福ヶ笑のTRPGログ

福ヶ笑のTRPGログ

ほぼほぼ自分用のTRPG活動記録です。 同卓してくれた方々に圧倒的感謝を。

フタリソウサ「助手SOS!地方銀行に潜む闇!?」トクメーさん卓(1/2)


◆注意事項

この記事は、フタリソウサ「助手SOS!地方銀行に潜む闇!?」(基本ルールブック掲載)のネタバレを含みます!

 

◆権利表記

本作は、「著:平野累次/冒険企画局」「株式会社 新紀元社」が権利を有する『バディサスペンスTRPG フタリソウサ』の二次創作物です。

==========

 

 

 

[メイン]トクメー@GM : それでは

[メイン]トクメー@GM : フタリソウサ

[メイン]トクメー@GM : 「助手SOS~以下略」

[メイン]トクメー@GM : 始めて行きましょう

[メイン]トクメー@GM : よろしくお願いしまーす!

[メイン]明智 影郎 : よろしくお願いします!

[メイン]神津 光莉 : よろしくお願いします!

[メイン]トクメー@GM : では早速

[メイン]トクメー@GM : たまり場フェイズから処理していきましょう

[メイン]トクメー@GM : まずは自己紹介と呼び名の決定

[メイン]トクメー@GM : なんだけど

[メイン]トクメー@GM : ディスコでやってたのを、私も把握してますので

[メイン]トクメー@GM : 不要なら不要でOKです!

[メイン]トクメー@GM : ではやる方向で

[メイン]トクメー@GM : 以下、どうぞ

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]明智 影郎 : PLは福ヶ笑です。積みルルブおじさんです。

[メイン]明智 影郎 : フタリソウサはGM専門だったのでPLは初です。

[メイン]明智 影郎 : 楽しみにしてきました!よろしくお願いしますー

[メイン]明智 影郎 : PCは探偵の明智影郎(アケチ・カゲロウ)くんです。

[メイン]明智 影郎 : 超優秀な親の威光をやや迷惑に思いながらも、探偵事務所を引き継いだ職業探偵です。

[メイン]明智 影郎 : 根は真面目なのですが、基本ネガティブで行こうと思います。

[メイン]明智 影郎 : 光の助手さん、よろしくお願いしますー@

[メイン]トクメー@GM : 88888888!

[メイン]トクメー@GM : 以上でOKですよね?

[メイン]トクメー@GM : 呼び名はどんなもんでしょ

[メイン]トクメー@GM : パートナーに対する

[メイン]トクメー@GM : @

[メイン]明智 影郎 : 親戚の女子高生なので「ひかりちゃん」で行こうかと思いますが大丈夫ですか? >まりもさん @

[メイン]神津 光莉 : OKですー@

[メイン]明智 影郎 : ありがとうございます。では以上です@

[メイン]トクメー@GM : OKOK!

[メイン]トクメー@GM : それでは神津さんどうぞ!@

[メイン]神津 光莉 : PL:まりも
いつもはステラナイツとかCOCをメインにやってます。フタリソウサは経験はまだ3~4回くらいです。

[メイン]神津 光莉 : PC:かみづひかり
明智影郎の親戚の高校生の少女。
文武両道の天才肌。バレー部のエース。少し考えが古いところがある。犬が好き。

[メイン]神津 光莉 : 探偵の影郎さんを「影ちゃん」と呼び慕っています。が、それをよく思ってない親とよくケンカしています。

[メイン]神津 光莉 : ポジティブJKです!よろしくお願いしまーす。@

[メイン]トクメー@GM : 88888888!

[メイン]トクメー@GM : お願いしまーす!

[メイン]明智 影郎 : 88888888!

[メイン]トクメー@GM : では自己紹介はOKかな

[メイン]トクメー@GM : 続いて、思い出語りへ

[メイン]トクメー@GM : まずは思い出の品の決定からどうぞ@

[メイン]明智 影郎 : 助手さんが世話を焼きに押しかけて来たと思うんですけど

[メイン]明智 影郎 : その時に勝手にお揃いにしたマグカップとかでどうでしょ?

[メイン]明智 影郎 : @

[メイン]神津 光莉 : いいですねー!それで行きましょうか!@

[メイン]明智 影郎 : お、すんなり決まったw@

[メイン]神津 光莉 : 光莉センスだとたぶんちょっとレトロな感じのデザインの気がしますです。@

[メイン]明智 影郎 : いいと思います!華奢ですか、それとも無骨ですか?@

[メイン]神津 光莉 : 武骨かなと。
「壊れにくいほうがいいでしょ!」@

[メイン]明智 影郎 : 実用的な感じなんですね@

[メイン]神津 光莉 : ですね!@

[メイン]神津 光莉 : では思い出の品はおそろいマグカップ(ちょっとレトロチック)ということで確定でいいでしょうかー?@

[メイン]明智 影郎 : はい、それでお願いします。@

[メイン]トクメー@GM : OKOK

[メイン]トクメー@GM : 続けて、二人の思い出をお願いします@

[メイン]明智 影郎 : 「えーっと、ひかりちゃん。きみはいつもここにいる気がするけど、部活とかで忙しいんじゃないのかい?」@

[メイン]神津 光莉 : 「大丈夫、ちゃんと試合前には練習に参加してるし勉強もしてるわ!問題なしよ!」@

[メイン]明智 影郎 : 「あー……そ、そうなんだ」年季が入った事務所に比べて真新しく見えるマグカップを眺めながら軽くため息@

[メイン]神津 光莉 : 「それより影ちゃんのほうはどうなのよ?なんだか最近ますます元気がないように見えるわ。(と、影郎さんの視線の先をたどり)…あ、ちょっとお茶もらっていいかしら?」@

[メイン]明智 影郎 : 「いや、全く問題ないよ。こう見えても元気元気。お茶はどうぞ。」

[メイン]明智 影郎 : 「あ、ボクが入れなきゃいけないか」慌てて席を立とうとします@

[メイン]神津 光莉 : 「…ほんとに元気?(と顔を近づけてじーっと見つめたあと元の位置に戻り)…あ、お願いするわ。影ちゃんの入れるお茶、美味しいもの。」@

[メイン]明智 影郎 : (いけないいけない。ボクはどうも人に何かしてもらうのが当たり前だと思ってしまう癖があるな。)

[メイン]明智 影郎 : (これじゃまるで、他人を駒のように使って暗躍するあの人とそっくりだ。気を付けなきゃ)

[メイン]明智 影郎 : 「あ、そうだ。ひかりちゃんこそ大丈夫?ここに来ることお父さんは良く思ってないんだよね?」@

[メイン]神津 光莉 : 「…そ、そうだけど…。大丈夫よ。…なかなかわかってくれないのよね。影ちゃんは悪い人じゃないって。」@

[メイン]明智 影郎 : 「そっかぁ、今度ちゃんと説明しに行かないといけないかなぁ。」

[メイン]明智 影郎 : 「いや、口だけで納得してもらうのも難しいだろうな。何かちゃんとした実績で安心してもらえるようにしないと。」

[メイン]明智 影郎 : あごに手を当てて考え始めます@

[メイン]神津 光莉 : 「…ま、いつかあたしが説得してみせるわ!!だから今は…とにかくお茶よ!」@

[メイン]明智 影郎 : 「うん、さぁどうぞ。いい感じに茶葉が開いた頃だと思うよ。」照れ笑いをしつつお茶をサーブします@

[メイン]神津 光莉 : 「(お茶をいただき)…やっぱこの味、よね。安心する、っていうかなんというか…優しい味。」@

[メイン]明智 影郎 : 「そうかな?そのへんで買ってきた普通の茶葉だと思うけど」自分でもお茶を飲んで首を傾げています@

[メイン]神津 光莉 : 「お茶だって、入れ方ひとつで変わるのよ。あたしはこの味が好きよ。」@

[メイン]明智 影郎 : 「そ、そうか。ありがとう。素直に喜ばなきゃね」頭をかきます@

[メイン]神津 光莉 : 「そうそう、素直になるって大事なことよ。…ってまだ高校生のあたしが言ってもあんまり説得力ないと思うけど…」@

[メイン]明智 影郎 : 「いや、そういうところは年上のボクよりしっかりしてると思う。いつも感心しているよ」@

[メイン]神津 光莉 : 「…ほら、またそうやって自分を見下すんだから…。影ちゃんはもっと自信もっていいと思うのよ。」@

[メイン]明智 影郎 : 「あ、ごめん。悪い癖だね。気を付けるよ!」慌てて@

[メイン]神津 光莉 : 「…高校生のあたし言葉にまで律儀なところ、いいことなのか悪いことなのか…。…まあ、いいわ。お茶、ごちそうさま。」@

[メイン]明智 影郎 : 「あ、ごめん!」

[メイン]明智 影郎 : 「って、また謝っちゃってるな。」反省

[メイン]明智 影郎 : 「うん、お茶ならいつでも入れるよ」にこり@

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : それでは

[メイン]トクメー@GM : アイテムエピソードはどうしましょうか

[メイン]トクメー@GM : @

[メイン]明智 影郎 : ひかりが助手として押しかけて来た時に持って来たもの、あたり?@

[メイン]神津 光莉 : それかこうしてよく一緒にお茶飲んでるから、とかでいかがですかね?@

[メイン]明智 影郎 : あー、その方が大切にしてそうですね。それでいきましょう@

[メイン]神津 光莉 : では「よく事務所で一緒にお茶を飲んでおりその時に使っている」で!@

[メイン]トクメー@GM : OKOK

[メイン]トクメー@GM : それでは

[メイン]トクメー@GM : 事件発生フェイズに進んで行きましょうか

[メイン]明智 影郎 : はい、お願いします!@

[メイン]神津 光莉 : はーい!@

[メイン]トクメー@GM : では、今回の調査の障害を決めてしまいましょうか

[メイン]トクメー@GM : シナリオ側からの指定はないので、ご自由にどうぞ@

[メイン]トクメー@GM : それでは”助手と分断された”

[メイン]トクメー@GM : で、行ってみましょう

[メイン]明智 影郎 : はーい@

[メイン]トクメー@GM : では、障害決まった所で

[メイン]トクメー@GM : 早速描写に入っていきますね

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : ---拝啓、影ちゃん

[メイン]トクメー@GM : 周囲を包む喧騒の中

[メイン]トクメー@GM : 冷や汗を流しながら、君は一人、心の中で呟く

[メイン]銀行強盗A : 「全員、手を上げろ!余計な事をしたらぶっ殺すぞ!!」

[メイン]トクメー@GM : ---私は今

[メイン]トクメー@GM : とっても、ピンチです

[メイン]銀行強盗A : 銃を構え、剣呑なセリフを叫ぶ、目出し帽を被った男達を見ながら

[メイン]銀行強盗A : 君は、振り返る

[メイン]銀行強盗A : 何故

[メイン]銀行強盗A : こんな事になってしまったのか、と----

[メイン]銀行強盗A : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 9時37分

[メイン]トクメー@GM : ”明智探偵事務所”

[メイン]トクメー@GM : 今日も事務所に入り浸る神津に

[メイン]トクメー@GM : ご両親に、なんと説明したものか、と胃を痛めつつ

[メイン]トクメー@GM : 明智は、お揃いのマグカップにお茶を用意している@

[メイン]明智 影郎 : 「はい、いつものお茶が入りましたよ」

[メイン]明智 影郎 : とテーブルにお茶を置いたところに電話が掛かってくる。

[メイン]明智 影郎 : 「はい、明智探偵事務所です。はい、……はい、……先日はお世話になりました。はい、ありがとうございます。それでは入金を確認させて頂きます。今後とも何かありましたら、何時でもご相談ください。では失礼します」

