 7] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]鈴川 里奈 : (6*2)DM<=8 〈∞共鳴〉完全一致〔崇拝(理想)〕 (12DM<=8) > [8, 2, 6, 3, 3, 5, 9, 5, 5, 5, 2, 10] > 9 > 成功数9 ミラク

[メイン]健名みこと : (8*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致)〔諦観(傷)〕 (16DM<=8) > [2, 1, 6, 5, 8, 4, 7, 5, 4, 2, 8, 9, 2, 7, 5, 6] > 16 > 成功数16 カタストロフ

[メイン]DL : 成功数31

[メイン]幻想の海 : (20*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) (40DM<=8) > [7, 4, 2, 9, 2, 1, 6, 3, 1, 3, 3, 1, 3, 3, 7, 5, 6, 10, 10, 6, 1, 7, 9, 7, 2, 1, 9, 5, 1, 3, 3, 5, 7, 6, 10, 4, 5, 9, 8, 5] > 36 > 成功数36 カタストロフ

[メイン]幻想の海 : あと一歩、というところで波が襲ってきます。

[メイン]system : [ 葛城立 ] 共鳴 : 5 → 6

[メイン]幻想の海 : 共鳴レベルをここで上げましょう。

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] 共鳴 : 5 → 6

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] 共鳴 : 6 → 7

[メイン]system : [ 健名みこと ] 共鳴 : 8 → 9

[雑談]DL : どきどき

[雑談]DL : めっちゃどきどき

[雑談]DL : そわそわDL

[雑談]DL : タイプしてない時の手が勝手に動く

[雑談]DL : 幻想の海のダイス下ぶれないかなの気持ちと、共鳴者が海になるのもエモクロアTRPGという気持ち

[メイン]DL : 儀式に参加するPCは、MPを-1してください

[メイン]system : [ 襟久 謳詩 ] MP : 5 → 4

[メイン]system : [ 菱正守 ] MP : 7 → 6

[メイン]system : [ 鈴川 里奈 ] MP : 5 → 4

[メイン]system : [ 健名みこと ] MP : 6 → 5

[メイン]system : [ 葛城立 ] MP : 5 → 4

[メイン]system : [ 菱正守 ] 共鳴 : 1 → 2

[メイン]幻想の海 : 1d5 波濤 (1D5) > 2

[メイン]菱正守 : 2DM<=6 〈ダイブ〉 (2DM<=6) > [1, 9] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 2DM<=8 〈ダイブ〉 (2DM<=8) > [8, 6] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]葛城立 : 1DM<=4 〈*運動〉 (1DM<=4) > [3] > 1 > 成功数1 成功

[メイン]鈴川 里奈 : 2DM<=6 〈耐久〉 (2DM<=6) > [1, 1] > 4 > 成功数4 ミラク

[メイン]健名みこと : 1DM<=3 〈ダイブ〉 (1DM<=3) > [7] > 0 > 成功数0 失敗

[メイン]system : [ 健名みこと ] HP : 4 → 2

[メイン]DL : 儀式やりましょう!

[メイン]菱正守 : 2DM<=8 〈∞共鳴〉 (2DM<=8) > [3, 2] > 2 > 成功数2 ダブル

[メイン]襟久 謳詩 : 6DM<=8 〈∞共鳴〉 (6DM<=8) > [10, 4, 2, 1, 7, 8] > 5 > 成功数5 ミラク

[メイン]鈴川 里奈 : (7*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) 崇拝「理想」 (14DM<=8) > [5, 7, 5, 2, 9, 3, 1, 1, 3, 10, 6, 2, 3, 8] > 13 > 成功数13 カタストロフ

[メイン]葛城立 : 6DM<=8 〈∞共鳴〉 (6DM<=8) > [9, 8, 6, 4, 10, 4] > 3 > 成功数3 トリプル

[メイン]system : [ 幻想の海 ] 共鳴 : 20 → 15

[メイン]幻想の海 : (15*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) (30DM<=8) > [4, 1, 7, 5, 8, 8, 9, 10, 7, 2, 2, 1, 10, 9, 1, 9, 3, 1, 1, 7, 5, 3, 10, 10, 10, 7, 8, 4, 7, 4] > 22 > 成功数22 カタストロフ