[メイン]明智 影郎 : 「助手のひかり君、喜んでください」仰々しく@

[メイン]神津 光莉 : 「…あら?今日はなんだか明るいわね。…良いことがあったのかしら?」@

[メイン]明智 影郎 : 「えぇ、ようやく我が探偵事務所が解決した事件の報酬が本日たった今入金されたのです!」にこにこ@

[メイン]神津 光莉 : 「あ、それはとてもいいことね!!…影ちゃん今回とても頑張ってたものね…」じーん@

[メイン]明智 影郎 : 「いえいえ、助手のひかりちゃんの支えがあってこそです。感謝していますよ」

[メイン]明智 影郎 : 「それでは今から銀行に行ってきますので、お手当に期待しながらのんびりと待っていてください」銀行のカードを軽率に机の上に置いて、外出用のジャケットを取りに机を離れます@

[メイン]神津 光莉 : 「(ぴこーん)いや、あたしが行くわ!!今日は学校の創立記念日で休みだしちょうど近くのスーパーに買い物に行く予定もあったのよ!影ちゃんはゆっくりしてて!!」@

[メイン]トクメー@GM : 神津は、素早くキャッシュカードを手に取ると

[メイン]トクメー@GM : 明智が止める間も無く、玄関へ向って駆け出していく@

[メイン]明智 影郎 : 「あ、待って!そこは大人のボクが!!」

[メイン]明智 影郎 : 「……って、こんな時に電話!?」

[メイン]明智 影郎 : 「はい、明智探偵事務所です。……はぁ、光輝は父です。」

[メイン]明智 影郎 : 「どういったご用件でしょう?」

[メイン]明智 影郎 : (あぁ、ひかりちゃんどうして一人で行っちゃったんだよー)
半泣きで電話応対に忙殺されます@

[メイン]神津 光莉 : 「(そんな影郎さんの状態は知らず、るんるん気分で銀行に向かいます」@

[メイン]トクメー@GM : かくして、神津は、まんまと明智を出し抜き

[メイン]トクメー@GM : 一人、銀行へと向かう事に成功する

[メイン]トクメー@GM : 事件解決に力を尽くした彼に、休んでいて欲しい

[メイン]トクメー@GM : そんな気遣いが、彼の胃を痛めつける事に

[メイン]トクメー@GM : 果たして、彼女は気がついているのだろうか・・・?

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 10時2分

[メイン]トクメー@GM : ”マロン銀行本店 お客様窓口”

[メイン]トクメー@GM : 明智探偵事務所から飛び出した君は

[メイン]トクメー@GM : バレーで鍛えた健脚を発揮し

[メイン]トクメー@GM : そこそこ距離のある、この銀行へ、スタスタと歩いて来た

[メイン]トクメー@GM : マロン銀行本店は、ここらでは、一番と言っても差し障り無い規模の銀行ではあるが

[メイン]トクメー@GM : 平日の、開店直後という時間もあり

[メイン]トクメー@GM : 銀行の中はかなり閑散としており

[メイン]老婆 : お客は、君の他に老婆が一人しか居ない様だ

[メイン]銀行員 : それ以外には、数人の銀行員が、朝から慌ただしく働いている様子が見られる@

[メイン]神津 光莉 : 「…この人数ならすぐに引き出せそうね。…やっぱり朝一は空いてるからいいわ。」@

[メイン]トクメー@GM : 君は、空いている窓口の様子を見て、満足気に呟き

[メイン]トクメー@GM : ATMを操作し始めるだろう

[メイン]老婆 : そんな君の隣で

[メイン]老婆 : 老婆が困った様に笑みを浮かべながら

[メイン]老婆 : モタモタとATMを操作しては、戻り、操作しては、戻りを繰り返している

[メイン]老婆 : どうやら、操作に手間取っている様だ@

[メイン]神津 光莉 : 「(引き出しをし終えたところに隣のおばあさんが目に入り)…ええと。そこのおばあさん、もしかして使い方がわからないのかしら?もしよければ教えるわよ?」@

[メイン]老婆 : 「あら」

[メイン]老婆 : 「ご親切にありがとうございます」

[メイン]老婆 : 君の言葉に、老婆は柔らかい笑みを浮かべ、答える

[メイン]老婆 : 「ごめんなさいねぇ・・・あんまり、銀行になんて来ないものですから」

[メイン]老婆 : 「教えて下さると助かるわ」@

[メイン]神津 光莉 : 「ええ、任せて!まず最初の使い方だけど…振り込み?引き出し?」などと確認しながら操作を教えます@

[メイン]老婆 : 君は、モタモタと、君の指示に従いながら、ATMを操作する老婆に

[メイン]老婆 : 嫌な顔一つ浮かべず

[メイン]老婆 : 最後まで付き合うのだろう

[メイン]老婆 : そして

[メイン]老婆 : 「ありがとうございました」

[メイン]老婆 : お金を引き出せた老婆は、君に頭を下げる

[メイン]老婆 : 「最近の若い方は冷たい、なんて言うけれども」

[メイン]老婆 : 「そんな事なかったわねぇ」

[メイン]老婆 : その優しげな微笑みは、君の心まで温めるだろう@

[メイン]神津 光莉 : 「…あたしは困ってる人を見過ごせないほうだから!無事引き出せてよかったわ。…あ、他に生活とかで困ったら是非明智探偵事務所をよろしくたのむわね!」ちゃっかり宣伝@

[メイン]老婆 : 「明智探偵事務所・・・?」

[メイン]老婆 : 老婆は、困ったような顔を浮かべる

[メイン]老婆 : それは、君に取って、見慣れた反応だ

[メイン]老婆 : それほどまでに”明智”という名が背負った悪名は、高い@

[メイン]神津 光莉 : 「…そっか。やっぱり世間の風当たりはまだ…。…あ、でも安心して!!今の所長はちょっとへこみやすいけどとてもいい人なんです!!…まあ、無理にとは言わないので…(ぺこぺこ」@

[メイン]老婆 : 「ああ、いえ」

[メイン]老婆 : 「ごめんなさいね」

[メイン]老婆 : 「そんなつもりは無かったの」

[メイン]老婆 : 「ふふ、あなたは、所長さんが大好きなのね」@

[メイン]神津 光莉 : 「…うん、影ちゃんは。少しネガティブだったり、落ち込みやすかったり、一人で反省会とかして話聞いてないときがあったりするけど…あたしにとっては大事な人、だから。」@

[メイン]老婆 : 「あらあら」

[メイン]老婆 : 老婆は、頬に手を当て

[メイン]老婆 : 微笑ましいものを見る目で君を見て

[メイン]老婆 : 「解ったわ、あなたにそんなに好かれる位ですもの」

[メイン]老婆 : 「きっと、所長さんも、素晴らしい人なんでしょう」

[メイン]老婆 : 「私は、岩崎妙」

[メイン]岩崎妙 : 「探偵さんが必要になった時は伺いますから、その時はよろしくお願いしますね」@

[メイン]神津 光莉 : 「はい!ありがとうございます!あ、あたしは神津光莉っていうわ!」@

[メイン]岩崎妙 : その後

[メイン]岩崎妙 : 幾つか、君と言葉を交わした老婆は

[メイン]岩崎妙 : 最後に君に頭を下げ

[メイン]岩崎妙 : 銀行の出口へと向かうだろう

[メイン]岩崎妙 : 岩崎の面倒を見ていた君は、未だ自分の用事を済ませる事が出来ていない

[メイン]岩崎妙 : 早く帰らないと

[メイン]岩崎妙 : そう思い、ATMへ向かい合った時

[メイン]岩崎妙 : なんとは無しに、視界の隅で、目で追っていた老婆が

[メイン]岩崎妙 : 銀行の出入り口で

[メイン]岩崎妙 : 誰かにぶつかり、よろける

[メイン]岩崎妙 : よろけた老婆を、咄嗟に抱えた相手は

[メイン]銀行強盗A : そのまま、老婆のこめかみに

[メイン]銀行強盗A : 拳銃を突き付けた@

[メイン]神津 光莉 : 「ひっ…(どう考えてもあれは…強盗の類…」@

[メイン]銀行強盗A : 「全員、手を上げろ!余計な事をしたらぶっ殺すぞ!!」

[メイン]銀行強盗A : そう叫ぶ、明らかな強盗の姿に

[メイン]銀行強盗A : 事情を把握した周囲が、喧騒に包まれていく

[メイン]銀行強盗A : 入って来た強盗は

[メイン]銀行強盗B : 3人

[メイン]銀行強盗C : それぞれが、顔を隠し

[メイン]銀行強盗A : 手には拳銃を持っている@

[メイン]神津 光莉 : 「…こ、ここは逆らっちゃいけない…(小声でつぶやいたあと手をあげ)」@

[メイン]銀行強盗A : 君が大人しく手を上げた時

[メイン]銀行強盗A : ジリリリリリリリリ!

[メイン]銀行強盗A : そんな、けたたましい警告音が

[メイン]銀行強盗A : 銀行内に鳴り響き

[メイン]銀行強盗A : 強盗たちが、入ってきた出入り口のシャッターが降りていく

[メイン]銀行強盗A : 血相を変えた強盗は叫ぶ

[メイン]銀行強盗A : 「聞こえなかったのか、ボケが!!」

[メイン]銀行強盗A : 「余計な事をするなって、言っただろうが!!」

[メイン]銀行強盗A : 激高する銀行強盗が銃を向けるのは

[メイン]銀行強盗A : 神津

[メイン]銀行強盗A : 君のすぐ右後ろ

[メイン]銀行員 : 青い顔で

[メイン]銀行員 : 緊急通報ボタンを押した

[メイン]銀行員 : 銀行員だ

[メイン]銀行員 : そして・・・

[メイン]銀行員 : パァン!!

[メイン]銀行員 : 恐らく、君は、ドラマ位でしか聞いたことが無いであろう音

[メイン]銀行員 : それでも、それと、確かに解る音

[メイン]銀行員 : 拳銃の発砲音が、響き

[メイン]銀行員 : 「あう・・・ッ!」

[メイン]銀行員 : 銀行員の女性が、悲鳴を上げて、倒れる@

[メイン]神津 光莉 : 「…嘘…でしょ…こんな…ことって…」銀行員さんに駆け寄りたくなるが、余計なことをすると撃たれるだろう。…手をあげたまま何もできない。@

[メイン]銀行員 : 倒れた銀行員が撃ち抜かれたのは、どうやら肩の様だ

[メイン]銀行員 : 苦悶の声を上げ、肩を押さえる彼女の出血はそれなりにあるが

[メイン]銀行員 : すぐに生命を失う、という事は無いだろう

[メイン]銀行員 : そんな彼女の名札には

[メイン]銀行員 : ”東堂花”

[メイン]銀行員 : と書かれていた@

[メイン]神津 光莉 : 「…肩…。よかった、生きてた、けど…。(生きてたからと言って今の光莉にできることは、ない。)……。(黙って手をあげるのみ」@

[メイン]銀行強盗A : 「クソが・・・!!」

[メイン]銀行強盗A : 「余計な事しやがって・・・!!」

[メイン]銀行強盗A : 「次は、こいつの頭ぶち抜いてやるぞ!」

[メイン]銀行強盗A : 「この距離なら外し様もねえ・・・」

[メイン]銀行強盗A : 「次に妙な動きをしやがった奴は、人殺しだ」

[メイン]銀行強盗A : そう言い、強盗は

[メイン]岩崎妙 : 青ざめた顔の岩崎のこめかみに

[メイン]岩崎妙 : 銃口を突きつける

[メイン]トクメー@GM : その後間もなく

[メイン]トクメー@GM : 通報を受けた警察が駆けつけ

[メイン]トクメー@GM : 事件を知ったマスコミを飛んでくる

[メイン]トクメー@GM : 銀行を取り囲み

[メイン]トクメー@GM : 俄に剣呑さを増していく現場

[メイン]トクメー@GM : 時刻

[メイン]トクメー@GM : 10時38分

[メイン]トクメー@GM : かくして、助手を巻き込んだ、銀行強盗事件の幕が上がる

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : といった所で

[メイン]トクメー@GM : 今日は切らせて下さい!

[メイン]トクメー@GM : お疲れ様でした!

[メイン]神津 光莉 : おつかれさまでした!

[メイン]明智 影郎 : お疲れ様でした!

[メイン]明智 影郎 : いやー、前半ののほほんっぷりからの怒涛の緊迫感!

[メイン]明智 影郎 : 素晴らしきホットスタートですねー(><)

[メイン]トクメー@GM : 楽しんで貰えてるなら良かったですー

[メイン]トクメー@GM : それじゃあ、私は寝ます!

[メイン]トクメー@GM : おやすみなさーい

[メイン]明智 影郎 : はい!おやすみなさいー

[メイン]神津 光莉 : おやすみなさいませー

[メイン]明智 影郎 : ノシ

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : それでは

[メイン]トクメー@GM : フタリソウサ、再開していきましょう

[メイン]トクメー@GM : よろしくお願いしまーす!

[メイン]明智 影郎 : よろしくお願いします!@

[メイン]神津 光莉 : よろしくおねがいしますー@

[メイン]トクメー@GM : 前回のあらすじ

[メイン]トクメー@GM : 助手ピンチ

[メイン]トクメー@GM : それでは、今回は、事件発生フェイズの続きから描写していきましょう

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 10時46分

[メイン]トクメー@GM : 一人、探偵事務所に残った明智

[メイン]トクメー@GM : 中々帰ってこない神津の事が心配になってきた

[メイン]トクメー@GM : 銀行までの距離を考えれば、それほど、不自然な遅れでは無いが

[メイン]トクメー@GM : 君の探偵としての勘が、不吉な予感を察知しているのだ@

[メイン]明智 影郎 : そわそわし始めて、表通りを窓から眺めたり、テレビのニュースを観たりします@

[メイン]トクメー@GM : では

[メイン]トクメー@GM : そわそわとリモコンを操作し

[メイン]トクメー@GM : 付けた、テレビのニュースで

[メイン]トクメー@GM : キャスターが、話している

[メイン]トクメー@GM : 「本日、10時30分頃」

[メイン]トクメー@GM : 「S市、マロン銀行本店に、銀行強盗が押し入りました」

[メイン]トクメー@GM : 「現在、銀行内で人質を取り、籠城中で・・・」

[メイン]トクメー@GM : @

[メイン]明智 影郎 : 「ちょ、ちょっと!S市のマロン銀行って、ひかりちゃんが行った銀行じゃないか!」

[メイン]明智 影郎 : 「こんな事なら無理やり引き留めてでもボクが出かけるべきだった!」

[メイン]明智 影郎 : 「どうしてボクは大事なキャッシュカードを机に置いたりしてしまったんだろう……」

[メイン]明智 影郎 : 「……はっ!」

[メイン]明智 影郎 : 「こうしてる場合じゃない。えっと携帯通じるかな!?」

[メイン]明智 影郎 : 慌てて携帯に連絡を取ろうとします@

[メイン]トクメー@GM : 慌てた君は、携帯で、彼女に連絡を

[メイン]トクメー@GM : ”取ってしまう”

[メイン]トクメー@GM : 普段の君なら、気がついて然るべき

[メイン]トクメー@GM : ミスだ

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 10時47分

[メイン]トクメー@GM : マロン銀行本店

[メイン]トクメー@GM : 依然、銀行強盗に占拠される、ここで

[メイン]トクメー@GM : 神津君

[メイン]トクメー@GM : 君の携帯電話が、場違いに明るいアイドルソングを鳴らし始める@

[メイン]神津 光莉 : 「…嘘、なんでこんな時に…!?」慌てふためきます@

[メイン]銀行強盗B : ただの女子高生である君に

[メイン]銀行強盗B : 突然の事態に、冷静に対処することを求めるのは酷だろう

[メイン]銀行強盗B : 慌てふためき

[メイン]銀行強盗B : 携帯を手に取る君と

[メイン]銀行強盗B : 銀行強盗の視線が、かち合う

[メイン]銀行強盗B : 「お前!何をしてやがる!!」@

[メイン]神津 光莉 : 「ご、ごめんなさい電話が…!!い、今きります…ですから…!!」@

[メイン]銀行強盗B : ツカツカと君に向って歩いてきた強盗は

[メイン]銀行強盗B : 君に答える事は無く

[メイン]銀行強盗B : その手から携帯を奪い取り

[メイン]銀行強盗B : 地面に投げつけ、破壊してしまう

[メイン]銀行強盗B : 「クソ、ミスったな」

[メイン]銀行強盗B : 「おい!お前ら!全員、携帯を出せ!」

[メイン]銀行強盗B : 「隠しやがったら、その老人を殺すぞ!」

[メイン]銀行強盗B : 携帯という連絡手段を取り上げる事を忘れていた事に気がついた強盗は

[メイン]銀行強盗B : その場の全員の携帯を没収し、破壊していく@

[メイン]神津 光莉 : 「…(もう、誰よ!!後で弁償してもらうんだから!!」内心怒りつつも強盗には逆らえないので手をあげてます@

[メイン]銀行強盗B : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗B : 同時刻

[メイン]銀行強盗B : 明智探偵事務所

[メイン]銀行強盗B : 君が掛けた発信は

[メイン]銀行強盗B : 突如、ツーツー音へ代わり、切れる

[メイン]銀行強盗B : その後、どれだけ通話を試みても

[メイン]銀行強盗B : 「電波が届かない所にいるか~」

[メイン]銀行強盗B : というメッセージしか、流れない

[メイン]銀行強盗B : 聡明な君は悟るだろう、自らの犯したミスを

[メイン]銀行強盗B : これで、連絡手段は一つ失われ

[メイン]銀行強盗B : 下手をすると、神津が害されている可能性すらある@

[メイン]明智 影郎 : 「いつもならワンコールで応答するひかりちゃんが電話に出ないなんて。」

[メイン]明智 影郎 : 「これは間違いなくトラブルに巻き込まれているに違いない!」

[メイン]明智 影郎 : 出掛けようとしてその場に放り出していたジャケットを引っ掴んで、自分も現場のマロン銀行に向かいます。@

[メイン]銀行強盗B : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗B : 11時2分

[メイン]銀行強盗B : マロン銀行本店前

[メイン]銀行強盗B : 生まれ持った身体能力を遺憾なく発揮し

[メイン]銀行強盗B : 君は、思わず通行人が振り返る程の速度で

[メイン]銀行強盗B : 現場前へ走って来た

[メイン]銀行強盗B : 銀行前には、多数のマスコミと

[メイン]銀行強盗B : 銀行を包囲する、警察の姿が確認出来る

[メイン]小林警部補 : 『あー・・・クソッタレ共に告げる』

[メイン]小林警部補 : 『お前らは、完全に包囲されている』

[メイン]小林警部補 : 『無駄な抵抗を止めて出てこい』

[メイン]小林警部補 : 『じゃないと、ぶっ殺すぞ』

[メイン]小林警部補 : 咥えタバコで、どう見ても犯人より凶悪な面と声で指揮を取っている警官に

[メイン]小林警部補 : 君は見覚えがある

[メイン]小林警部補 : 彼は、小林警部補

[メイン]小林警部補 : 君達と何度か事件を共に解決した事もある、顔なじみの刑事だ

[メイン]小林警部補 : だが

[メイン]小林警部補 : 彼は、君を嫌っている事を

[メイン]小林警部補 : 君は知っている@

[メイン]明智 影郎 : 一瞬声を掛けるのを躊躇うものの、そんな場合じゃない!と思い直して声を掛けます。

[メイン]明智 影郎 : 「あのう、小林警部補……。」後ろから恐る恐る@

[メイン]小林警部補 : 「あ”?」

[メイン]小林警部補 : 警察官が出してはいけない類のドスが効いた声を発しながら

[メイン]小林警部補 : 彼は振り返り、君を認識する

[メイン]小林警部補 : 「ッチ・・・探偵が何の用だ?」

[メイン]小林警部補 : 「これは、お前らが出張るようなヤマじゃねえ」

[メイン]小林警部補 : 「とっとと家に帰れ」@

[メイン]明智 影郎 : 「それがそうとも言ってられないんです。」

[メイン]明智 影郎 : 大声は苦手だと冷や汗を垂らしながら説明する

[メイン]明智 影郎 : 「警部補もご存知だと思いますが、ボクの事務所の助手をやってくれているひかりちゃんが、あの中で人質になっているようなんです。」

[メイン]明智 影郎 : 「ボクはどうしても彼女を助けたい。それに彼女と連絡が取れれば、内部から捜査協力ができるかもしれないですし。」@

[メイン]小林警部補 : 「はぁ?」

[メイン]小林警部補 : 「・・・・・・・・・」

[メイン]小林警部補 : 彼は、ドスの効いた声を上げ

[メイン]小林警部補 : 殺す気なのだろうか?という目で、無言で君を睨みつける

[メイン]小林警部補 : だが、君は知っている

[メイン]小林警部補 : 彼が、何故君を嫌っているのかは知らないが

[メイン]小林警部補 : 彼は、こんななりをして

[メイン]小林警部補 : 「何で、それを先に言わねえんだ、ボケ」

[メイン]小林警部補 : 「・・・協力は、しねえ」

[メイン]小林警部補 : 「だが、現場をうろつく位は目を瞑ってやる」

[メイン]小林警部補 : 意外と、人情派であることを@

[メイン]明智 影郎 : 「ありがとうございます!」深々とお辞儀

[メイン]明智 影郎 : 「どこからか人質が見える角度はありませんか?」「もしくは、内部との連絡係をやらせて頂けませんか?」協力はしないと言われた矢先に、情報を得ようと問いかける@

[メイン]小林警部補 : 「協力しねえって言ってんだろ!!」

[メイン]小林警部補 : と、ブチキレながら

[メイン]小林警部補 : 「人質の目視は、そこの警備車両の上から出来る」

[メイン]小林警部補 : 「許可取ってやるから、勝手に登れ」

[メイン]小林警部補 : と、手際よく答えてくれます

[メイン]小林警部補 : ですが

[メイン]小林警部補 : 「連絡役は、無しだ」

[メイン]小林警部補 : 「一般人に、そんな事させられる訳ねえだろ」@

[メイン]明智 影郎 : 「ありがとうございます!このご恩は一生忘れません。」再度深々とお辞儀をした後、教えてもらった警備車両の上に登って銀行内部の様子を見ます。@

[メイン]小林警部補 : 警備車両の上に乗った君は

[メイン]小林警部補 : 銀行内の様子を伺う

[メイン]小林警部補 : すると、中に

[メイン]小林警部補 : 神津の姿が確認でき

[メイン]小林警部補 : 彼女と、目が合う

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 11時7分

[メイン]小林警部補 : マロン銀行本店 内部

[メイン]小林警部補 : 人質に取られている君は

[メイン]小林警部補 : 君に向けられる視線を感じる

[メイン]小林警部補 : それは、中では無く

[メイン]小林警部補 : 外から向けられている様だ@

[メイン]神津 光莉 : (…視線を、感じる?)強盗達が気を取られたときを狙ってそちらを見ようとします@

[メイン]小林警部補 : 君は、強盗たちに気取られる事無く

[メイン]小林警部補 : 窓の外を覗き見る事が出来る

[メイン]小林警部補 : すると、窓の外には

[メイン]小林警部補 : 今、一番君が会いたかったであろう

[メイン]小林警部補 : 彼の姿が目視出来る@

[メイン]神津 光莉 : (…!影ちゃん!?助けに来て…くれたの…?)内心喜びつつも強盗に怪しまれないよう頑張って表情に出さないようにします@

[メイン]小林警部補 : 彼は

[メイン]小林警部補 : 君の危機に気がついてくれた

[メイン]小林警部補 : ならば

[メイン]小林警部補 : 何とか彼と連絡を確立する事が出来れば

[メイン]小林警部補 : きっと、彼が、この事件を解決してくれる

[メイン]小林警部補 : そんな確信が、君に芽生えるだろう@

[メイン]神津 光莉 : (…何かあった時用に影ちゃんと考えてた合図のサインを使うようになるとは思ってなかったわ…。仕草とバレーサイン、目立たないようにやらないと…)@