[メイン]DL : 激しく波立っていた海が、だんだんと落ち着き、静けさを取り戻していった。やがて完全な凪の海となり、美しい流星と満月の輝く空となっている。しばらくすると天上の月が欠けはじめ、周囲の景色が歪んでいく。

[メイン]DL :  ――声が聞こえる。
『ありがとう……』
それは一人のようにも、何人もの声が重なっているようにも聞こえた。

[メイン]DL : 気付けば、あなたたちは元の場所に戻ってきていた。共鳴者たちの周囲を朝日が照らしていて、いつの間にか朝になっていたのだと分かる。

[メイン]健名みこと : 「うう…みな、さん…大丈夫ですか…?」
ふらつきながら、みんなの方を見つめる。

[メイン]健名みこと : @

[雑談]幻想の海 : 下ぶれやったー!勝ってくれてありがとう!!の気持ち

[メイン]葛城立 : 「俺は大丈夫だけど。みことちゃんふらふらじゃん。大丈夫?手ぐらいなら貸すよ」@

[メイン]健名みこと : 「…ありがとうございます、葛城さん」
そのまま、葛城君に支えられているでしょう。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「終わった!? 俺たち、生きてる!?」手足を眺め確認

[メイン]襟久 謳詩 : 「みことちゃん!菱さん!これって成功したんだよね!?」笑顔になりながらも確認せずにはいられない。@

[メイン]菱正守 : 海を見つめてぼんやりしていたが、襟久の声にハッとした顔を向ける。

[メイン]菱正守 : 「…そう、そうなのかもしれません…」

[メイン]菱正守 : 「激しい波も引きました、きっと、届いたんです…!」
こみ上げるようにこぼす。

[メイン]菱正守 : @

[メイン]葛城立 : 「そうだね。一件落着だろうね!」と満面の笑みで@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうね、本当に…良かった!みんな、生きて帰れて!」
びしょぬれのまま笑う。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「ぃやったぁあ~!!」両手を上げそのままの姿勢で仰向けに波打ち際に倒れ込む。@

[メイン]DL : そうして浜辺で、共鳴者たちはしばらく、儀式の成功の余韻と満身創痍から、座り込んでいたかもしれない。

[メイン]DL : 時には信じられない、と驚愕の声をもらし、改めて、喜びの声をあげたかもしれない。

[メイン]DL : そんな中、こくこくと時間は過ぎて、

[メイン]DL : 誰かがふと、間近に迫った、共鳴者たちの宿のチェックアウトの時間を伝えるだろう。

[メイン]DL : 疲れた体を引きずりつつも、充足した気持ちで、宿を後にし連絡船のある波止場へ向かう。

[メイン]DL : 同じ便に乗るらしい観光客たちは、いろいろなお土産を手にして、楽しそうに会話している。
港にいる島の人々は、もの言いたげに共鳴者たちとともにいる菱とみことを見ているだろう。

[メイン]菱正守 : 「最期まで、慌ただしくてすみません」

[メイン]菱正守 : 「…それと、何度お伝えしても足りないかも知れませんが、ありがとうございます」

[メイン]菱正守 : 隣にいるみことと並んで、深く礼をするだろう。@

[メイン]葛城立 : 「こちらこそあなたたちを助けられてよかったです。きっとあなたたちにはもう一波乱あると思うので、頑張ってください!」そう微笑んでいます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「いやぁ、ほんと良かったね! みことちゃん、これでもう生贄なんてことは忘れて、自分の好きな事いっぱいできるよ!」ニカっと笑う。