[メイン]小林警部補 : 君は、なるべく目立たぬよう

[メイン]小林警部補 : 事前に取り決めておいたジェスチャーを行う

[メイン]銀行強盗C : チラリと

[メイン]銀行強盗C : 銀行強盗の一人と目が合う

[メイン]銀行強盗C : が

[メイン]銀行強盗C : 彼は、すぐに興味を失い、君から目を逸らす@

[メイン]神津 光莉 : (目をそらしてるうちに人質人数とピンチだということだけをささっとハンドサイン)@

[メイン]銀行強盗C : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗C : 同時刻

[メイン]銀行強盗C : マロン銀行本店前

[メイン]銀行強盗C : 警備車両に登った君は

[メイン]銀行強盗C : 神津が送るサインを、はっきりと見て取る事が出来る

[メイン]銀行強盗C : そこには、人質人数の情報と

[メイン]銀行強盗C : 「助けて欲しい」

[メイン]銀行強盗C : そんなメッセージが込められていた。

[メイン]銀行強盗C : @

[メイン]明智 影郎 : (こんなときにも君は人質の状況から先に伝えてくるんだね。)

[メイン]明智 影郎 : (きっと怖くて心細くて助かりたいだろうに……)

[メイン]明智 影郎 : (うん、ボクが絶対に助けるから)

[メイン]明智 影郎 : 「大丈夫。必ず助ける」とサインで送ります。@

[メイン]銀行強盗C : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗C : 同時刻

[メイン]銀行強盗C : マロン銀行内部@

[メイン]神津 光莉 : (…ありがとうのハンドサインをさっと送り)「…状況は…まだ変わらなそうね…」@

[メイン]銀行強盗C : ーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗C : 11時8分

[メイン]銀行強盗C : マロン銀行前

[メイン]銀行強盗C : 彼女から送られてきたサインを、君は見る

[メイン]銀行強盗C : 彼女の無事は確認出来たものの

[メイン]銀行強盗C : 事態は、さして好転した訳ではない

[メイン]銀行強盗C : 彼女の身の安全を確保するためには、速やかに事件を解決する必要があるだろう

[メイン]銀行強盗C : そして

[メイン]銀行強盗C : それには、彼女の協力も必要だ@

[メイン]明智 影郎 : では今知った情報を小林警部補にも共有します。

[メイン]明智 影郎 : 「動きがありませんね。」

[メイン]明智 影郎 : 「まだ犯人からの要求はありませんか?」警部補に@

[メイン]小林警部補 : 「馴れ馴れしく話しかけてくるんじゃねえよ」

[メイン]小林警部補 : 「ッチ・・・ねえよ」@

[メイン]明智 影郎 : 「これだけの騒ぎを起こしておいて要求が無いとは変ですね……。」

[メイン]明智 影郎 : 「少なくとも逃走車両の確保ぐらいはするのが定石なはず……。」

[メイン]明智 影郎 : 「犯人たちの目的は、お金以外にもあるのかも知れませんね」

[メイン]明智 影郎 : ぶつぶつと独り言のように、でも警部補には聞こえるくらいの声でつぶやきます。@

[メイン]小林警部補 : 「っは、くだらねえ」

[メイン]小林警部補 : 君の独り言に

[メイン]小林警部補 : 彼は律儀に返答します

[メイン]小林警部補 : 「金以外に、何の目的で銀行を襲うってんだよ、ああ?」

[メイン]小林警部補 : 「良いか、奴らは素人だ」

[メイン]小林警部補 : 「この通報までの速さが、それを物語ってやがる」

[メイン]小林警部補 : 「そして・・・」

[メイン]小林警部補 : 忌々し気に、彼は銀行を睨みつける

[メイン]小林警部補 : 「素人ってのは、往々にして」

[メイン]小林警部補 : 「仁義ってものを、知らねえ」

[メイン]小林警部補 : 「何が起きるか、分からねえってことだ」

[メイン]小林警部補 : 「あの嬢ちゃんの身が心配なら、余計な事はするなよ、良いな?」@

[メイン]明智 影郎 : 「はい、それは心得ています。」

[メイン]明智 影郎 : (犯人は素人、なのか。前科者って訳でもないらしい。)

[メイン]明智 影郎 : (じゃあ犯人の特徴を知ることが出来れば、通常の方法で特定できるかも知れないな)

[メイン]明智 影郎 : ハンドサインでひかりちゃんに、犯人の情報を調べるようにお願いします。

[メイン]明智 影郎 : 「犯人、どんな人、教えて」

[メイン]明智 影郎 : 「でも気を付けて」@

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 11時12分

[メイン]小林警部補 : マロン銀行内部

[メイン]小林警部補 : 君は、明智から送られてきたサインを読み取る

[メイン]小林警部補 : どうやら、犯人の特徴が知りたいらしい

[メイン]小林警部補 : さて、どうやったものか、と

[メイン]小林警部補 : 頭を悩ませる君の前で

[メイン]小林警部補 : 事態が動き出す

[メイン]銀行強盗A : 「おい!そこのお前!!」

[メイン]銀行強盗A : 先程、花を撃った犯人が叫ぶ

[メイン]銀行強盗A : 彼が叫んでいるのは、君

[メイン]銀行強盗A : ではなく

[メイン]銀行強盗A : 君の後ろに並ぶ行員の一人

[メイン]店長 : 初老の、高級そうなスーツをきっちり着こなした男性だ

[メイン]銀行強盗A : 「店の奥に金庫があることは解ってんだ!」

[メイン]銀行強盗A : 「そこまで連れて行け!」

[メイン]銀行強盗A : 強盗は、岩崎のこめかみに銃口を押し当てながら、店長と思しき行員を脅す

[メイン]店長 : 「な、何を言って・・・」

[メイン]店長 : 「そもそも、金庫があったとして、どうやって開けるつもりなのですか?」

[メイン]銀行強盗A : 「グダグダ言ってるんじゃねえ!」

[メイン]銀行強盗A : 「こいつの頭を吹き飛ばされてえのか!」

[メイン]岩崎妙 : 「ッ」

[メイン]岩崎妙 : 乱暴に銃を押し付けられた岩崎が、小さく苦悶の声を漏らす

[メイン]店長 : 「わ、解りました」

[メイン]店長 : 「解りましたから、手荒な事は、どうぞ、ご勘弁を」

[メイン]店長 : 彼は、強盗の指示に従い

[メイン]店長 : 両手をあげて

[メイン]店長 : 銀行の奥へと向っていく

[メイン]店長 : それを追って

[メイン]銀行強盗A : 強盗の一人も、岩崎を人質に取ったまま

[メイン]銀行強盗A : 奥へと消えて行くだろう@

[メイン]神津 光莉 : 「(…犯人の特徴?…目出し帽だから顔はわからないけど…)」

[メイン]神津 光莉 : (男2・不明1・強盗3人・もう少し待って といったサインを視線がそれてるうちに送ります)@

[メイン]銀行強盗A : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗A : 探偵は、助手の元へ辿り着き

[メイン]銀行強盗A : 変則的な捜査が始まる

[メイン]銀行強盗A : 探偵だけでも

[メイン]銀行強盗A : 助手だけでも

[メイン]銀行強盗A : 決して、事件は解決出来ない

[メイン]銀行強盗A : そうであるならば

[メイン]銀行強盗A : 助手と分断された、この状況は

[メイン]銀行強盗A : 或いは、過去最高の

[メイン]銀行強盗A : ピンチなのかも、しれない----

[メイン]銀行強盗A : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗A : といった所で

[メイン]銀行強盗A : 事件発生フェイズは終了で

[メイン]銀行強盗A : 今日はここで切っておきましょう

[メイン]銀行強盗A : お疲れ様でした!

[メイン]明智 影郎 : お疲れ様でしたー

[メイン]銀行強盗A : 次回は調査フェイズから

[メイン]神津 光莉 : お疲れ様でしたー

[メイン]銀行強盗A : なお、このシナリオの調査シーンはちょっと特殊です

[メイン]銀行強盗A : どう特殊なのかは、次回説明しますね

[メイン]銀行強盗A : 今日は、これにて解散で!

[メイン]明智 影郎 : ほほう、楽しみにしておきますー

[メイン]銀行強盗A : んじゃ、私は寝ますねー

[メイン]銀行強盗A : おやすみなさーい

[メイン]明智 影郎 : はーい。おやすみなさーい!

[メイン]神津 光莉 : おやすみなさいませー

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : それではフタリソウサ

[メイン]トクメー@GM : 再開していきましょう

[メイン]トクメー@GM : よろしくお願いしまーす

[メイン]明智 影郎 : よろしくお願いします!

[メイン]神津 光莉 : よろしくおねがいします!

[メイン]トクメー@GM : 前回のあらすじ

[メイン]トクメー@GM : 通信確立

[メイン]トクメー@GM : では、今回はその続きから

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 11時14分

[メイン]トクメー@GM : 明智からの指示を受け取った君であったが

[メイン]トクメー@GM : 銀行内の状況は

[メイン]トクメー@GM : 強盗により、俄に動き出していた

[メイン]トクメー@GM : 金庫へ向かうと奥に引っ込んでいったのは、3人居る強盗の内の一人

[メイン]トクメー@GM : 今でも、ここには2人の強盗が残っている

[メイン]トクメー@GM : それでも、多少、動きやすくなったのは、間違いないだろう

[メイン]トクメー@GM : @

[メイン]神津 光莉 : 「(差し入れ、飲み物いらない、のサインを)」@

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 同時刻

[メイン]トクメー@GM : マロン銀行本店前

[メイン]トクメー@GM : @

[メイン]明智 影郎 : 「ようやく犯人からの要求か? ……いやそれにしては”飲み物要らない”が不自然だな」あごに手を当てて思案。

[メイン]明智 影郎 : 「そうか、顔を確認しようとしてくれているんだ。ありがとう、光莉ちゃん。」

[メイン]明智 影郎 : 小林警部補に、食べ物の差し入れと飲み物は付けないように依頼をします@

[メイン]小林警部補 : 「あ”?」

[メイン]小林警部補 : 「なんで、そんな事しなきゃならねえんだよ」

[メイン]小林警部補 : 「干上がらせとけ、クソ共なんざな」@

[メイン]明智 影郎 : 「マスクをしている犯人の顔を確認したいんです。パンやハンバーガーなどかぶり付くものだとありがたいです。」

[メイン]明智 影郎 : 「あと、飲み物は付けないでください。行内の接客用のお茶を相手に浴びせる事ができれば、マスクを外さざるを得ない状況に持っていけるかも。」@

[メイン]小林警部補 : 「顔なんざ確認した所で、身元の確認なんて、すぐには・・・いや」

[メイン]小林警部補 : 君の顔を睨みつけます

[メイン]小林警部補 : 「ッチ」

[メイン]小林警部補 : 「解った、用意させる」

[メイン]小林警部補 : 「おい、コンビニ行って、パン買ってこい」

[メイン]小林警部補 : カツアゲしてるのかな?という口調で、近くにいた警官に、金を持たせて、コンビニに走らせます

[メイン]小林警部補 : すぐに、この場に、パンがやってくるでしょう

[メイン]小林警部補 : 「これを届ければ良いんだな?」

[メイン]小林警部補 : 「言っておくが、俺は、奴らの暴走を防ぐために、すぐに出るぞ」

[メイン]小林警部補 : 「面の確認は、俺に期待するなよ」@

[メイン]明智 影郎 : 「はい、ご対応ありがとうございます」

[メイン]明智 影郎 : 「仰る通り、なるべく犯人を刺激するのは避けたいと思います。」

[メイン]明智 影郎 : 「確認はウチの助手や防犯カメラにお願いしましょう」@

[メイン]小林警部補 : 彼は、頷くと

[メイン]小林警部補 : 「オラ!道開けろ!」

[メイン]小林警部補 : と、警官隊の包囲を割って、銀行内へと入っていきます

[メイン]小林警部補 : @

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 11時24分

[メイン]小林警部補 : マロン銀行 受付

[メイン]小林警部補 : 強盗達が、銃を構える中

[メイン]小林警部補 : 咥えタバコで、懐に片手を突っ込んだまま

[メイン]小林警部補 : 明らかに気質じゃない刑事が、中へ入ってくる

[メイン]小林警部補 : 「喜べ、クソども、餌の時間だ」

[メイン]小林警部補 : 彼は、ニコリともせずに、手に持ったパンを強盗達に差し出します

[メイン]銀行強盗B : 「く、クソ共・・・餌・・・」

[メイン]銀行強盗B : いきなりの罵倒に、言葉を失っている強盗を後目に

[メイン]小林警部補 : 彼は、人質達にも手際よくパンを配っていくでしょう

[メイン]小林警部補 : @

[メイン]神津 光莉 : 「あ、ありがとうございます。…(後はこのパンを食べるとき強盗がマスクを外してくれれば…!!)」@

[メイン]小林警部補 : 彼は、君の肩を一つポンと叩き

[メイン]小林警部補 : 我が家の玄関を潜る位、堂々と銀行内から去っていく

[メイン]銀行強盗B : 「なんだったんだ・・・あいつ・・・」

[メイン]銀行強盗C : 「・・・」

[メイン]銀行強盗B : 「まあ、いいか」

[メイン]銀行強盗B : 「腹が減っていたのは、間違いねえ」

[メイン]銀行強盗B : そう言葉にして

[メイン]銀行強盗B : 強盗Bは

[メイン]銀行強盗B : ガバッと

[メイン]銀行強盗B : マスクを引き上げ

[メイン]銀行強盗B : 口を露出して、パンにかぶりつきます

[メイン]銀行強盗B : 口元は見えますが

[メイン]銀行強盗B : そこに、特に特徴は無いでしょう

[メイン]銀行強盗B : ガックリと脱力する君

[メイン]銀行強盗B : だが

[メイン]銀行強盗B : 「おい、お前も食っとけよ」

[メイン]銀行強盗C : 「・・・」

[メイン]銀行強盗C : Cは、少し悩んだ様子を見せると

[メイン]銀行強盗C : 頷き

[メイン]銀行強盗C : 被っていたガスマスクを外し

[メイン]銀行強盗C : パンを口に入れる

[メイン]銀行強盗C : その際

[メイン]銀行強盗C : 彼の顔が確認出来る

[メイン]銀行強盗C : かなり厳つい、筋肉質な顔つき

[メイン]銀行強盗C : そして

[メイン]銀行強盗C : その額には

[メイン]銀行強盗C : 目立つ、傷がある@

[メイン]神津 光莉 : 「…!!(やったわ!お茶の強行手段に入る前に特徴を見つけられた!!)」内心喜びつつなんとか顔に出さないようにパンをかじってます@

[メイン]銀行強盗C : 彼は、素早くパンを口に突っ込むと

[メイン]銀行強盗C : すぐにマスクを被り直す

[メイン]銀行強盗B : 「さーて、腹もくちたし」

[メイン]銀行強盗B : 「元気に、強盗の続きと行こうや」

[メイン]銀行強盗B : 「俺たちの目的のためにな」@

[メイン]神津 光莉 : 「(後は影ちゃんに特徴を伝えて…目的?お金だけじゃ…ないのかな…)」@

[メイン]銀行強盗B : 彼らは、再び、銃を構えて

[メイン]銀行強盗B : パンを食べる君たちを見張る

[メイン]銀行強盗B : 君たちがパンを食べる事を、抑止するつもりは特に無いようだ@

[メイン]神津 光莉 : 「(…あたしたちは人質。変な動きをしない限りは手は出さないように…ってところかしら?)」と考えつつ強盗の視線がそれるタイミングをうかがっています@

[メイン]銀行強盗B : 強盗達は、2人で君たち全員を見ているため、視線が逸れるタイミングは、自然と生まれるでしょう@

[メイン]神津 光莉 : それたタイミングを見計らって「(強盗、額、傷)」の合図を送ります@

[メイン]銀行強盗B : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗B : 11時32分

[メイン]銀行強盗B : マロン銀行前

[メイン]小林警部補 : 小林警部補は、行内から戻った足で

[メイン]小林警部補 : 自腹を切って買ったパンを、警官達に配り

[メイン]小林警部補 : そのまま、明智の隣で、タバコを咥えて立っている@

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補、ご対応ありがとうございます」

[メイン]明智 影郎 : 「お陰でウチの助手から情報が入りました」

[メイン]明智 影郎 : 「この支店の預金者もしくは取引先の中に『額に特徴的な傷のある人物』がいないか調べて頂けないでしょうか?」@

[メイン]小林警部補 : 「・・・」

[メイン]小林警部補 : 「構わんが、時間が掛かるぞ」

[メイン]小林警部補 : 「その間に、事件がどう動くかなんざ、解らん」

[メイン]小林警部補 : 「・・・お前が出来る事は、本当に、それだけか?」

[メイン]小林警部補 : 小林警部補の、射る様な視線が君を貫く

[メイン]小林警部補 : 実際、君の灰色の脳細胞は

[メイン]小林警部補 : 何かを訴えている

[メイン]小林警部補 : だが、その閃きを掴むための、何か

[メイン]小林警部補 : 後一つの、取っ掛かりが足りていない様に、本能的に感じる@

[メイン]明智 影郎 : 警部補の射るような視線に戸惑いを覚える。

[メイン]明智 影郎 : (何だ……いったい何が足りないと言うんだ……)

[メイン]明智 影郎 : 俯く彼は自分がいつの間にか爪をかじっていることに気が付かないまま、思考の淵に意識を沈めていく……。@

[メイン]小林警部補 : 必要な取っ掛かりが何なのか、解らない

[メイン]小林警部補 : ただ、それは、必ず、銀行内

[メイン]小林警部補 : 犯人たちが持っているはずだ

[メイン]小林警部補 : 今、助手が持っている情報

[メイン]小林警部補 : それを片っ端から教えて貰う必要があるだろう@

[メイン]明智 影郎 : 「さて、チェスであればこの状況はオープニング。」

[メイン]明智 影郎 : 「今すべきことは、駒を展開する。中央を支配する。キングの安全を確保する。弱いポーンができないようにする。ピース同士を連携させる。…うんぬんかんぬん」と独り言を呟いています。 <異常な癖@

[メイン]小林警部補 : 気持ち悪いな、こいつ

[メイン]小林警部補 : という目で見てます@

[メイン]明智 影郎 : 「うん、決まった。じゃあボクが一番信頼している助手という駒を展開しよう」

[メイン]明智 影郎 : 光莉ちゃんにサインで通信

[メイン]明智 影郎 : 「できる限り犯人たちの見た目についての情報が欲しい。」 <【外見】

[メイン]明智 影郎 : 「でも、くれぐれも無理はしないで気を付けてね」<【防御】@

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 11時36分

[メイン]小林警部補 : マロン銀行窓口

[メイン]小林警部補 : @

[メイン]神津 光莉 : 「…!!(影ちゃんからのサイン…!見た目…そっか、傷以外にも別の特徴が何かあるかも!)」@

[メイン]小林警部補 : 強盗たちの特徴を見極めようとする君

[メイン]小林警部補 : だが

[メイン]小林警部補 : よくよく考えると、特徴の殆どが、意図的に隠されており、良く解らない

[メイン]小林警部補 : 困った君の脳裏に

[メイン]毛利誠 : 行きつけの美容院の、カリスマ美容師

[メイン]毛利誠 : 毛利誠の言葉が浮かんでくる

[メイン]毛利誠 : 『ん?どうやってお客さん全員の名前覚えてるかって?』

[メイン]毛利誠 : 『勿論、それは、僕が天才カリスマ美容師だからさ!』

[メイン]毛利誠 : 『え?ダメ?』

[メイン]毛利誠 : 『うーん、そうだね』

[メイン]毛利誠 : 『ちょっとしたコツなんだけど』

[メイン]毛利誠 : 『外見の特徴と合わせて覚えるのはあるかな』

[メイン]毛利誠 : 『中肉中背で特徴が無い人も居るって?』

[メイン]毛利誠 : 『そういう時はね、服装の傾向を捉えるんだよ』

[メイン]毛利誠 : 『服って言うのは、絶対に、個性が出るからね』

[メイン]毛利誠 : 『神津ちゃんを、どうやって覚えてるかって?』

[メイン]毛利誠 : 『そりゃ、おっぱ----』

[メイン]毛利誠 : 最後に、余計なことを思い出しかけ

[メイン]毛利誠 : 君の意識は、行内へと戻ってくる@

[メイン]神津 光莉 : 「(…ちょっと殺意を思い出しかけたわ。危ない危ない。…そうね…服装。服装に特徴が出るって言ってたわね…」@

[メイン]毛利誠 : 君は改めて、犯人達の格好を見る

[メイン]銀行強盗B : そして、ふと気がつく

[メイン]銀行強盗B : 一人の、目出し帽は、それなりに入手手段があるだろう

[メイン]銀行強盗C : だが、もう一人の方は?

[メイン]銀行強盗C : 良く見れば、あのガスマスクは、イミテーションとは思えない程、良く出来ている

[メイン]銀行強盗C : 軍の払い下げ品

[メイン]銀行強盗C : 或いは、そうでなかったとしても

[メイン]銀行強盗C : 本格的なメーカーが作った模造品だろう

[メイン]銀行強盗C : そんなものを、態々、強盗をするために、仕入れるだろうか?@

[メイン]神津 光莉 : 「(…ガスマスク。よくよく考えれば…強盗用にこんなに良さそうなものをいちいち入手する必要があるのかしら?普段からガスマスクを使うような人…?」

[メイン]神津 光莉 : 強盗が見てない隙に「ガスマスク、本物or高級」とサイン@

[メイン]銀行強盗C : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗C : 11時38分

[メイン]銀行強盗C : マロン銀行前@

[メイン]明智 影郎 : 「おっ、なるほど。犯人の特徴はガスマスク……それも、本物もしくは相当本格的な物の様だな。」

[メイン]明智 影郎 : 「犯人はミリタリーマニア?もしくはミリタリー用品の関連企業?……」

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補、これで調査範囲を絞り込めませんか?」@

[メイン]銀行強盗C : そう、言葉にした君の脳裏に

[メイン]銀行強盗C : 走るのは、一つの光景

[メイン]銀行強盗C : それは、君が、神津に連れ出され

[メイン]銀行強盗C : 街を歩いていた時の、何気無い、日常の一幕

[メイン]銀行強盗C : 君は

[メイン]銀行強盗C : すれ違っている

[メイン]銀行強盗C : 額に傷を持つ、男と

[メイン]銀行強盗C : 彼が出てきた、会社の社名

[メイン]銀行強盗C : それは---@

[メイン]明智 影郎 : (ありがとう、光莉ちゃん。キミに連れて行かれた、いや連れて行ってもらったお陰で、大事なことを思い出せたよ)少し苦笑い

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補、先ほどの調査対象の中に『イエロータクティクス社の西島一郎』がいないか、調べてもらえませんか?」