[メイン]襟久 謳詩 : 「菱さんも、これからきっと大変だと思うけど頑張って下さい!」ガッツポーズで応援@

[メイン]健名みこと : 二人の言葉に、眉を八の字にしつつも、力強く頷いた。

[メイン]健名みこと : 「葛城さん、ありがとうございます!あなたが背中をおしてくださったので、儀式にちゃんととりくめました」

[メイン]健名みこと : 「この気持ちは、大事に覚えておきます、何があっても、頑張れるように!」

[メイン]健名みこと : 「襟久さん、私のこと、いっぱい考えて、悩んでくれて、ありがとうございます。…親身になってくれて、はじめは申し訳なく思っていたんですけど、」

[メイン]健名みこと : 「…一緒に儀式を乗り越えた今では、なんとなく、そのやさしさに甘えられて、受け入れてもらえたのが、心地よかったです」

[メイン]健名みこと : そう言って、そっと自分のノートを二人に見せるように、胸の前で掲げる。

[メイン]健名みこと : 「みなさんのこと、ノートに書いたり…少し、ほんの少しの、仲のいい人に、お見せしてもいいですか?」

[メイン]健名みこと : 「島の外に、すごく大事な人ができたって、伝えたくて」@

[雑談]襟久 謳詩 : 立ち絵 いい笑顔♪

[雑談]健名みこと : えへへ

[メイン]襟久 謳詩 : 「どれどれ、おぉ、いいねえ♪ 俺たちもうれしいよ!」

[メイン]襟久 謳詩 : 「この海はもちろん素敵だったけど、今度俺たちの地元の村にも遊びに来てよ!星空がすっごく綺麗だから!!」@

[メイン]葛城立 : 「もちろん大歓迎だよ。どんなふうに紹介されるのか楽しみだよ。」

[メイン]葛城立 : 「俺らの地元に来れなくても、多分また来るから、そのときはよろしくね。」@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうそう、三人で、また絶対来るからね!」
二人の後ろからぴょんと顔を出して口をはさんだ。

[メイン]健名みこと : 「ふふっ…ありがとうございます!」

[メイン]健名みこと : 「ぜひまた来てください!正守くんや、島の皆さんとお待ちしています」

[メイン]健名みこと : 「それに、必ず、みなさんの所にも遊びに行くので、待っててくださいね」

[メイン]菱正守 : みことの隣で、その様子を微笑まし気に見つめつつ、口を開く。

[メイン]菱正守 : 「…私からも、ぜひ。島のため、だけでなく…みことのためにも、また来てほしいです」

[メイン]菱正守 : 「…もちろん、皆さんがこの場所を好きになって、楽しみにして、来てくださるのが、一番うれしいですけどね」

[メイン]菱正守 : 照れたように笑った。@

[メイン]葛城立 : 「じゃあ、またね~!」と手を振りながら船に乗り込みます。@

[メイン]襟久 謳詩 : 「今度は菱さんもいっしょに遊びましょうね!休み合わせて下さいよ?」笑顔で手を振り船へと向かう。@

[メイン]鈴川 里奈 : 「そうそう!また皆で会おうね~!」
大きく手を振りながら、船に飛び乗った。

[メイン]健名みこと : 「また遊びましょう!」
みことも声を張り上げた。隣にいる菱も、共鳴者たちへ穏やかな目を向け、手を振っている。

[メイン]DL : 出航の時間だ。船に乗ると、間もなく船は動き出す。

[メイン]DL : 船の先から共鳴者が貴巌島を振り返れば、菱とみことが手を振っている。その姿がやがて見えなくなるまで、二人は手を振っていた。

[メイン]DL : 一―穏やかな海を船は進んでいく。
海はただ存在するだけで、そこに意味を見出すのは人間だ。
この海に、どれほどの数の願いが込められてきたのか、共鳴者たちにもわからない。

[メイン]DL : けれど、それらを抱えているからこそ、海は雄大で、時に恐ろしく、そして美しいと、人間には思えるのだろう。
島での出来事を思い出しながら、共鳴者たちは海を眺め続けていた。

[メイン]DL : エモクロアTRPG 海になる 了

[メイン]DL : ED6 人の想い
報酬
・残響<海になる>を獲得
・神のごとき存在と意志をやり取りした経験により、共鳴者の心身ともに大きな影響を与えた。任意の技能レベルを1あげることができる。