[メイン]明智 影郎 : 「イエロータクティクス社はモデルガンの改造を生業にしている会社です」@

[メイン]小林警部補 : 「なんで、そこまで絞り込める」

[メイン]小林警部補 : 「とは聞かねえよ」

[メイン]小林警部補 : 「お手柄だ、良くやったな」

[メイン]小林警部補 : 彼は、ニヤリと笑い

[メイン]小林警部補 : 「待ってろ、そこまで絞れれば、すぐに調べが付く」

[メイン]小林警部補 : 彼は、周囲の警官を伴い、慌ただしく去っていき

[メイン]小林警部補 : 10分程で、戻ってきて

[メイン]小林警部補 : 君に、一枚の紙を渡す

[メイン]小林警部補 : 「これが、イエロータクティクス社に所属している」

[メイン]小林警部補 : 「いや」

[メイン]小林警部補 : 「所属していた、元従業員の名簿だ」

[メイン]小林警部補 : そこには、10名程の名前が書かれている@

[メイン]明智 影郎 : 「所属していた……過去形、ですか。」

[メイン]明智 影郎 : 「しかも元従業員という事は、退職している、もしくは会社自体が倒産でもしたのでしょうか?」@

[メイン]小林警部補 : 「後者だ」

[メイン]小林警部補 : 「もう、イエロータクティクスという会社は存在しねえ」@

[メイン]明智 影郎 : 「ふむ、倒産した会社の社員が銀行強盗……。」

[メイン]明智 影郎 : 「これは単なるお金目当てというより『復讐』の線も考慮に入れる必要がありそうですね」@

[メイン]小林警部補 : 「そんな事は後で考えりゃ良い」

[メイン]小林警部補 : 「今は、人質を全員、無事に救出する事が急務だ」

[メイン]小林警部補 : 「どうだ、この情報で、何か、その役に立つか?」@

[メイン]明智 影郎 : 「すみません、つい背後関係を考えてしまいました。確かに人命優先ですね。」

[メイン]明智 影郎 : 「もしかすると共犯者も同じ会社の社員の可能性があります。」

[メイン]明智 影郎 : 「元社員名簿の中から年恰好の近い人物をピックアップして、助手に特徴を伝えれば、照合が可能かもしれません」@

[メイン]小林警部補 : 「となると・・・この5人だな」

[メイン]小林警部補 : 彼は、リストに線を入れていき

[メイン]小林警部補 : 5人の名前が残る

[メイン]小林警部補 : 「この辺りが、正体が割れた西島の同年代だ」

[メイン]小林警部補 : 「他の連中は、年が行き過ぎてる」

[メイン]小林警部補 : 「これ以上絞るなら、嬢ちゃんにもっと情報をよこさせろ」@

[メイン]明智 影郎 : 「承知しました。もうひと頑張りしてもらうことにしましょう」

[メイン]明智 影郎 : 光莉に向かってサインを送ります。

[メイン]明智 影郎 : 「さっきの情報はありがとう。お陰で一人の身元が分かったよ」

[メイン]明智 影郎 : 「残りの犯人たちの情報をもう少し探って欲しい」@

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 11時50分

[メイン]小林警部補 : マロン銀行窓口@

[メイン]神津 光莉 : 「(一人わかった…さすが影ちゃんね!!)」と内心喜びつつ、他二人をどうしようか模索中…@

[メイン]神津 光莉 : 「…(もっとじっくり見るしかないかしら。そういえば…体型とか、あまり気にしてなかったような…?)」@

[メイン]毛利誠 : 君の脳裏に

[メイン]毛利誠 : 再び、毛利の顔が浮かぶ

[メイン]毛利誠 : 『その人に相応しい髪型を決める時はね』

[メイン]毛利誠 : 『色々な要素があるけど、やっぱり、体型の要素が欠かせないんだ』

[メイン]毛利誠 : 『神津ちゃんの髪を切る時は、その綺麗な鎖骨からうなじへのラインを、如何に際立たせるかが重要で---』

[メイン]毛利誠 : だが、思い出すのは、セクハラ紛いの言動

[メイン]毛利誠 : 脳裏で延々と繰り返される、君の鎖骨への異様な拘りに

[メイン]毛利誠 : 何故、君は、こいつと懇意にしているのだろう?

[メイン]毛利誠 : 何故、こいつは逮捕されないのだろう?

[メイン]毛利誠 : と、怒りにも似た疑問が沸いてくる

[メイン]毛利誠 : このまま回想を続けても不快になるだけなのではないか

[メイン]毛利誠 : そんな思いが、君を支配し始める@

[メイン]神津 光莉 : 「……体系…体型…。うなじと鎖骨は今関係ない…(イライラぶつぶつ」@

[メイン]毛利誠 : 君は、怒りを押さえ

[メイン]毛利誠 : 明智のため、回想を続けていく

[メイン]毛利誠 : すると

[メイン]毛利誠 : 『え?もっと一般的な話?』

[メイン]毛利誠 : 『正直、ピンと来ない一般客の話とか、どうでも良いんだけどなぁ』

[メイン]毛利誠 : 『まあ、そういう時は、筋肉量と身長を見るかな』

[メイン]毛利誠 : 『骨格もあるんだけど、そっちの話はややこしいから、その2つだけ押さえておけば、大体なんとかなるよ』

[メイン]毛利誠 : 『それより、今は、神津ちゃんのうな---』

[メイン]毛利誠 : 必要な情報を手に入れた君は

[メイン]毛利誠 : 回想をシャットアウトするだろう@

[メイン]神津 光莉 : 「筋肉量と身長…。バランスって大事よね。あたしももう少し鍛えようかしら…(などといいつつ強盗を一人見つめて」@

[メイン]銀行強盗B : 一人は、細身だ

[メイン]銀行強盗B : それほど、鍛えているようには見えない

[メイン]銀行強盗B : 身長はかなり高い

[メイン]銀行強盗B : ひょろ長いと評して良いだろう

[メイン]銀行強盗A : 記憶を辿り

[メイン]銀行強盗A : 奥へと引っ込んだ一人は

[メイン]銀行強盗A : かなりの筋肉量があった

[メイン]銀行強盗A : それは、老婆とはいえ、人一人を咄嗟に受け止め小動もしていない事が証明している

[メイン]銀行強盗A : そして、身長もかなり高い

[メイン]銀行強盗A : @

[メイン]神津 光莉 : 「…どっちも背は高いわね。体系は真逆…どちらかわかるかしら。」

[メイン]神津 光莉 : 強盗の目を盗んで「ひょろ長い&超筋肉質、どっちも背が高い」とサイン@

[メイン]銀行強盗A : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗A : 11時58分

[メイン]銀行強盗A : マロン銀行前@

[メイン]明智 影郎 : 「なるほど!でかした光莉ちゃん。その特徴に該当する人物は、さっきの5人の中だと……」

[メイン]小林警部補 : 「こいつと、こいつだ」

[メイン]小林警部補 : 彼は、2つの名前に丸をする

[メイン]小林警部補 : 「中々どうして、特徴を捉えるのが上手い嬢ちゃんだ」

[メイン]小林警部補 : 「素人とは思えん」

[メイン]小林警部補 : 「てめえの助手にしておくには勿体無いな」@

[メイン]明智 影郎 : 「そ、そうですね……」微苦笑

[メイン]明智 影郎 : (確かに、あんな危険な状況で光莉ちゃんは冷静に状況を報告してくれている)

[メイン]明智 影郎 : (それに比べてボクは何だ。こんな安全なところから遠巻きに指図しているだけじゃないか)

[メイン]明智 影郎 : (こんなの、悪事の裏で糸を引いている『あの人』のやっている事と何も変わらないじゃないか)

[メイン]明智 影郎 : (やっぱりボクはダメなんだ……ぶつぶつぶつ)@

[メイン]小林警部補 : 「一言喋っただけだろうが・・・」

[メイン]小林警部補 : 「それが、なんでこう、落ち込めるんだ・・・?」

[メイン]小林警部補 : 「クソ面倒くせえ・・・」

[メイン]小林警部補 : 君の態度に、心底辟易しているのか

[メイン]小林警部補 : 先程少し上がった好感度が、メキメキと下がっているのを感じます

[メイン]小林警部補 : 「まあ、良い」

[メイン]小林警部補 : 「双葉修一に、三隈連か」

[メイン]小林警部補 : 「身元が割れた以上、徹底的に洗ってやる」

[メイン]小林警部補 : 「情報が出揃うまで、ちっと待っとけ」@

[メイン]明智 影郎 : 「あ、はい……。よろしくお願いします……。」暗い表情のまま@

[メイン]小林警部補 : 君の態度に

[メイン]小林警部補 : 「ッチ!」

[メイン]小林警部補 : 盛大な舌打ちを一つ浴びせ

[メイン]小林警部補 : 肩を怒らせながら、彼は、下がっていく

[メイン]小林警部補 : 時刻は、丁度12時

[メイン]小林警部補 : ここから事件は

[メイン]小林警部補 : 大きく動き出していく---

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : といった所で

[メイン]小林警部補 : 今日は終了で!

[メイン]小林警部補 : お疲れ様でした!

[メイン]明智 影郎 : はーい、お疲れ様でした!

[メイン]神津 光莉 : はーいお疲れ様でした!!

[メイン]小林警部補 : 次回は7日の22時からで

[メイン]小林警部補 : その後の日程は、月末辺りに決めましょう

[メイン]小林警部補 : では、僕は寝ます!

[メイン]小林警部補 : おやすみなさーい

[メイン]明智 影郎 : おやすみなさーい☆彡

[メイン]神津 光莉 : おやすみですー

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : それでは

[メイン]小林警部補 : フタリソウサ、再開していきましょう

[メイン]小林警部補 : よろしくお願いしまーす

[メイン]明智 影郎 : よろしくお願いします!

[メイン]神津 光莉 : よろしくおねがいしまーす

[メイン]小林警部補 : 前回のあらすじ

[メイン]小林警部補 : 顔バレ

[メイン]小林警部補 : 今回は、捜査フェイズ2巡目から

[メイン]小林警部補 : 余裕減らして

[メイン]小林警部補 : 捜査レベル上昇ですね

[メイン]小林警部補 : では続けて行きましょう

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]明智 影郎 : (このまま光莉ちゃんと分断されたままだとまずいぞ……)

[メイン]明智 影郎 : 焦りが生じ始める@

[メイン]小林警部補 : 時刻は

[メイン]小林警部補 : 丁度12時

[メイン]小林警部補 : 昼を跨ぎ

[メイン]小林警部補 : 関係者達に疲労が溜まり始める頃合いだ

[メイン]小林警部補 : 警察関係者はともかく

[メイン]小林警部補 : 人質と、強盗は、状況に慣れていない

[メイン]小林警部補 : ここから先、事件の危険性は高まっていくだろう

[メイン]小林警部補 : それを象徴するように

[メイン]小林警部補 : 銀行内で、動きがある

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 12時

[メイン]小林警部補 : マロン銀行窓口

[メイン]小林警部補 : 銀行内部で

[メイン]小林警部補 : 周囲の様子を伺っていた、神津は

[メイン]小林警部補 : それに気がつく

[メイン]東堂花 : 「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

[メイン]東堂花 : 最初に撃たれた

[メイン]東堂花 : 東堂花と、名札を付けた女性行員の息が荒く

[メイン]東堂花 : 顔色が、明らかに悪化している

[メイン]東堂花 : 流した血が、確実に彼女の命を脅かしているのだ@

[メイン]神津 光莉 : 「…銀行員さん…!!あ、あの…大丈夫、ですか…?」@

[メイン]東堂花 : 君の呼びかけにも

[メイン]東堂花 : 彼女は答えない

[メイン]東堂花 : 答えられない、と言った方が正確だろうか

[メイン]東堂花 : その目は、明らかに焦点があっていない

[メイン]東堂花 : 君を認識しているかすら、怪しい有様なのだから@

[メイン]神津 光莉 : 「…!!あ、あの強盗さん…!!銀行員さんが明らかに様子がおかしいんです!!このままだと…やばそう…なので彼女を救急車に運ぶこと出来ませんか…!?」@

[メイン]銀行強盗B : 「動くんじゃねえ!!」

[メイン]銀行強盗B : 急に動いた君に反応し

[メイン]銀行強盗B : 強盗が、その銃口を君に向ける@

[メイン]神津 光莉 : 「ひっ…わ、わかってます…でも…彼女を助けてあげられませんか…?」手をあげつつも、銀行員を助けようと懇願@

[メイン]銀行強盗B : 「う、五月蝿え!黙ってろ!」

[メイン]銀行強盗B : 「じゃないと・・・」

[メイン]銀行強盗B : 強盗は、銃の引き金に指を掛ける

[メイン]銀行強盗B : だが

[メイン]銀行強盗B : その指は、酷く震えている

[メイン]銀行強盗B : まるで、君を撃つ事を躊躇っているかのようだ

[メイン]銀行強盗C : その様子を

[メイン]銀行強盗C : 「・・・」

[メイン]銀行強盗C : もう一人の強盗は、見つめている

[メイン]銀行強盗C : 自らは、銃を構える素振りすら、見せていない

[メイン]銀行強盗C : そして

[メイン]銀行強盗B : 「・・・ッチ!!」

[メイン]銀行強盗B : 強盗は、銃を下ろし

[メイン]銀行強盗B : ズカズカと君に近づくと

[メイン]銀行強盗B : 「黙って座ってろ!!」

[メイン]銀行強盗B : 君の肩を乱暴に押し、君に尻もちを付かせる@

[メイン]神津 光莉 : 「…そこの女性の命が…危ないと思うんです、だから…!!きゃっ…!!(強引に座らせられ)(どういうこと?銃を撃たないなんて…うたないじゃなくて…撃てない…?)」@

[メイン]銀行強盗B : 君は、強盗達の動きに、強い違和感を感じるものの

[メイン]銀行強盗B : それが、何故起きているのかは、解らない

[メイン]銀行強盗B : でも、それは問題にはならないだろう

[メイン]銀行強盗B : 何故なら・・・@

[メイン]神津 光莉 : 「…(と、とりあえず一発目は本物だったけど…あとの二人は…もしかして…?影ちゃんに違和感を…教えないと…あと行員さんの状態も…!!」@

[メイン]銀行強盗B : 君は、急ぎ

[メイン]銀行強盗B : サインを外へと送る

[メイン]銀行強盗B : だが

[メイン]銀行強盗B : 気持ちの浮つきがあったのだろう

[メイン]銀行強盗B : 「おい、お前・・・」

[メイン]銀行強盗B : 「今、何をした?」

[メイン]銀行強盗B : それを、強盗に、見咎められてしまう@

[メイン]銀行強盗B : ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]銀行強盗B : 12時6分

[メイン]銀行強盗B : マロン銀行前@

[メイン]明智 影郎 : 「……!?」

[メイン]明智 影郎 : 光莉ちゃんからのサインを読み取った直後、彼女の身に危険が迫っている様子を目撃してしまう!

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補、助手からサイン!」

[メイン]明智 影郎 : 「どうやら『殺傷力のある改造モデルガンは一挺しか無い』ようです。」

[メイン]明智 影郎 : 「そして怪我をした女子行員さんの容態も危険そうです。」

[メイン]明智 影郎 : 「あっ!光莉ちゃん!!!」警察車両の上から身を乗り出し、落ちそうになります@

[メイン]小林警部補 : 「何だか知らねえが、落ち着け」

[メイン]小林警部補 : 警察車両の上から落ちそうになっている君を片手で引き上げ

[メイン]小林警部補 : 「今の情報、確かなんだな?」

[メイン]小林警部補 : 彼は、君に尋ねるでしょう@

[メイン]明智 影郎 : 「もちろんです!光莉ちゃ……ウチの助手が命懸けで送ってくれた情報です。信じて下さい。」真剣な目で@

[メイン]小林警部補 : 「・・・」

[メイン]小林警部補 : 彼は瞑目し

[メイン]小林警部補 : 頷く

[メイン]小林警部補 : 「解った」

[メイン]小林警部補 : 「その情報が正しいものとして、警官隊は動かす」

[メイン]小林警部補 : 「だけどな、それでも、状況は変わらねえ」

[メイン]小林警部補 : 「一挺とは言え、殺傷力がある銃が残っている以上、俺たちは動けん」@

[メイン]明智 影郎 : 「……その一挺さえ何とか出来れば、状況は動くんだけど……。」必死で考え込みます。

[メイン]明智 影郎 : 「いや、でも光莉ちゃんの身に危険が及ぶのは避けたい。」

[メイン]明智 影郎 : 「とは言え外からどうこうできる状況じゃない。……くっ、何もできない自分が情けない……」頭を抱えます@

[メイン]小林警部補 : 「・・・お前の推理」

[メイン]小林警部補 : 「嬢ちゃんには伝えたのか?」@

[メイン]明智 影郎 : 「いえ、まだです。それを伝えてしまうと彼女が無茶をしないかと思って……。」@

[メイン]小林警部補 : 「馬鹿野郎!!」

[メイン]小林警部補 : 小林警部補は、君を怒鳴りつける

[メイン]小林警部補 : 「てめえは、嬢ちゃんの事を信じるだ何だとほざいておきながら」

[メイン]小林警部補 : 「この期に及んで、何を躊躇ってやがる!」

[メイン]小林警部補 : 「それは、嬢ちゃんへの冒涜じゃねえのか?違うか!?」@

[メイン]明智 影郎 : 「はっ!」伏せていた顔を上げます。

[メイン]明智 影郎 : 「すみません、その通りです!まったくボクはどうかしていた。」

[メイン]明智 影郎 : 「ボクは自分の事は信じられないけど、助手の…光莉ちゃんの事は100%信頼しています!」

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補、ありがとうございます!彼女に伝えてみます。」@

[メイン]小林警部補 : 「そうしろ」

[メイン]小林警部補 : 彼は頷くと

[メイン]小林警部補 : 「警官隊、全員突入準備だ!」

[メイン]小林警部補 : 「こいつの合図に合わせて一斉に動くぞ」

[メイン]小林警部補 : 「遅れた奴は、減給を覚悟しておけ!」

[メイン]小林警部補 : 警官隊をまとめ始める@

[メイン]明智 影郎 : (ふぅーーーーー)深呼吸。

[メイン]明智 影郎 : 光莉ちゃんに向かってサインを送ります。

[メイン]明智 影郎 : 「今から警官隊が突入する。光莉ちゃんは本物の拳銃だけを押さえて。他の事は考えなくていい。」

[メイン]明智 影郎 : 「今から合図を送るよ。3・・・2・・・」警官隊にも指折りカウントダウンの合図をしつつ。

[メイン]明智 影郎 : 「1・・・0、今だっ!」祈るように必死で合図を送りました@

[メイン]小林警部補 : ーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]小林警部補 : 同時刻

[メイン]小林警部補 : マロン銀行窓口

[メイン]銀行強盗B : 「何をしてたかって聞いてんだよ、答えろ!!」

[メイン]銀行強盗B : 強盗の怒りの声が、君に向けられている@

[メイン]神津 光莉 : 「そ、外のほうをちょっと見てただけよ…!!(嘘はいってないわ、救援は送ってたけど!!」@

[メイン]銀行強盗B : 「嘘を吐くんじゃねえ!」

[メイン]銀行強盗B : 「明らかに、何かサインを出してただろうが!」

[メイン]銀行強盗B : 「てめえ、サツの回しものか!?」

[メイン]銀行強盗B : 怒鳴る強盗の後ろ

[メイン]銀行強盗B : 窓越しに、明智の姿が見える

[メイン]銀行強盗B : 彼は

[メイン]銀行強盗B : 何か、サインを送っている@

[メイン]神津 光莉 : 「ただの女子高生よ!!警察じゃないに決まってるじゃない…!(そしてうっすら見えたサインを確認し)(影ちゃん!!ええと…そのサインだと…。なるほど、今しゃべってる強盗の銃は偽物ってことなのね。」@

[メイン]銀行強盗B : 君は、彼のサインを確認し

[メイン]銀行強盗B : そう判断する

[メイン]銀行強盗B : だが

[メイン]銀行強盗B : 頭の隅で何かが引っかかる

[メイン]銀行強盗B : この違和感は何だ?

[メイン]銀行強盗B : それを探り思い出す

[メイン]銀行強盗A : 花を撃った強盗

[メイン]銀行強盗A : 彼が持っていた銃が、殺傷力を持つ事は間違いない

[メイン]銀行強盗A : そして

[メイン]銀行強盗A : 彼は、金庫へと向かう直前

[メイン]銀行強盗B : 眼の前の強盗と、銃を入れ替えている

[メイン]銀行強盗B : 不自然な動作だとは思ったが、状況は変わらないため、捨て置いていたが

[メイン]銀行強盗B : 今なら、その意味が解る

[メイン]銀行強盗B : 彼らは、危惧していたのだ

[メイン]銀行強盗B : 人質の反乱を

[メイン]銀行強盗B : ということは、つまり

[メイン]銀行強盗B : 今、君に向けられている銃は

[メイン]銀行強盗B : 本物だ@

[メイン]神津 光莉 : 「(…いや違う!!さっき入れ替えていた…さっき撃たなかったのはなぜだかわからないけど…これは本物!!」@

[メイン]銀行強盗B : 「警察じゃねえなら、なんでサインなんて送れる!!」

[メイン]銀行強盗B : 「舐めやがって・・・!」

[メイン]銀行強盗B : 「警察なら、一般人じゃねえ」

[メイン]銀行強盗B : 「やってやる」

[メイン]銀行強盗B : 暗い決意の色を、瞳に宿らせ

[メイン]銀行強盗B : 彼は、引き金に指を掛ける@

[メイン]神津 光莉 : 「…(…落ち着くのよ光莉。そろそろ警察が突入してくる…その時この銃を取り押さえればいいの…大丈夫、あたしなら…やれる!!否、やるしかないの!!」@

[メイン]神津 光莉 : 「…!!させない!!(強盗が引き金に手を掛けた。判断は…撃たれる前に動くしかない!!)」強盗のほうに向かっていく。@

[メイン]銀行強盗B : 正面から向ってくる君に

[メイン]銀行強盗B : 「ッ」

[メイン]銀行強盗B : 強盗は咄嗟に反応する

[メイン]銀行強盗B : 反応してしまう

[メイン]銀行強盗B : それは防衛本能だったのだろう

[メイン]銀行強盗B : 震える指に力を込め

[メイン]銀行強盗B : 引き金が引かれる

[メイン]銀行強盗B : パァン!!

[メイン]銀行強盗B : 乾いた、発砲音

[メイン]銀行強盗B : それは、君に死を覚悟するのに十分だった@

[メイン]神津 光莉 : 「(…無茶…だったの…?あたしじゃ、できなかった…?)」@

[メイン]銀行強盗B : 痛みを覚悟し

[メイン]銀行強盗B : 身構える君の身体に

[メイン]銀行強盗B : それは、何時まで経っても訪れない

[メイン]銀行強盗B : 見れば

[メイン]銀行強盗B : 銃弾は、床に、その痕跡を残している

[メイン]銀行強盗B : 外した?

[メイン]銀行強盗B : 疑問に思った君が、強盗を見れば

[メイン]銀行強盗C : 「・・・潮時だ」

[メイン]銀行強盗C : もう一人の強盗が、銃を横から押さえ

[メイン]銀行強盗C : その射角をずらしている

[メイン]銀行強盗C : @

[メイン]神津 光莉 : 「え…どう…して?貴方は…この人の…仲間じゃなかったの…?」@

[メイン]銀行強盗C : 「・・・」

[メイン]銀行強盗C : 彼は何も答えない

[メイン]銀行強盗B : 「・・・クソ」

[メイン]銀行強盗B : Bは項垂れている

[メイン]銀行強盗B : 今なら、銃を取り上げる事も、可能そうだ@

[メイン]神津 光莉 : 「いろいろ驚いたけど…今がチャンス。…失礼するわね。」Bの持っていた拳銃を取り上げます。@

[メイン]銀行強盗B : 君が銃を取り上げると同時に

[メイン]小林警部補 : 「突入だ!クソッタレ共を取り押さえろ!」

[メイン]小林警部補 : 小林警部補を先頭に、警官隊が銀行内へと雪崩れ込む

[メイン]小林警部補 : 強盗たちは、抵抗する素振りも見せず

[メイン]小林警部補 : 警察達に逮捕されて行く

[メイン]小林警部補 : 時刻

[メイン]小林警部補 : 12時14分

[メイン]小林警部補 : 人質を抱え込み

[メイン]小林警部補 : 長期化すると思われた事件は

[メイン]小林警部補 : 驚異的な速度で解決へと向った

[メイン]小林警部補 : その立役者は・・・@

[メイン]神津 光莉 : 「…影…ちゃん…あたし…あたしね…すごく、怖かった…」@

[メイン]明智 影郎 : 「お手柄だったね。光莉ちゃん。」眩しそうに微笑みかけます@

[メイン]明智 影郎 : 「うん、そうだよね。こんなに手が震えてる。」震える手を両手でつつみ込みます@

[メイン]神津 光莉 : 「ううん。影ちゃんがいなかったら…あたしはきっと何もできなかった…。影ちゃんが支えてくれたから…頑張れたの…。…最後なんか、ほんと、死んじゃうと…思った…」震えつつ、涙目で@

[メイン]明智 影郎 : 「うん、本当によくがんばったね。光莉ちゃんが撃たれそうになった時はボクの心臓も止まるかと思ったよ。」そっとハンカチで光莉の涙を拭います@

[メイン]神津 光莉 : 「…ごめんね影ちゃん…。…そして…ありがとう…」@

[メイン]明智 影郎 : 「いや、謝らなくちゃいけないのはいつだってボクの方だよ。ボクを信じてくれて、ありがとう」ぎこちなく頭を下げます@

[メイン]神津 光莉 : 「あたしは影ちゃんのこと、信じ続けるって決めてるもの。当然よ!…しかし…あの強盗達は結局何が目的だったのかしら…やっぱりお金…?…それと行員さんは…大丈夫、かしら…。」@

[メイン]明智 影郎 : 「確かに、あの強盗達の動きはおかしかった。そうだ、光莉ちゃん以外の人質の皆は無事かな?」@

[メイン]小林警部補 : 突入した警官隊は、人質を保護している

[メイン]小林警部補 : その中には

[メイン]東堂花 : 東堂の姿もある

[メイン]東堂花 : かなり危険そうだが

[メイン]東堂花 : 恐らく、命に別状は無いと、明智には判断出来る

[メイン]東堂花 : @

[メイン]明智 影郎 : 「光莉ちゃん、行員さんの方は、どうやら命には別条無さそうだよ。」

[メイン]明智 影郎 : 「他に人質の方は?」@

[メイン]神津 光莉 : 「そっか…それならよかった…。…ほかの人質…はたぶん撃たれたりしてないから体は大丈夫だと思うけど…心のほうは…」@

[メイン]東堂花 : そう

[メイン]東堂花 : この場には

[メイン]東堂花 : もう一人の人質が居た

[メイン]東堂花 : 強盗に銃を突き付けられ

[メイン]東堂花 : 金庫へと連れて行かれた

[メイン]岩崎妙 : 岩崎という名の老婆が

[メイン]岩崎妙 : 彼女は無事なのだろうか?

[メイン]岩崎妙 : 酷い目にあっていないだろうか?

[メイン]岩崎妙 : 神津が、彼女のメンタルの心配をしていると

[メイン]警官 : 「警部補・・・」

[メイン]警官 : 一人の警官が、銀行の奥から、顔を青くして小林の方へ向かい

[メイン]警官 : その耳元で、何かを囁いている

[メイン]警官 : 普通なら、聞こえるはずが無い、その会話も

[メイン]警官 : 明智の耳ならば、聞き取れる

[メイン]警官 : 「・・・奥で、一人」

[メイン]警官 : 「死体で見つかりました」

[メイン]警官 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]警官 : 事件は終わり

[メイン]警官 : そして、また一つ、新たな謎が生まれる

[メイン]警官 : 君たちは、更に深く

[メイン]警官 : 銀行強盗に隠された

[メイン]警官 : 闇へと潜っていく事となる---

[メイン]警官 : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]警官 : といった所で

[メイン]警官 : 今日は切っておきましょう

[メイン]警官 : お疲れ様でした!

[メイン]明智 影郎 : おおおお

[メイン]警官 : 後で、どの感情を強い感情にするかだけ書いといて下さいな

[メイン]明智 影郎 : お疲れ様でしたー

[メイン]神津 光莉 : お疲れ様でしたー!

[メイン]明智 影郎 : 光莉ちゃん大活躍でしたね

[メイン]警官 : 申し訳ないっすけど、僕、明日早いので、失礼しますね

[メイン]警官 : おやすみなさーい

[メイン]神津 光莉 : はーいありがとうございました!

[メイン]明智 影郎 : はーい、お疲れ様でした!おやすみなさーい

[メイン]神津 光莉 : 増えてく謎…それでは私もこれにて!お疲れ様でした!

[メイン]明智 影郎 : お疲れ様でしたー

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : それでは、フタリソウサ、再開していきましょう

[メイン]トクメー@GM : よろしくお願いしまーす

[メイン]神津 光莉 : よろしくおねがいします!

[メイン]トクメー@GM : 前回のあらすじ

[メイン]トクメー@GM : 新たな謎

[メイン]トクメー@GM : 以上

[メイン]トクメー@GM : それでは、前回のシーンの続きから描写していきましょう

[メイン]トクメー@GM : ーーーーーーーーーーーーーーーー

[メイン]トクメー@GM : 事件解決の後

[メイン]トクメー@GM : 小林警部補から

[メイン]トクメー@GM : いつまで部外者が居座るつもりだ、と追い出された君たちは

[メイン]トクメー@GM : 事務所に戻り、神津の無事を祝いつつ

[メイン]トクメー@GM : 数日を過ごしていた

[メイン]トクメー@GM : 数日間

[メイン]トクメー@GM : 明智は、ニュースソースから目を離した事は無かっただろう

[メイン]トクメー@GM : 強盗事件の最後に聞こえた、警官の報告

[メイン]トクメー@GM : 「奥で死体が見つかった」

[メイン]トクメー@GM : でも、それはあり得ないはずなのだ

[メイン]トクメー@GM : あの場に、殺傷能力のある改造モデルガンは一挺しか存在せず

[メイン]トクメー@GM : それは、神津達に突き付けられていたのだから

[メイン]トクメー@GM : そんな君は

[メイン]トクメー@GM : 遂に、その報道を目にすることになる

[メイン]ニュースキャスター : 「次のニュースです」

[メイン]ニュースキャスター : 「先日の強盗事件について、新たな発表が警察からありました」

[メイン]ニュースキャスター : 「それによると、銀行の奥で、一人の被害者の遺体が見つかったそうです」

[メイン]ニュースキャスター : 「死亡したのは、マロン銀行店長」

[メイン]ニュースキャスター : 「黒山浩司氏」

[メイン]ニュースキャスター : 「保護された、人質への聞き取りと共に」

[メイン]ニュースキャスター : 「逮捕された容疑者へ、余罪の追求をおこなっていくと・・・」@

[メイン]明智 影郎 : 「え、あの時奥で殺人が!?」ビックリすると同時にめちゃくちゃ反省しています。

[メイン]明智 影郎 : まかり間違えば光莉ちゃんの身にも危険が及んでいたかもしれない……。

[メイン]明智 影郎 : 顔面蒼白です@

[メイン]神津 光莉 : そんなニュースが流れていたとは知らず事務所に来て「こんにちは!…って影ちゃん?顔色悪いわよ?」@

[メイン]明智 影郎 : 「あ、光莉ちゃん! ボクの顔色なんてどうでもいいんだよ。」

[メイン]明智 影郎 : 「それより光莉ちゃんは大丈夫? 無理しないで休んでていいのに」

[メイン]明智 影郎 : 心配そうな様子を隠そうともしません@

[メイン]神津 光莉 : 「あたしは平気!銀行強盗の時のことはまだときどき思い出しちゃうけど…大丈夫よ!」@

[メイン]明智 影郎 : 「そ、そうかい? でもくれぐれも無理しちゃ駄目だからね。」

[メイン]明智 影郎 : 少し安堵@

[メイン]神津 光莉 : 「ええ、わかってるわ!…影ちゃんも大丈夫?あたしのせいでひとり反省会とかやってない?」@

[メイン]明智 影郎 : 「ひとり反省会? あ、あぁそれは反省してもしきれないよ。」

[メイン]明智 影郎 : 「何せあの時、銀行の奥で殺人が起きていたらしいからね。」

[メイン]明智 影郎 : 「銀行の店長が殺害されたらしい。」

[メイン]明智 影郎 : 「人質に怪我が無かったのは何よりだけど、光莉ちゃんに危害が加わる恐れがあったかと思うと、自分の不甲斐なさに情けない気持ちでいっぱいになってしまうんだ。」@

[メイン]神津 光莉 : 「反省するのはあたしの方よ。あの時突っ走っていかなければ…だもの。(少ししゅんとしていたが)…え、殺人?そんなことがあったの!?」

[メイン]神津 光莉 : 「店長さんってことは…やっぱりお金狙いの強盗達の犯行なのかしら…?」@

[メイン]明智 影郎 : 「そうだね。殺人というのは早計だったかも知れない。偶発的な事故に近いものだった可能性も十分にあるからね。」

[メイン]明智 影郎 : 「でも僕には気になることがあってね……。確かあの場には殺傷力のある銃は一挺しかなかったはずなんだ。」

[メイン]明智 影郎 : 「店長さんの死因が銃によるものだったのか?なぜ彼は死に至ったのか?」

[メイン]明智 影郎 : 「小林警部補は失礼にもボクらの事を『部外者』と言ってたけど」

[メイン]明智 影郎 : 「ボクらは充分に事件の当事者だ。この謎を解くのに少しばかり頭を働かせても罰は当たらないと思っているんだよ。」@

[メイン]神津 光莉 : 「…そうね。あたしも強盗の裏で何があったかどうか気になるわ。それに…影ちゃんならこの事件の謎、解決できるって信じてる!」@

[メイン]明智 影郎 : 「ありがとう。ボクらでこの事件の謎を解き明かそう。光莉ちゃん、協力してくれるかな?」@

[メイン]神津 光莉 : 「ええ、もちろんよ!」@

[メイン]ニュースキャスター : 君たちは、再び、捜査を開始する

[メイン]ニュースキャスター : 事件の裏

[メイン]ニュースキャスター : その深淵を覗き込むために・・・

[メイン]ニュースキャスター : ーーーーーーーーーーーーーーーーーー